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更新日:2021年2月3日
神久呂地区のお茶の生産について、製茶業を営まれている須山純治さんにお話を伺い、写真を提供していただきました。
【歴史】
三方原に神久呂のお茶の苗をもっていって植えたことから、神久呂のお茶の歴史は古く、須山さんが営まれている須山製茶としてだけでも、5代前(120年)まで遡ることができます。
【茶畑の風景】
神久呂地区にある茶畑の4月下旬の様子です。
【工夫していること】
お茶の種類は「山の茶」、「里の茶」に大別できます。神久呂地区で生産されるお茶は「里の茶」に該当します。
これらのお茶をブレンドすると、双方の特徴が相乗効果をもたらすことが知られています。
須山さんは自家農園で生産された茶葉を出荷することにこだわりをもっているため、「やぶきた」、「あさつゆ」、「さえみどり」といった複数の品種の茶葉をブレンドすることで、香りや風味を整えているそうです。
【茶摘みの風景】
品評会に出すお茶を手摘みしています。
【仕事をしていることの励み】
須山さんは、直接心を込めて生産したお茶をお客さまに届けること、暮らしの中でお茶のある憩いのひとときを提供・提案することを大事にしているそうです。なにより、お客さまの反応を直接感じること、評価され支持されることは何物にも代えがたい心の励みになるとのことでした。
【茶葉を乾燥させている様子】
熱風により茶葉を乾燥させますが、乾燥にばらつきができることで味にムラができないように手でならします。
【生産者からのメッセージ】
「県外に出向き浜松茶として販売をすると、天竜や春野で生産されているものと思われるため、神久呂地区でもお茶が生産されていることをより多くの人に認知してもらいたい。北遠地区に負けないよう頑張ります。」
【茶葉を揉んでいる様子】
昭和30年代から使い続けている小型の茶揉機を使って、品評会用に茶葉を揉んでいます。
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