浜松市モビリティサービス 推進コンソーシアム
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“行きたくなるまち”づくりで、移動の価値を高める

浜松共創推進室 室長 井上 徹 氏
株式会社サーラコーポレーション ロゴ

株式会社サーラコーポレーション
浜松共創推進室 室長 井上 徹 氏

都市ガスをルーツに、エネルギー・住まい・生活サービスなど多彩な事業を展開するサーラグループ。「サーラの仕事は、まちになる」「私のまちにサーラ、暮らしとともにサーラ」をスローガンに、東海地方を中心とした、地域とともに栄えるまちづくりを目指しています。“移動したくなる場所”の魅力を創る「まちづくり企業」として、浜松市モビリティコンソーシアムに参画しています。

モビリティも、暮らしを支えるインフラである

モビリティも、
暮らしを支えるインフラである

モビリティも、
暮らしを支えるインフラである

サーラグループ2030年ビジョン実現イメージ

サーラグループ2030年ビジョン実現イメージ

「行きたい」と思えるまちづくりで、
モビリティの未来を支える

モビリティの価値は、単なる移動・運搬だけでなく、「どこへ行くか」「なぜ行くか」という目的地や出発地の魅力にかかっていると思います。私は、この「発着点の魅力づくり」こそが、サーラグループの役割であり強みとすべきだと考えています。例えば、将来的にモビリティのデジタル化をはじめ、ドローンや空飛ぶクルマといった次世代モビリティが実用化されたときに、そこへ「行きたくなる理由」がなければ、活躍の場が減り、その価値は十分に発揮されません。移動の起点や終点となる“まちの魅力”を高めていくことで、モビリティの発展を支える。参加企業の皆さんと交流する中で、そうした新たなヒントや可能性が次々と浮かんでいます。

浜松市との地方創生に関する包括連携協定締結式の 中野市長(左)とサーラグループ神野代表(右)

浜松市との地方創生に関する包括連携協定締結式の
中野市長(左)とサーラグループ神野代表(右)

官民一体となった取り組みで、
協業の場を広げたい

まだ大きな事業には至っていませんが、浜松市と地方創生に関する包括連携協定を締結し、官民が一体となった地域課題の解決に向けて具体的な動きを進めています。また、グループ会社の一つであるサーラ物流が愛知県内でドローンの発着地提供に関わった実例もあります。今後、コンソーシアムの活動が拡大するにつれて、サーラグループが貢献できるシーンも増えていくものと期待しています。

コンソーシアムの仲間とともに、世界初の挑戦へ

コンソーシアムの仲間とともに、世界初の挑戦へ

浜松は“ものづくり”のまちであり、モビリティ産業が盛んな地域です。一方で私たちサーラは、「快適な暮らしや住みたくなる場所」「行きたくなる場所」を創ることに強みを持っています。今後もサーラグループとして、そしてモビリティコンソーシアムの一員として、“世界初のモビリティ先進都市・浜松”を目指す仲間たちとともに、新たな価値を生み出していきたいですね。

取材日:2025年7月8日