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更新日:2023年12月1日

平成27年度5月補正予算案記者会見

2015年5月29日

(鈴木市長コメント)

平成27年度5月補正予算案の総括

平成27年度第2回市議会定例会に提案する予算案についてご説明させていただきます。
総括でございますが、会計別の補正額については、一般会計は12億2,900万円の追加で、補正後では2,962億4,900万円となります。先の1号補正とあわせますと、5月補正の額は13億4,900万円となります。
今回の補正は12億2,900万円の追加で、補正後の総額は5,755億4,088万4千円となります。

平成27年度5月補正予算編成の基本方針

平成27年度5月補正予算編成の基本方針ですが、今回の補正予算は、原田橋崩落による新橋撤去にかかる工事費や河川内道路の維持管理費を追加するとともに、子供の就学促進・支援にかかる事業費を措置するものです。
また、28年度に更新となる指定管理者導入施設について、公募に際し、上限額を提示することから、債務負担行為を設定するものです。

平成27年度5月補正予算案の概要

(財務部長)

概要について説明させていただきます。
歳出についての主な項目です。
(1)原田橋崩落関連経費として、9億9,300万円を計上しています。主な内容ですが、1「新橋の撤去工事」に6億9,500万円を予定しており、桁の撤去や仮受の支柱撤去、土砂撤去などを実施していきたいと思います。2「河川内の仮設道路の維持管理」として、2億9,600万円です。河川内にはすでに仮設道路を設置していますが、2つ主な事業があります。1つ目が、「道路維持工事費」で1億2,600万円です。上流のダムで出水があるとかなり大幅な補修工事をする必要があるので、1年間で大目に見積もってこの程度必要ではないかという金額を計上しています。2つ目が、「仮設道路交通管理業務委託費」で1億2千万円です。これは、24時間体制で、複数の場所に複数の誘導員を配置しており、そのために計上したものです。
(2)子供の就学促進支援として、4,280万円を計上しています。1「定住外国人の子供の就学促進事業」で、不就学の外国人の子供を教育機関につなぐ事業を展開し、関係機関と連携して地域全体で就学を促進するというものです。これは昔からやっている事業ですが、昨年までは国から事業者に全額交付されていたものが、今年から市の予算を通るということが判明しましたので、形上、市の予算で補正予算するということです。2「社会的用語体制整備事業」と3「施設等退去者支援自立支援事業」は市の単独事業です。いずれも中身は、児童養護施設を退所された方が社会人になられたり、進学をされたりした時に、就労や進学上のさまざまな悩みの相談や支度金など、さまざまな観点から手厚く支援をさせていただくというものです。2については、児童養護施設を運営している法人に退所した後の相談に乗っていただくことを事業として委託するものです。3は、就職や進学をする児童に一時的な支度金や、進学した児童については施設を通じて継続した支援を委託するというものです。
(3)市民安全対策事業という空き家対策に528万円を計上しています。5月26日に「空き家対策の特別措置法」が完全施行されており、今回補正予算で計上するのは、任意でつくることになっている「空きや対策推進計画」をつくるための事務経費。さらに、「空き家」や「特定空き家」という指定をし、改善についての助言や勧告、命令、最終的には行政代執行を含めた措置を行うという特別措置法の内容から、「特定空き家」に指定することには公平性や慎重さが求められます。そうしたなか、国のガイドラインだけではなく、浜松地域の実情を反映した判定基準について調査をしていくための経費です。
(4)農地・水保全管理支払交付金事業は省略します。
(5)公務災害補償費は、原田橋崩落事故で殉職された2人に対して、市の条例に基づき、補償給付金をお支払するというものです。
(6)債務負担行為限度額の設定については、毎年5月補正で計上させていただいているものです。来年度から導入を予定している指定管理施設について、今後公募をしていきます。その前段として上限額を提示するために債務負担行為を設定させていただくものです。

こういった主な事業に関して、どういう手当をしたのかについては、国庫支出金、県支出金で足りないものを「財政調整基金」からの繰入金として9億円、繰越金として1億5,808万円を計上しています。

歳出の概要は以上です。

最後に、一般会計の予算案については今ご説明しましたが、定例会に提出する議案の概要をご説明します。
(1)補正予算について3件ありますが、本日ご説明させていただいたのが2番目のものです。ちなみに1番目のものは、先日学校給食の関係で、もう議会に提案させていただいたものです。3番目の病院事業会計については、債務負担行為の設定だけになっていて、説明は割愛させていただきます。
(2)条例について予定しているものです。1「浜松市事務分掌条例の一部改正」は組織改変に関する条例です。2~13については、例えば国の法律が改正されたものを受けての改正、指定管理者を新たに導入することに伴って条例改正が必要という中身が主なものになっています。
(3)工事請負等契約議案ですが、5件を予定しています。
なお、報告とされているものについては、ほぼ全て議会に報告済みのものですが、参考までに掲載させていただいています。

私からの説明は以上です。

資料:平成27年度5月補正(1号補正)予算案

平成27年度5月補正(一般会計2号補正・病院事業会計1号補正)予算案

質疑

記者:原田橋に新たに架けられる橋について、1カ月ほど前に質問させていただいてから状況に変化はありましたか?
財務部長:今回予算計上させていただいたのは撤去費用ですが、その後については、各種検討会や意見交換会などが行われていますが、現在のところ具体的なお話する段階にはないといった状況です。

記者:6月中旬の旧橋の撤去についての予算措置はもうされていますか?
財務部長:旧橋の撤去については、平成26年から27年の繰越予算の中で対応することになっていますので、平成27年度の補正という形では出てきません。

記者:額はまだ決まってないということですか?
財務部長:決まってはいませんが、繰越の時に見通しはあり、6千万円程度ではないかと聞いています。

記者:仮設道路の建て替えを進めているところだと思いますが、その予算はどのような形で措置されているのでしょうか?
財務部長:もともと平成26年度の予算で仮設道路をつくっており、その改良という形で、繰越予算で対応させていただいています。現在担当から聞いているのが、6月下旬の完成予定で、総事業費はだいたい1億4千万程度ではないかということです。

記者:撤去に関する一連の予算については、これで終わったと思います。その意味では一歩前に進んだと思うのですが、所感などがありましたらお教えください。
市長:早くこうした処理をして、新橋建設に向けた取り組みをしなくてはいけないので、なるべく早くこうした片づけは終わらせたいと思っています。

記者:新橋については?
市長:かなり技術的な問題が重要になってきますので、しっかり専門家の方に検討していただき、その答申を受けて対応していきたいと思います。

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