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DRONE ROUTE
天竜川水系ドローン航路
未来の空が、もっと身近になる。
新たな空のインフラとして、世界初となる「ドローン航路」が
天竜川水系（浜松市）上空に整備されました。
より安全性・効率性の高い「ドローン航路」を活用し、
様々なサービスの社会実装を加速します。
天竜川水系にドローン航路が整備
2025年3月、ドローン航路開通！
3月25日、浜松市内に空のみち「ドローン航路」が世界に先駆け、開通しました。経済産業省をはじめ、関係者によるテープカットや調印式が行われました。航路を活用した様々なサービスの実装がコンソーシアム会員の連携により加速化しています。
※ドローン航路は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が実施する「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業」の成果です
ドローン空のみち
ドローンが飛行するために設定された空間のことを指します。ドローンが安全かつ効率的に飛行するために共通ルールで運用されます。「空のみち」とも言えるものです。
ドローン航路を活用したドローン物流のイメージ
ドローン物流の流れ
A 運送・積み込み
ドローン離着陸場へ荷物を運送し、積み込みを実施。
B 離陸
ドローン離着陸場。周囲の安全を確認し、離陸。公共施設・敷地を活用。
C 飛行
ドローン航路システムを活用し、モニタリングを実施。
D 着陸・受け取り
ドローン離着陸場。周囲の安全を確認し着陸。荷物を受け取る。
運行方法が大きく変わり、より利用しやすく
01 安全かつ簡易に
これまで
飛行前：ドローン運航事業者ごとに個別の飛行経路リスク評価を実施したうえで航路の利用申請が必要。
飛行中：安全な運航のため常に各種データを個別にモニタリング。
これから
飛行前：リスクが低減された飛行空間としてドローン航路が整備されたことにより、ドローン航路を運航する場合の申請が簡略化。
飛行中：必要な各種データが集約され、状況認識が効率化。
02 調整が容易に
これまで
ドローン運航事業者ごとに地方自治体や飛行空間の地上・上空関係者との調整・周知が必要。複数のドローン運航事業者の飛行経路が重複した場合、電話・固定メッセージでの個別調整が必要。機体・運航方法・環境に応じて飛行条件が異なるため、混在した運用での高頻度運航が実現困難。
これから
ドローン航路運営者が関係者への飛行空間の調整・周知を一括で担うことにより、労務コストが削減。ドローン航路運営者同士の飛行経路の共有により空域調整が効率化。機体・運行方法・環境に応じた運用の仕組みをシステムへ実装することで複数のニーズに対応し、飛行空間の共用を実現。
03 リソースシェアが可能に
これまで
ドローン運航事業者ごとに、離着陸場・緊急離着陸場の確保などを実施し、重複投資が発生。
これから
ドローン航路を通じた共用リソースの登録・予約・利活用により、ドローン運航事業者の飛行コストが低下するとともに、未運航のドローンの稼働率も向上。
「ドローン航路」を活用したサービスの創出
処方薬がすぐ手元に
診療医・地元薬局との連携で可能に
診療医と地元薬局との連携によるオンライン服薬指導とドローン配送により、これまで2～3日かかっていた処方薬が当日中（約30分）に手にすることを実現。
マルチパーパスに活用
輸送以外の活用にも期待
買物難民の解消や災害時の物資輸送のほか、河川の巡視・点検など幅広い活用を目指す。
各種お問合せ
株式会社トラジェクトリー
浜松市モビリティサービス推進コンソーシアム会員
ドローン航路の利用方法など
E-mail：trjcc@trajectory.jp
ドローン航路の運航計画
https://www.trajectory.jp/news/category/traffic-info/（別ウィンドウが開きます）
浜松市デジタル・スマートシティ推進課
〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2
Tel.053-457-2454
E-mail：dsc@city.hamamatsu.shizuoka.jp
ドローン航路パンフレット世界初、ドローン航路開通（天竜川水系（浜松市）上空）〜届けたい人がいる 待っている人がいる〜
（令和7年6月作成パンフレット）
パンフレット ダウンロード（PDF：5,803KB）
