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更新日:2021年2月3日

【6月】
            さあ、いよいよ田植えの始まりです。
            地域の方から教えていただきながら、稲を数本ずつ束ね、丁寧に植えていきます。
            


田植えは初めてという子どもたちが多く、はじめは悪戦苦闘。
            しかし、次第にコツを掴んで、だんだん上手になっていきました。

【10月】
            待ちに待った、実りの秋。
            あれから稲はぐんぐん生長し、しっかりと育ちました。
            
            鎌の扱いに気を付けながら、稲を刈り取っていきます。収穫を実感する、うれしいひとときです!
            
             

刈った稲は、わらで縛り、トラックへ積み込みました。ご覧のとおり、山盛りです!
            
            この後、学校で2週間ほど干して、乾燥させます。 

干し終わった稲を、いよいよ脱穀するときがきました!
「足踏み脱穀機」という専用の道具を使って、脱穀していきます。
その後、残ったお米はひとつひとつ丁寧に収穫しました。
            
            


田植え、稲刈り、脱穀と、季節を通して行われた、米作り体験。
子どもたちからは、
「こんなに米作りが大変だとは思わなかった」
            「普段の生活では経験できないことで、勉強になった」
            「5年生みんなで協力し合い、たくさんのお米を取れてよかった」
            「これからお米は、一粒残さず食べたい」
            「いつもごはんをありがたく思っていただこうと思う」
などの感想が寄せられました。

また、竹村さんは、
「米作りという農業体験は、他校ではなかなかできない貴重なもの。5年生という成長著しい多感な時期に、実際に田んぼへ入って、泥だらけになり、肌で感じることは、とても大切。」
とお話しいただいた後、
「体験した子どもたちが、小学校を卒業して高校生になっても、このことを覚えていてくれるんですよ。それがうれしくて、励みになっています。」
と笑顔で話してくれました。
学校と地域が一緒になって取り組んでいる、西都台小学校“自慢”のこの伝統行事。
            子どもたちにとって、食や自然のありがたみはもちろん、農家のご苦労を知る機会になるとともに、郷土愛を育むことにもつながっていると感じました。
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