緊急情報
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更新日:2021年4月15日
【基本方針】
暮らしやすい環境づくりに向けてユニバーサルデザイン化を推進するとともに、安心して暮らすことができるよう防災対策の充実を図ります。
基本施策 |
施策 |
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(1)福祉のまちづくりの推進 |
1)公共施設等のユニバーサルデザイン化の推進 |
(2)防災対策の推進 |
1)防災意識の向上に向けた啓発・広報活動の推進 |
【現状と課題】
本市では公共建築物の整備において、「浜松市公共建築物ユニバーサルデザイン指針」に基づきユニバーサルデザイン化を進めており、施設の新増築・改築、改修時に、スロープ・手すり・多目的トイレ・エレベーター等ユニバーサルデザインを取り入れた整備を行っています。
道路の整備や維持管理においても、「浜松市道路施設ユニバーサルデザイン指針」に基づき、立体横断施設のユニバーサルデザイン化やUDブロックの設置による歩道の段差解消等により、安全に安心して移動できるみちづくりを進めています。
今後も主に高齢者や障がいのある人、車いすを利用する人、子育てをしている人が多く利用する公共施設等のユニバーサルデザイン化を図り、だれもが利用したくなる施設づくりを進めます。
また、交通事業者との連携のもと、利用者等の意見を聴きながら、駅前広場のユニバーサルデザイン化やユニバーサルデザインタクシーの普及を促進し、公共交通の利便性の向上を図ります。
<取り組み・内容>
<取り組み・内容>
災害発生時に要配慮者の安否確認や避難のあり方、適切な情報伝達、避難所での配慮等、行政だけでなく、家族、地域、支援団体等と協力しながら対応していくことが必要です。
また、平時における隣近所との顔の見える交流の重要性について、出前講座の開催やホームページへの掲載を通して周知し、防災意識の向上を図ります。
<取り組み・内容>
<取り組み・内容>
<取り組み・内容>
浜松の福祉を考える会
代表 村松 良子
「障がいのある人に対する配慮」といっても、個々の障がいのある人によりそれぞれ異なります。ある特定の障がいのある人に配慮すると、他の障がいのある人にとっては不自由になってしまうこともあります。例えば、車いす利用者にとって、車道から歩道へ上がる段差が通行の大きな障がいである一方、視覚に障がいのある人にとっては、歩車道を判別する重要な情報となっています。この相反する状況に対して、車いす利用者と視覚に障がいのある人の意見を取り入れ、最近の歩道では、ユニバーサルデザインに配慮した段差のない「UDブロック」と「視覚障がい者誘導用ブロック」がセットで設置されています。「UDブロック」は、障がいのある人だけでなく、高齢者やベビーカー利用者にとっても段差がなく移動しやすいものです。
「浜松の福祉を考える会」は、障がいの違いを超え、だれにとっても生きやすい浜松を目指すために課題を出し合い、どうしたら解決できるかをみんな(障がいのある人、家族、事業所、障がいのある人たちを支援している団体、関心のある市民等)で考え、行動しています。月1回の定例会、年1回の遠州鉄道株式会社(電車、バス)との情報交換会等を開催し、会員それぞれの「困っている」ことへの必要な配慮が異なるため、意見がぶつかることもありますが、同じテーブルでお互いの障がいや背景等を理解し、どう解決したらいいのかを一緒に考えることが大切であると私たちは考えています。
また、多くの人が利用する施設や建物を新設、改修する場合は、障がい当事者の声をできるだけ多く聞きいれ、だれもが使いやすい環境が実現するよう、一緒に考える機会を提供していただきたいと思います。
ユニバーサルデザインは、UDブロックといった物や形のデザインだけでなく、自分以外の人のことを思いやる「心のユニバーサルデザイン」についても必要だと思います。
私たちは、これからもユニバーサルデザインが推進され、だれもが実感できる住みやすい浜松市にしていくため、関係機関と協力しながら、生活環境の改善を目指していきます。
ユニバーサルデザインタクシー
健康な人、高齢者、車いす使用者、外国人、妊娠中の人等、だれもが利用しやすいタクシー車両。
あんしん情報キット
かかりつけ医や緊急連絡先、持病、服薬等の情報が記入されたカードを入れたキット。
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