緊急情報
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更新日:2024年8月5日
Go!(ご)み(み)んなで404 チャレンジ
市では、2028(令和10)年までに家庭系ごみ排出量を「一人1日404g」まで減らすことを目指して、ごみ減量を呼びかけています。
目標の達成状況をページ下部に掲載しています。引き続きご協力をお願いします!
【今月の表紙】今春から稼働開始した清掃工場「天竜エコテラス」(天竜区青谷)の見学ルートでは、ごみを減らし、地球環境のためにできることを壁一面のスクリーンに映して紹介しています。(見学の詳細は天竜エコテラスホームページへ。電話での問い合わせは【電話】053-581-8810へ)
https://hamamatsu-cs.com/(別ウィンドウが開きます)
浜松市のごみ処理には年間およそ62億円、一人当たり7,800円の経費がかかっていますが、ごみが減れば、処理施設の規模を縮小して、将来の税金の負担を少なくすることができます。
家庭ごみの9割以上を占めるのがもえるごみ。そのうち8割を占めるのが、生ごみや紙類、プラスチック類です。また、夏には草木類も増えます。それらのごみを減らしたりリサイクルに出したりすることで、もえるごみの日に回収場所へ出すごみが軽くなり、ごみ減量の効果を実感できるはずです。
あなたに合った方法で、ごみ減量を始めてみてください。
一緒に”ごみ減らし術”を見ていくでござる!
生ごみのおよそ80%が水分。この水分を減らせば生ごみは軽く、小さくなります。また、生ごみを堆肥化すれば、ごみではなく資源になります。
生ごみを“ぎゅっと”絞ろう
生ごみを絞ると軽くなります。時間に余裕のあるときは、生ごみの乾燥にチャレンジ。野菜や果物の皮を新聞紙などに広げて天日に干すと、とても軽くなります。
生ごみ処理機を使ってみよう
電気を使った熱処理により水分を減らす機械式のものや、微生物の働きで堆肥化するタイプなど、さまざまな生ごみ処理機が各社から販売されています。
※市では生ごみ処理機を購入した世帯に対し、購入資金の一部を補助しています。申請条件や申請方法などの詳細は、市ホームページへ。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/genryou/life_gomi.html
【使用者の声】
「乾燥式の処理機を10年ほど使っています。カリカリに乾燥した生ごみを土に混ぜて、家庭菜園の土づくりに活用しています。以前はごみの回収日まで生ごみの悪臭やコバエに悩んでいましたが、それらがなくなり快適です。野菜も元気に育つので、これからも使っていきたいです。」
コンポスト容器を使ってみよう
コンポスト容器は、庭や畑に設置し、土の微生物の働きで生ごみを発酵・分解させ、堆肥化する容器です。
※ではコンポスト容器などの無料配布事業を毎年行っています。例年6月ごろに募集(広報はままつ掲載予定)。来年度の申し込みを検討してください。
【使用者の声(アンケートより抜粋)】
コンポスト容器を使って野菜作りをしている細江保育園の看護師・仲 容子さんにお話を伺いました。
「給食から出た生ごみを、園庭の落ち葉や草などと混ぜてコンポストに投入し、できた堆肥を畑で使っています。ふかふかになった土でジャガイモやニンジン、ナスなどを育てて園児と収穫し、給食のカレーに。コンポストの周りに、こぼれ種でカボチャができたのには驚きました。園児たちも興味を持って取り組んでいます。」
新聞、雑誌、段ボール、紙パック以外のリサイクルできる紙のことを「雑がみ」といいます。市内では、年間およそ1万トンの雑がみが燃やされています(2018(平成30)年度ごみ分析結果)。分別して回収拠点に出し、ごみを減らしましょう。回収された雑がみは、紙製品の原料として再利用されます。
ごみ箱の隣に紙袋を置けば簡単分別!紙袋ごと雑がみとして出せるでござる。
雑がみの例
ティッシュの外箱、お菓子の紙箱、はがき、封筒、紙袋(持ち手が紙でないものは外す)、トイレットペーパーの芯 など
回収拠点に持ち込む
区役所や協働センター、民間リサイクル拠点の回収コンテナを利用しましょう。
回収拠点の検索は下記から。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/map.html
地域の団体の資源物集団回収に出す
自治会や老人クラブ、子供会などが集団回収を実施している地域もあります。詳細は回覧板などで確認しましょう。
市では、8月からスーパーや薬局などの協力店舗で雑がみ分別袋を配布しています(なくなり次第終了)。詳しくは、市ホームページへ。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/zatsugami.html
定期的に資源物集団回収を実施している中央区の白羽町こども会を取材しました。
回収日の早朝、保護者が中心となって町内の各家庭の玄関先から資源物を回収していき、コンテナを置いた回収拠点へ向かいます。そこでは、子供たちも資源物の運搬を手伝っていました。
白羽町こども会では年6回、段ボールや古紙、雑がみ、アルミ缶の回収を行っています。回収で得た資金は、夏祭りや秋のスポーツ大会など子供たちの充実した活動を運営するために使われています。
★回収された資源物は、さまざまなかたちで再利用されます。雑がみなどの資源物は分別し、回収拠点や集団回収に出しましょう。
プラごみとして出せるのは、プラマークの表示があるプラスチック製容器包装です。汚れや異物を取り除けばリサイクルできます。
【クイズ】この中からプラの日に出せるものを選ぶべし!いくつあるかな?
答えは「そうだん」ページを見るでござる
※ヒント:容器や包装を選ぼう!
1. 汚れなどが簡単に落ちないとき
もえるごみに出そう
2. 紙ラベルがくっついて剥がせないとき
紙を剥がさずそのままプラごみの日に出そう
プラスチック製品や工業用の原料などに生まれ変わります。
夏から秋にかけて草刈りなどによる草木類のごみが多くなります。もえるごみではなく「みどりのリサイクル」に出せば、資源になります。
みどりのリサイクルの出し方
平和最終処分場(中央区平松町)など市内10カ所で回収しています。回収拠点の場所や、受付時間は市ホームページで確認してください。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/midori_recycle.html
どのように資源化される?
チップにした草木類
回収された草木をチップに加工している有限会社コスモグリーン庭好の伊藤拓馬さんにお話を伺いました。
草木は細かく砕かれ、2種類の大きさに分けられます。その後、農業用の堆肥やバイオマス発電の燃料などに活用されるそうです。
「草木をもえるごみとして捨てるのはもったいないです。金属やペットボトルと同じように、分別してリサイクルに出してもらえると、有効活用できます」と話してくれました。
伊藤さんの会社ではチップを県外の業者へ渡すことが多かったそうですが、市内で生まれた資源を市内で活用したいという強い思いから、チップを使った土づくりを行い、自社で農業にも取り組んでいます。
2023(令和5)年度の目標値は皆さまのおかげで達成することができました。ありがとうございました。今年1月から5月までの実績は455gで、今年度の目標の454gよりわずかに上回っています。2028(令和10)年までに404gを目指して、みんなでさらなるごみ減量に取り組みましょう。
一人一人が取り組めば、全体で大きな成果になるでござる!
ごみを減らすことで、ごみの運搬と処理に必要なエネルギーや二酸化炭素の発生を抑えたり、限りある埋立地をより長く使ったりすることができます。
今日からできるごみ減らし術を紹介する冊子です。市ホームページで読めます。日本語版、ポルトガル語版、英語版があります。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/gaidobook.html
市内の資源物回収拠点をインターネットの地図上で検索することができます。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/gomi/recycle/map.html
ごみ減量の6つのテーマから3テーマ以上を選び、写真と感想、ハッシュタグを入力してインスタグラムに投稿。市内在住の投稿者の中から抽選で300人に2,000円分の商品券をプレゼントします!
詳しくは、市ホームページへ。
9月30日までに投稿するでござる
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ippai/404tokokyannpe-nn.html
「もえないごみ」など、その他の収集日に出すと、ごみ収集車や清掃工場での火災の原因になります。
6月、もえないごみの収集作業中に発生したごみ収集車の火災
この特集に関するお問い合わせは、一般廃棄物対策課(【電話】053-453-6192)へお寄せください。
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