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更新日:2023年12月1日

平成23年9月臨時記者発表

2011年9月12日

(市長コメント)

戦略計画2012の基本方針について

「戦略計画2012の基本方針」は、平成24年度の政策の方向性を、包括的に示すものです。
これに基づいて、後ほど説明します「平成24年度予算原案の編成方針」に沿った予算編成などの中で、資源配分を進めてまいります。
それでは内容について簡単に説明いたします。
基本方針の全体像は、平成23年度からの第2次浜松市総合計画に沿ったものです。
今年度の戦略計画2011から変更した主な点ですが、戦略1の『未来を拓く"新・ものづくり"』では、農林水産業の6次産業化に「企業参入の推進」を加え、産地力の強化を図ってまいります。
戦略3の『安全と安心を人から人へ・活発な地域力』では、r高齢者の見守り・支援及び支援体制の拡充」を加えています。
また、防災・減災の地域力づくりには、「津波対策の強化」を加え、今年度緊急に行う事業もございますが、地域の実情に合った、区民版避難行動計画を策定してまいります。
戦略4の『地球にやさしい持続可能な社会』では、「再生可能エネルギーの導入」と「分散型供給電源の設置促進」を追加し、エネルギー対策として、地域でできることを推進してまいります。
戦略6の『いきがい実感・健康づくり』では、「リハビリテーション病院の建替え」とともに、「新病院建設構想の策定」について追加し、地域医療の拡充を図ります。
戦略7の『郷土に誇り・活力あふれるまち』では、「創造都市実現に向けた国際的連携」を追加し、現在、創造都市ネットワークヘの加盟に向けて努力しておりますので、その後の音楽文化事業の展開を積極的に推進してまいります。
また、「中国・韓国・台湾・タイなどのアジアを中心としたインバウンド戦略の推進」とし、具体的なターゲットを掲げ、インバウンド戦略を推進します。
以上が「戦略計画2012の基本方針」ですが、個別の具体的な事業については、今後「戦略計画2012」で示し、平成24年4月に公表してまいります。

平成24年度予算編成について

本日、予算原案の編成方針を発表し、各部局への配分額を通知いたしました。
まず、「平成24年度予算編成について」でございますが、現時点では、2,720億円程度の予算規模を想定しております。
7月に各部局から提出された、歳入歳出見積額を取りまとめた結果、267億円ほどの収支不足が見込まれましたが、サマーレビューなどを行う中で調整し、各部局へ配分額を通知しました。
今後、この配分額に基づき、各部局で予算原案を作成するものです。
次に「平成24年度予算原案の編成方針」の基本的認識です。
平成24年度当初予算は、総合計画に基づく浜松市戦略計画2012の基本方針に掲げる都市像の実現に向け、諸施策を積極的に推進してまいります。
また、財政見通しでございますが、歳入については、市税において増額を見込めない状況にあり、財源確保を過度に市債発行に依存することは避けなければならないと考えております。
歳出では、扶助費において、少子高齢化の進行による経費負担の増加や、不況による生活保護費の増加が見込まれています。
公債費では、市債残高の削減が着実に進んでいるものの、当面償還額は高い水準で推移するものです。
次に予算原案作成の考え方です。
平成24年度は将来においても安定した財政を堅持し、かつ真に必要な施策にしっかり対応できるよう、より一層の歳入確保を徹底するとともに、大胆な歳出の見直し及びきめ細かな施策展開により、限られた財源を有効に活用した予算原案を作成するものです。
予算要求にあたっては、浜松市戦略計画2012の基本方針を踏まえ、既存事業の廃止・見直しを徹底したうえで、新たな課題に対して迅速かつ柔軟に対応することとしております。

資料:平成24年度予算原案の編成方針

戦略計画の2012の基本方針について

記者:戦略4で「再生可能エネルギーの導入と分散型供給電源の設置促進」を盛り込まれるということですが、これに関して例えばメガソーラーヘの参入など、何か具体的に考えていることはありますか。
市長:今、庁内で検討していることは、1つは太陽光等自然エネルギー、再生可能エネルギーの導入を図っていくことと、もう1つは、火力発電などをこの地域でできないかということです。できることから取り組もうという二とで、補正予算においては、一般家庭の太陽光発電の補助件数を大幅に増やしています。
私どもの認識では、どちらかというと太陽光発電については、メガソーラーのような形で設置をするよりも既存の建物を活用した方が、効果的・効率的ではないかと思います。
今の市の補助金が全部消化できると、伯メガワット/時間程度の発電量を生み、それはメガソーラー1基分以上の発電量になるのです。メガソーラーの設置はかなり大変な面がありますが、既存の一般家庭や工場の屋根等に設置をしていくことは、それほど時間がかからずに普及ができますし、かつ効果的です。
私は既存の建物の活用の方が大事ではないかと思っています。
記者:戦略6の「新病院建設構想の策定」ですが、どのような考えに基づいて、どの程度まで構想が進んでいるのかお聞かせください。
市長:医療センターの施設が随分古くなってきているため、機能の更新を目指し、市として今後どのように公的医療を実現していくか、あるいは採算面を含めてどのような病院にしていったらよいかなど、検討委員会をつくって構想を検討していくということです。
記者:医療センターに代わるものを考えるという意味ですか。
市長:医療センターの更新ということになります。
記者:何年度に何をするというような、具体的な目標は持っていますか。
市長:まだです。これから新病院の構想検討委員会をつくり、そこで検討していくことになります。

平成24年度予算編成について

記者:予算規模の想定が2,720億円程度ということですが、市税収入はどの程度を見込まれていますか。
財務部長:今のところ若干の減を見込んでいます。
記者:扶助費は全体として、(今年度と比較して)増えそうですが、それとも同じぐらいでしょうか。
財務部長:後ほどお答えします。
※平成24年度の扶助費については、子ども手当を除き、およそ10億円程度の増を見込む(平成23年度当初は子ども手当を除き400億円)。

天竜浜名湖鉄道の役員について

記者:先週開かれた検討会では、いずれかの自治体から1人、役員を迎えるという話が出たようですが、市長としてのお考えはいかがでしょうか。浜松市から出す考えはありますか。
市長:いろいろな考え方があると思いますが、県は天竜浜名湖鉄道の一番の株主ですし、天竜浜名湖鉄道が、いくつかの市町を包含した交通機関であることも考えれば、そのように(県かと)思います。

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