緊急情報
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更新日:2021年4月15日
【背景】
これまで本市では地域における住まいの場となるグループホームや活動の場となる通所施設の計画的な整備により、地域移行を推進してきました。
しかし、長期にわたり入所又は入院している人は、社会経験の乏しさや障がいの程度から、自己決定と自己選択が難しいこともあるため、地域生活のための計画的な施設整備等による環境づくりとともに、施設入所中や精神科病院入院中から退所、退院に向け、一人ひとりのニーズに応じた包括的な支援が必要です。
また、地域移行の後、地域に溶け込み長く暮らしていくためには、現在の生活だけでなく、障がいのある人自身の重度化・高齢化や「親なき後」への備えも必要です。そのため介護保険制度や心の問題等を含めた幅広い相談支援のネットワーク化を進める等、包括的な支援体制の充実を図る必要があります。
【基本方針】
施設入所中や精神科病院入院中から退所、退院に向けて一人ひとりのニーズに応じたアプローチを行うとともに、関係機関との連携により地域生活の実現に向けた体制づくりを目指します。
施設入所や精神科病院等に入院している人が地域生活への移行により、安心して自分らしく暮らすことができるよう、保健・医療・福祉関係者による協議の場を通じ、地域の支援者等との連携による支援体制の構築を図り、個別支援へとつなげます。
また、浜松市障がい者自立支援協議会の積極的な活用により、地域移行に関する課題の共有と解決に向けた検討を行い、より効果的な推進を図ります。
施設入所中や精神科病院入院中から、退所、退院に向けた地域移行支援を行うとともに、地域生活への移行後は地域定着支援によるフォローを行い、一人ひとりのニーズに応じた支援を充実させます。
【地域生活への移行に向けたイメージ】
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