緊急情報
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更新日:2025年2月27日
本市は、浜松市公共下水道西遠処理区の主要施設である西遠浄化センター、浜名中継ポンプ場、阿蔵中継ポンプ場において、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づく、公共施設等運営事業(コンセッション事業)を導入しました。
事業名称は、「浜松市公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業」です。(以下「本事業」といいます。)
このページでは、本事業の状況についてお知らせします。
市内に11ある下水道処理区のうち、一番大きな西遠処理区で稼働している3つの施設(図1参照)を、平成30年4月から「運営委託方式(コンセッション方式)」で運営しています。
運営委託方式(コンセッション方式)とは:施設の所有権を自治体に残したまま、運営を民間事業者に長期間(今回は20年間)委ねる事業方式です。
図1 西遠処理区及び対象施設
対象施設はもともと静岡県の施設でしたが、平成28年度からは浜松市が所有し運営することになりました。市では、平成 25年度から運営方法について検討した結果、コスト削減等の効果の高い「運営委託方式(コンセッション方式)」を導入することになりました。
平成28年5月に公募を開始したところ、2者から応募がありました。応募者から提出された提案書類を評価した結果、平成29年3月にヴェオリア・JFEエンジ・オリックス・東急建設・須山建設グループを事業者として選定し、平成29年10月に同グループが設立した浜松ウォーターシンフォニー株式会社と契約締結を行いました。
選定された事業者の提案によれば、20年間で約86億円のコスト縮減効果が見込まれます。(図2参照)
これらのコスト削減効果については、施設老朽化に伴う計画的な更新や耐震化事業の推進、過去の下水道整備に伴う企業債償還金の増加等の対応など浜松市の下水道事業の今後の負担増加等に充てることで、適正な下水道サービスの提供を行っていきます。
図2 コスト削減効果
西遠処理区でも他の処理区でも料金総額は変わりません。下水道への排出量が同じであれば、市内どちらにお住まいでも同額です。
市が一括して徴収します。手続きなども必要ありません。
料金の決定は議会の議決を経て条例で定められるため、民間事業者が自由に料金を変更することはできません。
運営委託方式(コンセッション方式)導入に伴い、平成30年4月1日以降、「使用水量等のお知らせ」の「下水道使用料」の下段に「下水道利用料金(※)」が追加されました。(図3参照)
西遠処理区では、市と民間事業者で料金を分け合います。「下水道使用料」は市が受け取る料金、「下水道利用料金」は民間事業者が受け取る料金のことです。
西遠処理区以外のお客様は、下水道利用料金部分が「*****円」と表記されています。
図3 「使用水量等のお知らせ」の変更
詳しくは、以下のページをご参照ください。
法令、水質、事業運営など民間事業者が守らなければいけない内容(要求水準)について、監視(モニタリング)を行っています。
モニタリングについての詳細は、以下のページをご参照ください。
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