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更新日:2024年11月24日
人権の重要度について、「非常に重要」が68.3%と最も高く、次いで「どちらかといえば重要」が26.9%、「どちらともいえない」が3.3%となっています。
「非常に重要」と「どちらかといえば重要」を合わせた『重要』は95.2%と高く、「あまり重要ではない」と「重要ではない」を合わせた『重要ではない』は0.5%と低くなっています。
過去の調査と比較すると、『重要』(95.2%)は、平成30年度調査(94.4%)、平成25年度調査(94.9%)とほぼ横ばいとなっています。
⋆調査年度により各選択肢の文言が若干異なっています。
性別でみると、『重要』は男性(95.1%)、女性(95.3%)で大きな差はみられませんでした。
年代別でみると、『重要』は10歳代が98.1%と最も高くなっています。
性別・年代を問わず『重要』の回答割合は90%を超えており、人権は重要だという認識をもっています。
居住区別でみると、「非常に重要」の回答割合は浜北区(74.8%)が最も高くなりました。
なお、『重要』はすべての区で90%を超えていることから、人権が重要という認識に地域差はほとんどないといえます。
自分以外の人の人権を尊重しているかについて「ややできている」が44.9%と最も高く、次いで「できている」が31.4%、「どちらともいえない」が17.8%となっています。
「できている」と「ややできている」を合わせた『できている』は76.3%となり、「あまりできていない」と「できていない」を合わせた『できていない』の2.5%を73.8ポイント上回りました。
過去の調査と比較すると、『できている』(76.3%)は、平成30年度調査(68.8%)、平成25年度調査(68.4%)より7ポイント以上高くなっています。
性別でみると、『できている』は、女性(78.4%)の方が男性(74.6%)より3.8ポイント高くなっています。
年代別でみると、『できている』は10歳代が92.6%で最も高くなっています。
性別・年代を問わず『できている』が『できていない』を大幅に上回っています。
居住区別でみると、『できている』は浜北区(83.8%)が最も高くなりました。
なお、すべての区で『できている』が『できていない』を大幅に上回りました。
人権尊重の意識が生活の中に定着しているかについて、「どちらともいえない」が35.5%と最も高く、次いで「どちらかといえば思う」が25.4%、「あまり思わない」が16.2%となっています。
「思う」と「どちらかといえば思う」を合わせた『思う』は31.7%となり、「あまり思わない」と「まったく思わない」を合わせた『思わない』の18.4%を13.3ポイント上回りました。
過去の調査と比較すると、『思う』(31.7%)は、平成25年度調査(40.2%)より8.5ポイント低くなっているものの、平成30年度調査(30.2%)からは1.5ポイント高くなりました。
性別でみると、『思う』は、男性(34.2%)の方が女性(31.5%)より2.7ポイント高くなっています。
年代別でみると、『思う』の割合が10歳代(46.3%)、20歳代(45.6%)では40%以上と高くなっています。
居住区別でみると、『思う』は、天竜区(42.5%)が最も高くなりました。
すべての区で『思う』が『思わない』を上回りました。
自分の人権が侵害されたと思った事例の有無について、「ない」が67.2%と最も高く、次いで「わからない」が16.4%、「ある」が16.0%となっています。
性別でみると、「ある」は女性(17.0%)の方が男性(13.3%)より3.7ポイント高くなっています。
年代別でみると、「ある」は40歳代(24.0%)が最も高く、70歳代以上(10.8%)が最も低くなっています。
自分の人権が侵害されたと思った事例の内容について、「仲間はずれ、嫌がらせ」が44.4%と最も高く、次いで「根拠のない悪いうわさ、他人からの悪口」が23.1%、「プライバシーの侵害」が16.3%となっています。
性別でみると、「プライバシーの侵害」は男性(21.7%)の方が女性(12.2%)より9.5ポイント高く、「ドメスティック・バイオレンス」は女性(13.4%)の方が男性(3.3%)より10.1ポイント高くなっています。
年代別でみると、「仲間はずれ、嫌がらせ」は20歳代から50歳代にかけて4割以上と高くなっています。
自分の人権が侵害されたと思った時にどうしたかについて、「何もしなかった、我慢した」が47.5%と最も高く、次いで「家族や友人等身近な人に相談した」が38.8%、「自分で解決した」が18.1%となっています。
性別でみると、「何もしなかった、我慢した」は男性(58.3%)の方が女性(36.6%)より21.7ポイント高くなっています。「家族や友人等身近な人に相談した」は女性(53.7%)の方が男性(30.0%)より23.7ポイント高くなっています。
年代別でみると、「家族や友人等身近な人に相談した」は20歳代から50歳代にかけて4割以上と高くなっています。
相談窓口の認知度について、「児童相談所」が68.7%と最も高く、次いで「労働基準監督署」が53.0%、「地域包括支援センター」が41.0%となっています。
性別でみると、「法務局」は男性(30.4%)の方が女性(21.4%)より9.0ポイント高くなっています。「地域包括支援センター」は女性(50.4%)の方が男性(32.7%)より17.7ポイント、「障害者相談支援センター」は女性(37.6%)の方が男性(25.6%)より12.0ポイント高くなっています。
年代別でみると、「地域包括支援センター」は年代が上がるにつれて高くなっています。
問6で〈自分で解決した〉と〈何もしなかった、我慢した〉と回答した人が問7でどのような回答をしているかをみたところ、「児童相談所共通ダイヤル」「外国語人権相談ダイヤル」「ふじのくにLGBT電話相談」を除いたすべての相談窓口で〈自分で解決した〉が高くなっています。
〈自分で解決した〉人は〈何もしなかった、我慢した〉人よりも、人権に関する相談窓口の認知度が高く、積極的な行動をとれたことがうかがえます。
関心のある人権について、「子どもの人権」が58.9%と最も高く、次いで「障がいのある人の人権」が57.0%、「女性の人権」が53.1%となっています。
過去の調査と比較すると、「インターネットによる人権侵害」は平成30年度調査(30.7%)より21.5ポイント高くなっています。
⋆調査年度により各選択肢の文言が若干異なっています。また、「災害に伴う人権問題」は平成30年度調査から、「アイヌの人々の人権」「ハラスメント」「人身取引」は令和5年度調査のみの選択肢です。
性別でみると、「女性の人権」「子どもの人権」「高齢者の人権」は女性の方が特に高く、「女性の人権」は女性(65.8%)が男性(39.8%)より26.0ポイント高くなっています。
年代別でみると、「高齢者の人権」は60歳代(58.5%)や70歳代以上(67.6%)で5割以上と高くなっています。「北朝鮮による拉致被害者をめぐる問題」は年代が上がるにつれて高くなる傾向がみられました。
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