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更新日:2021年4月15日
浜松市では、平成25年3月に、障害者基本法に基づき、障がいのある人に関する施策の基本的な方向を定めた「第2次浜松市障がい者計画」と、平成27年3月に、障害者総合支援法に基づき、障害福祉サービス等の必要な量の見込みとその確保のための方策を定めた「第4期浜松市障がい福祉実施計画」を策定し、市民の皆様とともに理解促進や生活支援、生活環境、療育・教育、雇用・就労等、様々な分野において、障がいのある人の自立と社会参加に向けた施策を推進してまいりました。
この間、国においては、平成26年に「障害者の権利に関する条約」を批准し、これに先立ち整備を進めてきた障害者差別解消法及び改正障害者雇用促進法が、平成28年に施行され、障がいのある人の権利の実現に向けた取り組みが一層強化されることになりました。
また、浜松市では、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、ブラジルパラリンピック選手団の事前合宿の受け入れを行います。これを契機に、平成29年に、地域主導で共生社会の実現に向けた取り組みを進める「共生社会ホストタウン」に認定されました。引き続き、ユニバーサルデザインの先進都市として、ユニバーサルデザインのまちづくりとともに心のバリアフリーの取り組みをより一層推進していく必要があります。
このように、障がいのある人を取り巻く環境が大きく変化する中で、共生社会の理念と浜松市総合計画の健康・福祉分野における将来の理想の姿を踏まえ、「支え合いによって、住み慣れた地域で希望を持って安心して暮らすことができるまち」を基本理念とし、「差別の解消・権利擁護の推進」「相談支援体制の充実」「防災対策の推進」等を重点施策として盛り込んだ「第3次浜松市障がい者計画」を策定いたしました。
今後は、この新たな計画に基づき、市民の皆様と協働して施策の更なる推進に取り組んでまいります。
結びに、本計画の策定にご尽力いただきました「浜松市障害者施策推進協議会」及び「浜松市障がい者自立支援協議会」の皆様をはじめ、アンケート調査やパブリック・コメント等を通じて、貴重なご意見を賜りました市民の皆様、障がい者団体の皆様に心より感謝を申し上げます。
平成30年3月
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