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更新日:2024年1月1日

平成31年度(令和元年度)第4回西区協議会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

(会議録署名人の氏名)
 議長が石川惠一委員と石塚惠美子委員を会議録署名人に指名

3 議事

(1)地域課題
・西区地域の課題について

≪区振興課から研修会(6月26日開催)の発言内容を説明≫

(仮テーマ)
 1 防災について考える
 2 地域の福祉について考える

(会長)今回は「1 防災について考える」をテーマとすることに委員の承認を得る。

【委員全員賛成】

≪区振興課防災グループから資料により説明≫

(新間委員)
 8月3日に出前講座を受けました。その時に動物園のセキュリティのことを質問しましたが、回答が無いので動物園の園長に聞きました。施設としては自己完結型の施設ですので、トイレは使用できますよと言う説明を受けました。それに関連してですが、フラワーパークやガーデンパークの状況を教えてください。

(河合区振興課主幹)
 関係課等へ確認をしまして、後日報告をしたいと思います。

(高木委員)
 台風による河川の氾濫や高波などあると思いますが、西区の緊急避難場所は昨年度協働センターでしたが、先月の大雨時には避難所が学校に変わったと思います。その経緯を教えてください。

(藤田区振興課主任)
 基本的に今年度も、風水害の時には協働センターに開設します。前回の大雨の時には、夜間で時間が遅く協働センターが開いていないこと、また、冠水になった地区では浸水の被害もありましたので、高台の学校を避難場所として開設しました。

(村松委員)
 緊急避難場所が変わることはあるのですか。また、その情報はどこから知ることができますか。

(藤田振興課主任)
 テレビ等の災害情報でも、緊急避難場所を開設した時には情報を流します。

(村松委員)
 テレビのテロップですか。

(藤田区振興課主任)
 テレビのdボタンによりNHK・SBSなどの災害情報で緊急避難場所を流します。

(村松委員)
 停電になるとテレビでの情報を知ることができないと思いますが、対策はありますか。

(藤田区振興課主任)
 同報無線から流すことになります。

(村松委員)
 同報無線なら大丈夫ですか。

(樋口委員)
 携帯電話で登録をすれば、停電でも知ることができます。

(藤田区振興課主任)
 防災ホットメールへ登録すれば、情報がメールで送信されてきます。

(大村委員)
 中学校までは地域の学校に通うので生徒の安全対策はできますが、高校からは通学時での災害発生時に対しての高校生の安全確保がどのようになっているのか。また、西区の高校と西区役所が連携しているのか教えてください。

(本間区長)
 市と高校とは連携を取っていません。高校生は小・中学校の時に防災教育を受けています。高校は県の防災から情報が入ってきますので、学校側はその情報により生徒に注意を促していると思います。学校での指導もされていると思いますが、高校生になると自分の判断が重要になると思います。

(大村委員)
 学校では教えていないと言うことでしたので、家庭内で通学路を確認して対処方法を考えました。

(本間区長)
 第5次避難計画の中に「命を守る」があり、「家族で防災会議を開く」ことで自然災害時には、何処へ避難をするのか話し合っていくことが必要だと思います。小・中学校では防災ノートを昨年から配り、対策や避難場所など家族や学校で話し会いをする自助教育をしています。高校生は家族での防災会議を是非してください。

(樋口委員)
 このチラシですが、各家庭に常備する必要性があると思いますが配付する予定はありますか。

(藤田区振興課主任)
 出前講座の参加者に講座の資料として配付しているものです。

(樋口委員)
 西区の出前講座はどの程度実施していますか。

(藤田区振興課主任)
 今の時点では自治会・中学校等で10か所です。
 出前講座の依頼があれば伺います。

(樋口委員)
 依頼があればではなく、積極的に講座を開くことは考えていないのですか。

(本間区長)
 災害のあった時には講座の依頼は多いのですが、段々と防災意識が薄れてきます。
 地域で防災意識を高めることで出前講座も活きてくると思いますので、まずは出前講座の依頼をして防災意識を高めてほしいと思います。

(渥美委員)
 携帯トイレは家庭で用意をしましょうとありますが、家庭で携帯用トイレを備蓄するにはお金がかかります。家庭にあるビニール袋などを利用した、簡易トイレを作る出前講座をしてくれるのですか。

(本間区長)
 出前講座はプログラムがありますが、重点的に教えてほしい部分があれば職員が勉強をして教えることになると思います。

(藤田区振興課主任)
 講座のメニューはありますが、内容について特化することはできます。

(渥美委員)
 食事はアレルギーのこともあるので家庭で考えますが、トイレはどこの家庭でも必要ですので出前講座で簡易トイレを実際に作ることが必要だと思います。
 教える側も住民として困っている内容の出前講座をすれば、地域の方も頼みたいと思いますし、実際に作る指導をしていかないと伝えられないと思います。
 私は自分がやることで伝えられるし、困っていることも理解できると思いますので、市職員も経験をして最低限のやり方を知ることが必要だと思います。

(本間区長)
 出前講座にはメニューはありますが、部分的に特化することもできますので講座依頼する時に伝えてください。簡易トイレですとセットするのに時間が掛かります。

(渥美委員)
 ダンボールで作ることができると思いますが、家庭にあるものでトイレを作ることができればと思います。

(樋口委員)
 去年、和地地区の湖東団地自治会において出前講座の中で、トイレについての講座を受けました。今年度は社会福祉協議会を利用して実施しようかと思っています。

(本間区長)
 簡易トイレの組み立てなら西区の職員が指導しますが、時間が掛かります。

(樋口委員)
 トイレを簡易に作る方法があると思いますが、その部署はどこになりますか。

(藤田区振興課主任)
 西区役所区振興課に防災担当職員は4人います。
 先程の出前講座10か所は西区区振興課の講座になります。他には危機管理課も出前講座をしています。
(樋口委員)
 行政として何か所、出前講座をしていますか。

(金島副区長)
 危機管理課で実施している講座を西区の防災担当も実施すればということですね。

(樋口委員)
 被災の状況によりトイレが使えなくなると大変なことになります。

(本間区長)
 避難所の簡易トイレの組み立て方法や家庭での簡易トイレの作り方など、特化して指導することもできると思います。ただし、普通の出前講座とは異なりますので調整して申込みいただければと思います。

(樋口委員)
 メニューを要望すればできるということですね。

(本間区長)
 そういう事です。

(渥美委員)
 和地地区は去年、いろいろな出前講座をしたということですが、トイレの作り方を希望すれば教えてくれるのですね。
 トイレの作り方等、どの程度のことをしましたか。

(樋口委員)
 テント型やダンボールを使用したもの携帯トイレなど一通り教わりました。

(犬飼委員)
 本屋に防災グッズの作り方のミニ本があり、その中に家庭にあるもので作れる防災グッズが掲載されていました。市で、そのよう資料を集め講座等の資料として提供できるようにすれば良いと思います。

(渥美委員)
 家庭にあるバケツとビニール袋を使い、あと何かをプラスしてトイレを作るようなアイデアを市から提案することはできますか。

(本間区長)
 そのような情報は沢山ありますので、皆さんに合ったやり方で作ることが良いと思います。皆さんには簡単に作ることができるものを、事前に準備して置いてほしいということです。

(鈴木副会長)
 インターネットで検索すると教えますという人はいますので、教えていただき自分が地域で先生になって教えることが良いと思います。また、トイレに関しては資料(チラシ)の説明ということでお願いします。
今回のテーマは西区の特徴を踏まえた災害と、その対策を自助・共助・公助の視点から考えるということですので、私たちは区協議会委員として西区の特徴を踏まえた災害についての意見がほしいと思います。
先程、動物園の話が出ましたがもし動物が逃げたらどうするのとか、例えば西区南の篠原・舞阪では津波があればどうなるのかなどの問題がありますので、西区全体を見た特徴として考えていただけると今日のテーマに沿った話になると思います。

(大村委員)
 舘山寺には外国人観光客が多く来られますが、災害時の対応が分からないので教えてください。

(鈴木副会長)
 結論は出ないけれど西区の問題点の一つですね。

(本間区長)
 舘山寺温泉ホテル等の組合と市は、旅行客が一時避難する避難所として協定を結んでいると思います。外国人は言葉の問題もあるので今後の課題になります。

(大村委員)
 観光客が多い時期は避難所に収容しきれない心配があります。

(本間区長)
 そのような可能性もあり得ると思います。

(宮木委員)
 私は30年位前、消防団に入団していました。その時の防災は、自治会・自主防災・消防署の3組織が地域全体を見るという形ができていたと思います。
最近、消防の分団・消防署・地元住民の地区の合同訓練があり、地元では各世帯1人が参加していました。本来はその時に防災の話をするのが良いと思いますが、今は3組織の関係の連携が上手くいっていないと思います。折角の機会ですので、このようなチラシを配り防災の話をするのも必要だと思います。

(樋口委員)
 西区の特徴を踏まえた災害とありますが、ある程度想定される災害を市はまとめてありますか。また、特徴を踏まえた災害とはどのようことを考えているのか教えてください。

(本間区長)
 西区は、海・川・山・湖・養鰻池があり、港もあります。
 西区には全てがあり、課題も多く災害は想定外のものもありますので、その中で最低限のことを自助として準備等することが必要です。
 共助としては災害後に地域の人たちで避難所の運営等、助け合いをする。
 公助としては橋梁・道路の耐震や川の浚渫などをしていくなど、それぞれの役割があります。しかし、課題は多いと思いますので、皆さんが思う自助・共助・公助なかでも西区は津波・土砂災害等多岐にわたるので防災対策も大変です。その中でも特化したもの例えば、津波などに絞った方が良いと思います。

(鈴木副会長)
 災害時の公助はどこまでできるのですか。

(本間区長)
 職員もまずは、「自分の命」「家族の命」を守り、それから支援体制に入ることになりますが、道路等の事情などを考えると何割の職員が登庁できるのかになります。

(鈴木副会長)
 災害の前には準備等いろいろできるが、災害時には何もできないということになります。そうしますと自助は常日頃から準備等をすること、そして共助は地域で何とかするということになりますね。

(本間区長)
 自分の命を守った後には共助しかありません。

(鈴木副会長)
 避難所を開設して、共助で助け合うしかないことになりますね。

(本間区長)
 避難所に職員が行けなければ、地域の方が開設することになります。

(鈴木副会長)
 そうしますと、自治会が中心となって運営していくことになりますね。

(犬飼委員)
 自治会としても難しい問題です。自治会長として災害を想定した場合、不安になりましたので、今年の6月に今の自治防災組織で機能すると思いますかというアンケートを取りました。その結果、満足・おおむね満足という方が9割いましたが、住民は安易に考えていると思いました。災害になったら防災要員も足りなくなり、組織での機能ができないと思います。
 
(土屋委員)
 橋が落ちる地割れが起こるような災害では各組織は機能しません。まずは自助、命を守ることが大切です。少しでも人への被害を少なくすること、誰にでも分かるシンプルな方法を考え広めることが必要になると思います。地域で困ったことを地域で議論する方が良いと思います。

(犬飼委員)
 助ける人、助けられる人の二分割にすると分かり易いと思います。動ける人は共助をしないと組織として成り立たないと思いますが、でも理解が得られないのが現状です。

(鈴木副会長)
 共助のところは特に理解が得られないのですね。

(村松委員)
 福祉から考えると、車椅子の方は家から逃げられないと思います。助けられる側になるので、防災訓練に参加する自信もありませんので、自助努力として家の中の安全な場所を確保することや外出先での避難経路の確認をします。また、家庭内での防災会議が重要になると思います。

(高木委員)
 西区の消防団には312人の団員がいます。自助を高め、共助・公助側に回れる指導はしていますが実際には未知数です。このチラシは浜松市防災学習センターにあります。また、備蓄食品と携帯トイレは西区ではローソンに置いてありました。
1週間前に篠原地区連合会長からの指示のもと30名ほど集め、避難所運営の開設初動確認の訓練を実施した中でトイレの説明もしました。
自助は自身のアンテナで情報を集めること。地区には一人や二人は必ず詳しい方はいると思いますので、そこから発信をしていただければ良いと思います。
トイレに関しては、ダンボール・バケツを利用して作る方法はあります。尿・大便の処理にしても新聞紙を重ねたり大人用のおむつを使用したり、猫砂・ペットシートを使う方法もあると思いますが、トータルで考えると凝固剤付の物を買った方が間違いはありません。災害が起きるとゴミの出し方が変わり、便とかは腐敗物に分けられると思いますので携帯トイレを買った方が良いと思います。携帯トイレは100回分で16,500円、500回分で68,000円位になりますが10年間使用できます。
西区における問題はいろいろあるのですが、基本的には5年位前に配付した避難行動計画版に全て載っています。市・区が発行している冊子はかなり網羅されていますので見ていただければと思います。
災害弱者という言い方は適当かどうか分かりませんが、これに関しては2~3年前に自治会長が苦労をされたと思います。
高齢者とか障がいを持たれている方、知的・身体・認知症など浜松市でも沢山いると思いますが、該当する方には市から通知しています。災害が起きた時に助けが必要ですかという避難行動要支援者の名簿が取りまとめてあります。それを各自治会長は持っているので自治会長の役割としては、その方を助けるための支援者を見つけてくださいというものです。頼みに行くと大変なミッションを与えられたと思ってしまいますが、どんなに忙しい方でも年の半分は家に居ると思いますので、その時に手を差し伸べていただければと思います。
震災関連死という言葉があります。家屋の倒壊、津波に流されたという事ではなく生き残ったにもかかわらず、その後に亡くなってしまう震災関連死は東日本大震災や阪神大震災の時には、全体の15%が震災関連死で亡くなったと言われています。
避難所運営や在宅避難者に関しても高齢者等の肺炎・心不全・心疾患で亡くなる方が多く、これを減らすことをしましょうと自治会長と話をしています。
最終的にはコミュニティになりますが、防災のハードルを高くしないでできることをする。災害の時には隣近所の人に頼ることになると思いますので、そのところを地元自治会が考えていくことで変わると思います。

(笹田会長)
 発生直後は自助・共助が中心になり、被災後が公助になるので市へ頼ることはできないと思います。西区は海・山・川等もあるので、先ずは自分の命を守ること。今、住民は防災に関して意識が薄れているので、地区の防災訓練に参加をするなど防災教育をしていくことが必要だと感じています。
 今回の質問に対して未回答のものは、次回以降に担当課から回答していただきます。

(笹田会長)
 西区協議会の議事(地域課題)は終了とします。

4その他

(1)今後の開催予定について

第5回西区協議会は、9月25日(水曜日)午後1時30分から開催
第6回西区協議会は、10月16日(水曜日)午後1時30分から開催

(2)その他

5閉会

(笹田会長)
 以上をもって、第4回西区協議会を閉会させていただきます。

 

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