更新日:2025年2月6日
西地域応援団YEEL! vol.37
今回は、地域力向上事業(助成事業)に採択された事業の1つ「伊佐見田んぼアート」に関する記事です。田んぼを彩った稲を刈り取って収穫したもち米を使って、11月3日(日曜日)に行われた伊佐見協働センターまつりで餅投げが行われました。

地域力向上事業「伊佐見田んぼアート」餅投げにて大団円!
vol.35でもお伝えしたとおり、地域力向上事業(助成事業)に採択された「伊佐見田んぼアート」ですが、見事にナウマンゾウの絵が浮かび上がり、ナウマンゾウ命名100周年に花を添えることができました。また、約400kgのもち米を収穫することができ、米作りという面でも大成功という結果になりました。
11月2日(土曜日)の伊佐見協働センターまつり1日目は、収穫されたもち米を使って多くの子供たちが餅つき体験を楽しみました。さらに、250食のお餅が振る舞われ、地域の皆さんがつきたてのお餅に舌鼓を打ちました。
「地域で育てたもち米を楽しむ」というイベントは続きます。翌11月3日(日曜日)の伊佐見協働センターまつり2日目で、収穫したもち米でお餅を作り、餅投げを行いました。西地域内の製菓会社協力のもと、紅白餅が合わせて2,000個用意されました。
餅投げ開始10分前にもかかわらず、体育館ステージ前には200名以上の皆さんが集まりました。かごやビニール袋を持ち、餅投げが始まるのを今か今かと待ちわびています。
開始5分前になり、伊佐見地区コミュニティ協議会の袴田会長から注意事項の説明がありました。
・けがをしないこと
・喧嘩せず譲り合うこと
この2点が本当に大事です。全ての人が気持ちよく終わることができなければ、「伊佐見田んぼアート」が成功したとは言えません。
14時30分。皆さんのカウントダウンと共に、餅投げが始まりました。紅白のお餅が宙を舞い、まるで花吹雪のように地域の皆さんに降り注いでいます。
筆者も餅投げに参加させていただきました。各方面から聞こえてくる「こっちに投げてー!」という声に応えるため、ステージの近くから体育館の端の方まで、バランスよくお餅を投げるよう心掛けました。
2000個用意されたお餅はほんの数分で撒き終えてしまいました。手提げ袋いっぱいのお餅を笑顔で持ち帰る皆さんの姿が印象的でした。
これにて、本年度の「伊佐見田んぼアート」は閉幕です。ナウマンゾウ命名100周年をお祝いし、地域の皆さんに喜んでいただくという目的を果たすことができました。本事業は来年度も実施する予定ですので、今度はどんな絵が田んぼに浮き上がるのか、今から楽しみです。
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