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更新日:2024年5月15日

第5章 分野別施策 4.生活環境

【基本方針】

暮らしやすい環境づくりに向けてユニバーサルデザイン化を推進するとともに、安心して暮らすことができるよう防災対策の充実を図ります。

基本施策

施策

(1)福祉のまちづくりの推進

1)公共施設等のユニバーサルデザイン化の推進

(2)防災対策の推進

1)防災意識の向上に向けた啓発・広報活動の推進
2)災害時支援体制の整備
3)障がい特性に応じた配慮の充実

(1)福祉のまちづくりの推進

【現状と課題】

  • 公共建築物の整備においては、「浜松市公共建築物ユニバーサルデザイン指針」に基づき、ユニバーサルデザイン化を進めており、施設の新増築・改築、改修時に、スロープ・手すり・多目的トイレ・エレベーター等ユニバーサルデザインを取り入れた整備を行ってきました。
  • 道路の整備や維持管理においても、「浜松市道路施設ユニバーサルデザイン指針」に基づき、立体横断施設のユニバーサルデザイン化やUDブロックの設置による歩道の段差解消等により、障がいの有無に関わらず全ての人が安全に安心して移動できるみちづくりを進めています。

【取り組みの方向性】

障がいのある人や高齢者、車いすを利用する人、子育てをしている人など誰にとっても利用しやすい公共施設等のユニバーサルデザイン化を進めます。

1)公共施設等のユニバーサルデザイン化の推進

<取り組み・内容>

  1. 公共建築物のユニバーサルデザイン化の推進(施設所管各課)
    誰もが利用したくなる施設づくりを目指して、施設の新増築・改築、改修時に、施設用途や利用者属性を考慮し、ユニバーサルデザインを積極的に取り入れた整備を進めます。
  2. 道路施設のユニバーサルデザイン化の推進(道路企画課)
    「浜松市道路施設ユニバーサルデザイン指針」に基づき、障がいのある人や高齢者、こども等すべての人が快適に、安全に安心して利用できる道路施設の整備を推進します。

(2)防災対策の推進

【現状と課題】

  • 近年、台風や豪雨等の災害により、防災に対する意識がますます高まっています。出前講座や自主防災隊研修会、防災学習センターによる講座等を通じて、災害時における自助・共助・公助の重要性について啓発を行っています。
  • 災害発生時に障がいのある人が安全に避難するため、年齢や状況に応じた避難支援が必要です。併せて、地域においても、災害時・緊急時に助け合えるように平時からの関係づくりが必要です。
  • 普段からの防災対策や地域での訓練、発災時の避難方法、避難所での障がいの特性に配慮した支援や理解、福祉避難所の円滑な確保・運営等、防災対策の充実が必要です。
  • 災害発生後にも継続して障害福祉サービス等を提供することができるよう、障害福祉サービス事業所等における災害対策を推進しています。

【取り組みの方向性】

災害発生時には、要配慮者の安否確認や避難のあり方、適切な情報伝達、避難所での配慮等、行政だけでなく、家族、地域、支援団体等と協力しながら対応していくことが必要となるため、平時からの隣近所との顔の見える交流の重要性について、出前講座の開催やホームページへの掲載を通して周知し、防災意識の向上を図ります。

1)防災意識の向上に向けた啓発・広報活動の推進

<取り組み・内容>

  1. 災害時における自助、共助、公助の啓発(危機管理課)
    要配慮者の命を守るためには行政だけでなく、要配慮者、家族、地域、支援団体等がそれぞれできることを行い、協力していくことが必要です。家屋の耐震化、家具の転倒防止、水や食料等の備蓄といった事前の備えと併せて、要配慮者自身やその家族が地域の防災訓練に参加するなどの隣近所との顔の見える関係づくりの重要性について、出前講座の開催やホームページへの掲載等を通じて周知します。
  2. 火災予防の広報(予防課)
    民間防火協力団体である浜松市防災協会を通じて、火災予防に関する広報を行います。
  3. 防火管理指導の実施(予防課)
    予防査察を通して、施設の関係者に対して、火の怖さや取り扱い等の火災予防に関する知識の向上を図るとともに、自主防火管理について指導します。

2)災害時支援体制の整備

<取り組み・内容>

  1. 福祉避難所の受け入れ体制の構築(障害保健福祉課)
    指定避難所(市立小中学校等)で過ごすことが困難な人のために、災害時に福祉避難所として開設が可能な福祉施設等と避難行動要支援者の受け入れに関する協定を締結し、緊急時の受け入れ体制の構築を行います。
  2. 避難行動要支援者への支援(障害保健福祉課)
    一人ひとりの環境やニーズに合った個別避難計画を策定し、災害時における避難支援の充実を図ります。
  3. 防災訓練の共同実施(障害保健福祉課)
    災害時に障がいのある人が安心して避難できるようにするとともに、支援者が適切な支援や配慮ができるよう防災訓練を福祉施設と共同で実施します。

3)障がい特性に応じた配慮の充実

<取り組み・内容>

  1. 緊急時の通報システムの運用(情報指令課)
    聴覚や言語機能に障がいのある人等、電話による119番通報が困難な人からのファックス、メール、チャット機能等を活用した緊急通報に対応します。
  2. 災害時FAX一斉同時通報サービスの実施(障害保健福祉課)
    聴覚や言語機能に障がいのある人への災害情報の発信を行います。
  3. 緊急通報装置の貸与(障害保健福祉課)再掲
    一人暮らしの重度の身体障がいのある人の日常生活の不安感の解消、緊急時の迅速で適切な対応を図るため、緊急通報装置を貸与します。
  4. あんしん情報キットの配布(障害保健福祉課)
    日常生活に不安のある障がいのある人の見守り支援として、冷蔵庫に保管しておくことで、緊急時に救助者が円滑に対応できる「あんしん情報キット」を配布します。

 

注釈

あんしん情報キット

かかりつけ医や緊急連絡先、持病、服薬等の情報が記入されたカードを入れたキット。

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お問い合わせ

浜松市役所健康福祉部障害保健福祉課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2034

ファクス番号:053-457-2630

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