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更新日:2025年3月12日

令和6年度第9回中央区協議会西地域分科会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

3 区長あいさつ

4 議事

<会議録署名人に吉山真知子委員、渥美香由里委員を指名>

( 1 )答申事項 第3号 浜松市立和地幼稚園の閉園について

<片山 幸一 委員からの事前質問とその回答を西行政センター 渡辺 貴史 所長が説明>

(田澤 健司 会長)
それでは、「和地幼稚園の閉園は適切である」との答申案を承認することに賛成の方は挙手をお願いします。

≪出席委員全員が挙手≫

(田澤 健司 会長)
出席委員全員で可ということになりました。
それでは、本件につきまして、答申書(案)の通り、西地域分科会として答申をしたいと思います。

( 2 )協議事項 第24号 浜松市こども計画(案)のパブリック・コメントの実施について

 <こども若者政策課 園田 俊士 課長から、事前質問に対する回答も併せて説明>

(河瀬 俊夫 委員)
配付資料の「浜松市こども計画(案)概要」を読むだけでは、計画内容が分からない部分がありましたので事前質問を行いました。
配付資料は、全体としては簡潔で分かりやすいと思いますが、補足説明があれば、さらに分かりやすくなると感じる部分もあります。もう少し配慮してもらえると助かります。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
ご意見、ありがとうございます。今回の配付資料とは別に、計画本編の概要版を作成することを検討しております。

(中野 幸枝 副会長)
「若者」の定義に関する事前質問の回答に「ポスト青年期」との記載がありますが、この「ポスト青年期」とはどの期間にあたりますか。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
「ポスト青年期」とは30歳から39歳までの期間となります。

(中村 重男 委員)
本当に困っている子供たちは、声を上げることができません。子供たちの考えを推測するのではなく、子供たちの声を否定せずに拾い上げていただければと思います。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
委員がおっしゃる通り、子供たちの意見を聞くことは大変難しいことだと感じております。令和5年4月に施行された「こども基本法」では、「こども施策」の策定・実施にあたり当事者である子供の意見を聞くことを義務付けています。今回の計画策定にあたりましても、子供から意見を聞くためにアンケート調査や聞き取り調査を実施しております。9種類の調査を行い、約9000件の回答をいただいております。
意見を上げにくい子供もおりますので、子供たちの意見を直接聞くだけでなく、子供たちの支援者からも意見を聞いております。引き続き子供たちの意見を拾い上げていきたいと思います。

(村上 ひろみ 委員)
結婚新生活支援事業補助金は、現在もあるのでしょうか。補助金を受け取れる要件も教えてください。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
現在実施している事業であり、今後も継続する事業として計画に記載しております。結婚した夫婦ともに婚姻日における年齢が39歳以下で、世帯所得が500万円未満の世帯を対象に補助金を出しております。

(宮本 一彦 委員)
計画の目標値の妥当性について、どのようにお考えですか。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
目標値は、国の「こども大綱」や市の現状を踏まえて設定しております。「浜松市が子育てしやすくなっていると思う人の割合」を現状の62.2%から70%に引き上げることを全体目標としております。目標値の妥当性については更なる検討をいたします。

(宮本 一彦 委員)
全体目標の目標値は市全体のものでしょうか。また、計画第6章には「区域ごとに『量の見込み』などを定める」という記載がありますが、こちらも市全体のものでしょうか。

(こども若者政策課 園田 俊士 課長)
全体目標の目標値につきまして浜松市全体のものです。
「量の見込み」は、区域を市全体としている事業もあれば区ごとに設定している事業もあります。

(田澤 健司 会長)
パブリック・コメントを議題とする際、「概要版」を読んだ上でもう少し補足説明が欲しいという時には事前質問を活用していただければと思います。
それでは、ほかに意見はないようですので、ただ今出た意見を参考にして進めていただければと思います。

( 3 )協議事項 第25号 令和7年度の区政運営方針における基本方針のたたき台について

<中央区 豊田 周一 副区長から説明>

(中野 幸枝 副会長)
この基本方針は、各地域に当てはまるものなのでしょうか。全体像を示していただければ、私たちも考えやすいのかなと思います。

(中央区 豊田 周一 副区長)
基本方針は中央区全体としてのものとなります。基本方針の下、それぞれの地域の特色を活かし、事業を実施します。少し分かりにくいところがあろうかと思いますので、次回の分科会では、体系図を示しながら説明し、ご協議をいただきたいなと思っております。

5 お知らせ

( 1 )地域力向上事業の募集について

<西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長から説明>

( 2 )令和6年度 区協議会委員研修について

<西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長から説明>

( 3 )区再編にかかる事前質問の回答について

<河瀬 俊夫 委員からの事前質問とその回答を西行政センター 渡辺 貴史 所長が説明>

(河瀬 俊夫 委員)
地区コミュニティ協議会は、現在55地区中6地区でしか設立されておらず、当初の予想よりも少ないのではないかと感じます。コミュニティ担当職員が地域と一体となって活動するようになれば、地区コミュニティ協議会の活用の幅が広がっていくのではなかろうかと思います。

(浜井 卓男 委員)
地域により事情や状況は異なりますから、全ての地域に一律2人のコミュニティ担当職員を配置するというのは、いかにも「お役所的な対応」だと私は思うのです。富塚地区コミュニティ協議会から「協働センター職員を増員する代わりにコミュニティ協議会の活動経費を補助してほしい」という要望が出たという記事を新聞で目にしました。来年度に向けて、本当にコミュニティ担当職員の増員が必要なのか検証してもらいたいと思います。

(田澤 健司 会長)
私の住む入野地区でも12月に地区コミュニティ協議会が設立されました。設立にあたり、会議の実施や規約の策定などコミュニティ担当職員がサポートしてくれました。配属された職員により地域への対応に差が生じるのかもしれません。入野地区コミュニティ協議会の会長である御室委員、いかがですか。

(御室 福二 委員)
入野地区はコミュニティ担当職員が2名おります。非常に優秀な職員で、地域の活動に一生懸命取り組んでいただき、嬉しく思っております。入野地区コミュニティ協議会は、そのようなコミュニティ担当職員と地域団体が一緒になって作り上げたものです。発足した入野地区コミュニティ協議会をより良いものとしていくためにも、今後もコミュニティ担当職員2人の力をお借りしたいと考えております。

(田澤 健司 会長)
コミュニティが成熟している地区と今後コミュニティ活動を活発化させようとしている地区では状況が異なります。コミュニティ担当職員の増員は、コミュニティを成熟させるための支援ではないかと思います。

( 4 )インフルエンザと新型コロナにかかる情報提供について

<中央健康づくりセンター(西) 鈴木 香賀 専門監から説明>

6 地域課題の意見交換

( 1 )多発する集中豪雨災害

(田澤 健司 会長)
中村重男委員、提案趣旨の説明をお願いします。

(中村 重男 委員)
近年、集中豪雨災害が多発しております。能登半島地震後の能登半島での集中豪雨災害もその一つです。地球温暖化の影響は、将来的には海面上昇につながりますが、現在は、集中豪雨という形で顕在化しています。自分たちの住んでいる場所は大雨が降るとどのような影響が出る場所なのかを確認して、対策をとっていただきたいと思い、提案しました。

(田澤 健司 会長)
皆さん、今回の課題について何かご意見がありますでしょうか。

(片山 幸一 委員)
中村委員の提案された地域課題に様々な情報が取り上げられており、私もずいぶん勉強になりました。なかなかスケールの大きい課題ですので、地域の課題として取り扱うためにも、私が行っている自主防災隊の取り組みを紹介したいと思います。
お配りした「資料C」の表面は、毎年度、全戸配布している「砂町自主防災テキスト」の表紙をまとめたものです。「砂町自主防災テキスト」は、地域の避難場所といった基本的な情報を掲載したり、国や県、市が提供している資料を取りまとめたりして作成しております。「資料C」の裏面・左側は、令和5年度に全戸配布した冊子の表紙となります。名古屋大学の福和伸夫名誉教授が監修した「南海トラフ地震 その日が来たら…」という冊子です。気象庁のホームページで見つけ、漫画で非常に分かりやすかったものですから、ダウンロードして印刷し、全戸配布しました。このようなテキストや冊子を使用して、防災訓練を行うなどしています。
「自分の命は自分で守れ」と言われても、「守る」手段が分からなければ、どうしようもありません。「守る」手段を紹介するためにも、テキストなど配布することで情報提供をしています。もっとも、「情報提供したから、それでよし」とは考えておりません。興味を持たれた方が、改めて調べ、正確な知識を身に着けていただけるのではないかとの期待を込めて資料を作成しております。
避難訓練や放水訓練などの防災訓練を実施する必要もありますが、併せて防災教育も必要だと考え、防災活動に取り組んでいます。

(田澤 健司 会長)
防災についての地域課題は、本年度取りまとめた地域課題としても複数提案がありました。改めて防災の地域課題を取り扱う際に、今回の課題も含めて協議を行いたいと思います。

( 2 )JR弁天島駅及び駅周辺の整備

(田澤 健司 会長)
村上ひろみ委員、提案趣旨の説明をお願いします。

(村上 ひろみ 委員)
JR弁天島駅で電車に乗る場合、たとえば送迎レーンでタクシーを降りると、駅の入口までの約200mほとんど雨よけの設置のない歩道を歩く必要があります。駅の入口には3段の階段があり、キャスター付きのキャリーケースは持ち上げる必要があります。そして、駅構内にはエレベーター・エスカレーターがないものですから、電車に乗るためには荷物を持ちあげて20段の階段を上がる必要があります。
高齢者や障がいのある方は弁天島駅の利用を躊躇するし、利用できない方も少なからずおられると思います。また、観光で弁天島駅に降りられた方に悪い印象を与えることにもなろうかと思います。
問題は、駅構内の問題と駅周辺の問題の二点に分けられます。
駅構内の問題については、西区自治会連合会と舞阪地区自治会連合会から浜松市長及び市議会の議長に要望書を提出していると聞いています。この問題について、今まで行政がこれまでどのように関わってきたのか、今後どのように関わる見込みでいるのか教えていただければと思います。
次に、駅周辺の問題です。車の送迎場所、タクシー乗り場が今の形になったのは、そんなに前ではないですよね。以前はもっと駅の近くまでタクシーや送迎の車に乗せてもらうことができました。車の送迎場所などが現在の形になった経緯についても教えていただければと思います。

(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
都市整備部などの関係課に確認した上で、改めてご報告させていただければと思います。

(田澤 健司 会長)
少し調べてもらって、次回以降の会議で報告してください。

( 3 )次回の地域課題について

(田澤 健司 会長)
これで、令和5年度にご提案いただいた地域課題は一通り意見交換が終了しました。次回会議以降は、令和6年度にいただいた地域課題について取り扱います。
2月に取り扱う地域課題について私から提案があります。「令和6年度 地域課題(まとめ)」の23ページにある「部活動の地域移行について」を取り上げたいと思います。 
ご意見等ありますでしょうか。

(浜井 卓男 委員)
説明には、教育委員会とスポーツ振興課のどちらが来るのですか。

(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
教育委員会に説明に来てもらうよう調整しております。

(浜井 卓男 委員)
スポーツ振興課が12月の地域分科会で「浜松市スポーツ推進ビジョン(案)」の説明をした際に、部活動の地域移行に関する内容は計画の中に含まれていないという説明がありました。私は、教育委員会とスポーツ振興課の説明をどちらも聞いているのですが、説明が微妙に異なっています。令和8年度の移行に向けて色々と検討中ということで、詳細は固まっていない印象です。来月2月に地域課題として取り扱うには早いような気がします。

(田澤 健司 会長)
詳細は固まっていないとは思いますが、2月の段階での情報を聞いて、意見交換をしてはいかがでしょうか。地域が何を課題として捉えているかを教育委員会に伝える良い機会になるのではないかと思います。そして、具体的な内容が示された段階で、地域課題として改めて取り上げてはどうかと思います。
賛成の方は挙手をお願いします。

<挙手多数>
(田澤 健司 会長)
それでは、2月の地域課題として「部活動の地域移行について」を取り扱うこととします。

7 閉会

 


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ファクス番号:050-3385-8176

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