緊急情報
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更新日:2024年5月15日
第3次浜松市障がい者計画(平成30(2018)年度から令和5(2023)年度まで)では、「支え合いによって、住み慣れた地域で希望を持って安心して暮らすことができるまち」という基本理念のもと、4つの基本目標と5つの重点施策を掲げ、障がいのある人が地域における支え合いの中で、自らの意思が尊重され、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、社会の理解を進めるための広報・啓発活動や権利擁護体制の整備、地域生活を支えるためのサービス提供基盤の充実等、共生社会の実現に向けた地域づくりを進めてきました。
社会全体の高齢化とともに、障がいのある人の高齢化も進み、障がいの重度化・重複化の傾向も見られます。発達に課題のあるこどもの顕在化、医療的ケア児及びその家族に対する支援等、高度な専門知識や多様な障がいの特性に応じたサービスや相談支援が求められています。
近年は、台風や豪雨等の災害により、防災対策の強化・充実の必要性が高まっています。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、コミュニケーション方法の制約が生じ情報取得等に困難が生じるなど、あらゆる場面におけるアクセシビリティの向上と障がいのある人が安全・安心に暮らせる生活環境の充実が必要となっています。
さらに、障がいのある女性やこども、高齢者は、介助の際のプライバシーや性的被害の問題、立場の弱さがもたらす差別や虐待等、障がいのあることに加えてさらに困難な状況に置かれやすく、支援において特に配慮する必要があります。
このようなニーズの多様化・高度化に伴い、一人ひとりの意向や心身の状況等に応じた包括的かつきめ細かな支援が必要となります。また、ライフステージに応じて、療育・教育の充実、就労支援、社会参加機会の拡充等、子育てや教育、労働、医療、高齢者福祉等の関係機関や地域と連携した切れ目のない支援が必要です。
権利擁護
自ら物事を判断することが困難な障がいのある人に対して、本人の意思を尊重し支援を行うこと。
共生社会
全ての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会。
医療的ケア児
日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療的ケア(人工呼吸器による呼吸管理、 喀痰(かくたん) 吸引その他の医療行為)を受けることが不可欠である児童をいう。(医療的ケア児には医療的ケアが必要な難病・重症心身障害児も含まれます。)
アクセシビリティ
施設・設備、サービス、情報、制度等の利用しやすさ。
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