西区応援団YEEL!　vol.25

8月5日（土曜日）、佐鳴湖南岸の会場で「入野地区ふるさと夏まつり」が開催されました。開催は、コロナ禍による中止を経て実に4年ぶり。
総勢20もの地元団体が総力を挙げて開催する手作りのおまつりを、子供から大人まで待ち望んでいました。
まつり当日、地元小中学校PTA・体育協会・凧揚げ会の皆さんが湖岸エリアで模擬店をオープンすると、夏まつりスタート前から子供たちが会場に駆けつけました。

メインエリアでは、華やかな盆踊りの音楽が。子供からお年寄りまで幅広い年代がこの盆踊りに参加し、「入野音頭」を含む合計5曲を踊りました。
夏の風物詩ともいえる盆踊りを支えてくれているのは、地元の「入野民謡クラブ」さん。優しく光る提灯の下で優雅に踊る姿に、会場の雰囲気も盛り上がっていました。

盆踊り会場に流れる音楽に合わせて、地元の小学校3校から応募してくれた小学生たちが「かいわれ太鼓」で華を添えます。
この日のために練習を重ねてきた児童13人は、地元の太鼓名人・堀野和男先生が見守る中、勢いのある素晴らしい太鼓演奏を披露してくれました。
やぐら下で踊る参加者たちも、太鼓に合わせて手拍子を叩き、会場に一体感が生まれました。

やがて日が落ちると、和太鼓の生演奏をバックに地元の花火師集団「志炎会」による手筒花火の実演が始まります。
手筒から花火が勢いよく吹き出す大迫力の光景に、来場者も歓声を上げていました。佐鳴湖上にスターマイン、眼前に手筒花火という豪華な光景は、この入野地区ふるさと夏まつりだけの特権といえます。

長さ100メートルに及ぶナイアガラの仕掛け花火で締めくくられた「入野地区ふるさと夏まつり」。上から下へと滝のように火花が流れ落ちる幻想的な光景を目に焼け付けながら、入野の夏をたくさんの人が満喫していました。