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更新日:2024年1月1日

1. 人権意識について

問1あなたは人権は重要なことだと思いますか。
(当てはまる番号に1つだけ、○をつけてください。)

問1 あなたは人権は重要なことだと思いますか。

 人権の重要度について、「非常に重要」が67.5%で最も高く、次いで「どちらかといえば重要」が26.9%となっています。「非常に重要」と「どちらかといえば重要」を合わせた『重要』は94.4%と高くなっています。
 「あまり重要ではない」は0.6%、「重要ではない」は0.1%と非常に低く、「あまり重要ではない」と「重要ではない」を合わせた『重要ではない』も0.7%と低くなっています。

【経年比較】

経年比較

 過去の調査と比較すると「非常に重要」と「どちらかといえば重要」を合わせた『重要』(94.4%)は、平成25年度調査(94.9%)とほぼ横ばい、平成22年度調査(90.6%)より3.8ポイント高くなっています。
 「あまり重要ではない」と「重要ではない」を合わせた『重要ではない』(0.7%)は、平成22年度調査、平成25年度調査も同様の0.7%でした。
 「非常に重要」の回答割合は平成25年度調査より低くなっていますが、『重要』と『重要でない』の回答割合はほとんど変わっていません。人権は重要なことだという認識が定着しているといえます。

 *「非常に重要」は平成22年度調査、平成25年度調査では「非常に重要である」になっているなど、調査年度により各選択肢の文言が若干異なっています。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「非常に重要」と「どちらかといえば重要」を合わせた『重要』は、女性(95.0%)の方が男性(93.8%)より1.2ポイント高くなっています。
 性別・年代を問わず『重要』の回答割合は90%を超えており、人権は重要だという認識を持っています。

【居住区別】

居住区別

 居住区別でみると、「非常に重要」の回答割合は天竜区(71.0%)が最も高く、南区(61.5%)が最も低い結果となり、両区の差は9.5ポイントありました。
 ただし、「非常に重要」と「どちらかといえば重要」を合わせた『重要』は、全ての区で90%を超えていることから、人権が重要という認識に地域差はほとんどないといえます。

問2浜松市は、「人権尊重の意識」が生活の中に定着していると思いますか。
(当てはまる番号に1つだけ、○をつけてください。)

問2 浜松市は、「人権尊重の意識」が生活の中に定着していると思いますか。

 人権尊重の意識が生活の中に定着しているかについて、「どちらともいえない」が34.1%で最も高く、次いで「どちらかといえば思う」(22.9%)、「あまり思わない」(17.5%)の順に高い結果となりました。
 「思う」と「どちらかといえば思う」を合わせた『思う』は30.2%でした。「あまり思わない」と「まったく思わない」を合わせた『思わない』は20.0%となり、『思う』が『思わない』を10.2ポイント上回りました。
 問1で、9割以上が人権は『重要』と回答する一方、人権尊重の意識が生活の中に定着しているという回答は約3割と少ない結果となりました。

【経年比較】

経年比較

 過去の調査と比較すると、「思う」と「どちらかといえば思う」を合わせた『思う』(30.2%)は、平成25年度調査(40.2%)より10.0ポイント低く、平成22年度調査(26.0%)より4.2ポイント高くなっています。
 「あまり思わない」と「まったく思わない」を合わせた『思わない』(20.0%)は、平成25年度調査(17.8%)より2.2ポイント高く、平成22年度調査(13.4%)より6.6ポイント高くなっています。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「思う」と「どちらかといえば思う」を合わせた『思う』は、男性(32.0%)の方が女性(29.1%)より2.9ポイント高くなっています。「あまり思わない」と「まったく思わない」を合わせた『思わない』も、男性(21.2%)の方が女性(18.4%)より2.8ポイント高くなっています。
 年代別でみると、30歳代の『思う』(13.6%)の割合が最も低くなっており、『思わない』(25.9%)を下回りました。20歳代も『思う』(22.1%)が『思わない』(24.8%)を下回りました。

【居住区別】

居住区別

 居住区別でみると、「思う」と「どちらかといえば思う」を合わせた『思う』は、西区(33.8%)が最も高く、南区(27.7%)が最も低い結果となり、両区の差は6.1ポイントありました。
 全ての区で『思う』が「あまり思わない」と「まったく思わない」を合わせた『思わない』を上回りました。『思う』と『思わない』の差が最も大きかったのは西区(18.4ポイント)で、最も小さかったのは南区(1.5ポイント)でした。

問3あなたは、自分以外の人の人権を尊重することができていると思いますか。
(当てはまる番号に1つだけ、○をつけてください。)

問3 あなたは、自分以外の人の人権を尊重することができていると思いますか。

 自分以外の人の人権を尊重しているかについて、「ややできている」が45.8%で最も高く、次いで「できている」(23.0%)、「どちらともいえない」(21.0%)の順に高い結果となりました。
 「できている」と「ややできている」を合わせた『できている』は68.8%となり、「あまりできていない」と「できていない」を合わせた『できていない』の5.2%を63.6ポイント上回りました。
 問2でたずねた人権尊重意識の定着について、『思う』が30.2%だったことと比較すると、自分は『できている』(68.8%)と考えている人が多い結果となりました。

【経年比較】

経年比較

 平成25年度調査と比較すると、「できている」と「ややできている」を合わせた『できている』(68.8%)は、平成25年度調査(68.4%)より0.4ポイント高くなっています。
 「あまりできていない」と「できていない」を合わせた『できていない』は、平成25年度調査より0.6ポイント高くなっています。『できている』『できていない』とも前回調査からの増減は、1ポイント以内に収まっており、大きな変化はなかったといえます。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「できている」と「ややできている」を合わせた『できている』は、女性(70.0%)の方が男性(67.4%)より2.6ポイント高くなっています。
 年代別でみると、『できている』は20歳代から50歳代までが65%前後と低くなっています。
 性別・年代を問わず『できている』が『できていない』を大幅に上回っています。

【居住区別】

居住区別

 居住区別でみると、「できている」は東区(27.3%)が最も高く、南区(10.8%)が最も低い結果となりました。「できている」と「ややできている」を合わせた『できている』は、東区(72.1%)が最も高く、天竜区(62.1%)が最も低い結果となりました。
 全ての区で『できている』が「あまりできていない」と「できていない」を合わせた『できていない』を大幅に上回りました。

問4あなたは、この5年ほどの間に、次の事例のようなことで自分の人権が侵害されたと思ったことはありますか?
(当てはまる番号すべてに、○をつけてください。)

問4 あなたは、この5年ほどの間に、次の事例のようなことで自分の人権が侵害されたと思ったことはありますか?

 自分の人権が侵害されたと思った事例としては、「根拠のない悪い噂、他人からの悪口」が13.5%で最も高く、「職場における不当な待遇」(12.4%)、「不平等または不利な扱い」(12.4%)、「パワー・ハラスメント」(11.6%)も回答割合が1割を超えました。1つの事例に回答が集中するのではなく、回答が分散される結果となりました。
 自分の人権が侵害されたと思ったことが「ある」と答えた人は、約40%となりました。「なかった」は53.0%でした。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「なかった」を除けば男性は「職場における不当な待遇」(13.7%)が、女性は「根拠のない悪い噂、他人からの悪口」(14.3%)が最も高くなりました。
 年代別でみると、全ての年代で「なかった」が最も高い結果となりました。
 全体で回答割合が1割を超えた選択肢をみてみると、最も高かった「根拠のない悪い噂、他人からの悪口」は60歳代以上の回答割合が相対的に低くなっています。「職場における不当な待遇」は20歳代、「不平等または不利な扱い」は30歳代、「パワー・ハラスメント」は40歳代が相対的に高くなっています。年齢やライフスタイルにより侵害された人権も異なってくることがうかがえます。

【性別・年代別詳細】

性別・年代別詳細

 性別・年代別でみると、「男女間のセクシュアル・ハラスメント」「男女間のストーカー被害」「男女間の配偶者等からの暴力」といった男女間の事例をみると、いずれも回答割合が3%未満の少数意見ではありますが、女性の方が男性よりも上回っており、男性から女性への人権侵害が多いことがうかがえます。
 なかでも、20歳代、30歳代女性の回答割合が高くなっています。

問5問4で1~13のいずれかに○をつけた方にお聞きします。
あなたは自分の人権が侵害されたと思ったときどうしましたか?
(当てはまる番号すべてに、○をつけてください。)

あなたは自分の人権が侵害されたと思ったときどうしましたか?

 自分の人権が侵害されたと思った時にどうしたかをたずねたところ、「何もしなかった、我慢した」が46.2%で最も高い結果となりました。次いで「家族に相談した」(36.0%)、「友人・知人・交際相手に相談した」(28.2%)、「自分で解決した」(21.9%)の順に高く、相談機関を利用した人はいずれも10%未満の回答割合となりました。

【性別・年代別】

性別・年代別

 性別でみると、「家族に相談した」と「友人・知人・交際相手に相談した」は女性の方が10ポイント以上高くなりました。同じ相談でも、学校、警察、公共機関等への相談は回答割合が低いことに加え、性別による差があまり見られませんでした。
 男性は「自分で解決した」「何もしなかった、我慢した」が女性よりも高くなりました。

問6人権に関する相談窓口として、次のものがあります。あなたが知っている相談窓口はありますか?
(当てはまる番号すべてに、○をつけてください。)

問6 人権に関する相談窓口として、次のものがあります。あなたが知っている相談窓口はありますか?

 相談窓口の認知度は、「児童相談所」が64.0%で最も高く、次いで「労働基準監督署」(49.9%)、「地域包括支援センター」(36.1%)、「浜松市いじめ子どもホットライン」(24.7%)、「法務局」(23.5%)の順に高くなっています。
 最も低かったのは「女性の人権ホットライン」の7.4%となり、次いで「みんなの人権110 番」(8.9%)、「児童相談所共通ダイヤル」(10.4%)の順に低くなっています。

【性別・年代別】

性別・年代別

 全体の回答割合が2割を超えた選択肢を性別でみると、「児童相談所」「地域包括支援センター」「浜松市いじめ子どもホットライン」は女性の方が男性よりも10ポイント以上高くなっています。「法務局」「労働基準監督署」は男性の方が女性よりも高くなっています。
 年代別でみると、10歳代は「浜松市いじめ子どもホットライン」「みんなの人権110番」「子どもの人権110番」が他の年代と比較して高くなっています。

【問5で「自分で解決した」「何もしなかった、我慢した」と回答した人との関連】

問5で「自分で解決した」「何もしなかった、我慢した」と回答した人との関連

 問5で「自分で解決した」と「何もしなかった、我慢した」と回答した人が問6でどのような回答をしているかをみたところ、概ね全体と同様の結果となっています。
 「自分で解決した」「何もしなかった、我慢した」と回答した人は、人権に関する相談窓口の認知度が相対的に低いため自分で解決や我慢したのではなく、全体の回答者と同程度の認知度を持ちながらそのような行動をとったことがうかがえます。

問7次の人権問題のうち、あなたが関心のある人権問題はどれですか。
(当てはまる番号すべてに、○をつけてください。)

問7 次の人権問題のうち、あなたが関心のある人権問題はどれですか。

 関心のある人権について、「子どもの人権」(50.5%)が最も高く、次いで「障がい者の人権」(46.5%)、「女性の人権」(42.9%)、「高齢者の人権」(40.6%)の順に高くなっています。また、「大規模災害時の避難生活者などをめぐる人権問題」は、平成30年度調査のみですが、34.7%と関心が高くなっています。
 平成25年度調査と比較すると、選択肢の言い回しの変更や選択肢が増えているため単純比較はできませんが、比較可能な選択肢をみると「人権問題に関心がない」「わからない」以外は全て回答割合が低下しています。
 *調査年度により文言が若干異なっている選択肢があります。「大規模災害時の避難生活者などをめぐる人権問題」は平成30年度調査のみの選択肢です。

【性別・年代別】

性別・年代別

 全体の回答割合が4割を超えた選択肢を性別でみると、「女性の人権」「子どもの人権」「高齢者の人権」は女性の方が高く、特に「女性の人権」は女性(57.2%)、男性(25.4%)と31.8ポイントの差がみられました。「障がい者の人権」は男性(46.9%)、女性(46.5%)とほとんど差がありませんでした。
 年代別でみると、全体の回答割合が最も高かった「子どもの人権」はどの年代でも高い回答割合となりました。「北朝鮮による拉致被害者をめぐる問題」は年代が高いほど回答割合も高い傾向がみられました。

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浜松市役所健康福祉部福祉総務課 人権啓発センター

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