緊急情報
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更新日:2025年7月22日
<会議録署名人に片山 幸一 委員、加藤 一正 委員を指名>
<中央区 豊田 周一 副区長から説明>
<西行政センター 鈴木 三男 所長から説明>
【案件一つ一つについて協議し、取扱いを決定(すべて〔4件〕西地域分科会での説明を希望)】
<西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長から説明>
(河瀬 俊夫 委員)
浜松市では「障がい」と「がい」をひらがな表記するという話を聞いたことがあり、私たちも資料では「障がい」の表記を使っています。会議資料53ページで「障害」と「害」を漢字表記していますが、意図がありましたら教えてください。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長)
資料の確認が行き届かず、申し訳ありません。「がい」とひらがな表記に訂正し、資料については差し替えいたします。
(中央区 豊田 周一 副区長)
「障害」と「障がい」という表記については、使い分けをしており、市の考え方を確認した上で、次回会議でお示しします。
<西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長から会議資料63ページ~102ページについて説明>
<渥美 香由里 委員から会議資料103ページについて説明>
(渥美 香由里 委員)
外国人との交流の取り組みについて口頭のみで紹介します。
(外国人学校の)ムンド・デ・アレグリアが入居している浜松市外国人学習支援センターを雄踏地区民生委員・児童委員協議会が定例会で使っております。交流とまでは言えないかもしれませんが、開校式に呼ばれたりとか、日本語勉強発表会に呼んでいただいたりしています。また、コロナ禍前には文化祭でのお餅つきを通じての交流もありましたし、納涼祭においては、浴衣を着て、みんなで盆踊りを楽しみながら、交流をしています。
外国人の方が、地域に住んでいる人たちと交流を図るのは難しい面もあるかと思います。しかし、私の知る範囲では、自治会に加入するだけでなく、神社の掃除にも来てくださるような、地域に根づこうとしてくれる外国人の方も増えていると感じております。
(河瀬 俊夫 委員)
渥美委員の説明の補足となりますが、雄踏地区で行っていることを紹介したいと思います。
ムンド・デ・アレグリアのこどもたちには、施設のある雄踏地区との交流のために、声掛けをして、「ゆうとう納涼祭」で和太鼓を披露してもらったり、雄踏地区社会福祉協議会が秋に開催しているイベント「ふれあい広場」に参加してもらったりしています。
雄踏地区においても異なる文化的背景を持つ方々が増えてきておりますので、そのような方に少しでも地域に馴染んでもらうためのイベントを企画・実施しております。
(鈴木 かおり 委員)
外国人や障がい者との交流があまり図れていないのではないかと思っていたため、地域課題として提案いたしました。しかし、市の取り組みに加え、市民レベルの交流について各委員さんから教えていただき、安心しました。
(片山 幸一 委員)
日赤会費の募金の依頼文について、需要がなく取り止めたとのことですが、以前は外国語版を作成していたと伺いました。以前作成していた外国語版は、どのように掲載または配布されたのかについてお聞きしたいです。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長)
自治会から依頼を受けて外国版を作成し、直接自治会に送っていたと聞いております。
(片山 幸一 委員)
「ウェルカムパック」は、どのように入手できるのか。インターネットで見ることができるようになっているのかお聞きしたいです。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長)
会議資料67ページにある「ウェルカムパック」のチラシ下段にある二次元コードを読み込んでいただければ、対応する外国語版の「ウェルカムパック」を読むことができます。
(田澤 健司 会長)
先ほどの説明では、「ウェルカムパック」のチラシを転入された外国人の方にお渡ししているということでしたが、すでに居住されている外国人の方に「ウェルカムパック」を読んでもらうためのPRも必要かと考えました。
(片山 幸一 委員)
私が自治会長を務める自治会には、外国人の方と思われる世帯が6世帯あり、今年もまた1世帯が加入されました。これまでは、外国語の情報がほしいという要望はなかったのですが、昨年、1世帯から外国語でないと分からないとお話がありました。自治会としても、これからは、外国人の方が住みやすい地域にしていかなければいけないと考え、浜松国際交流協会(HICE)さんに依頼して、ポルトガル語に翻訳していただいたものをお渡ししました。
その際、HICEさんに依頼して、翻訳するというやり方は、なかなか時間もかかりますし、ハードルが高いと感じました。そこで、インターネットに掲載され、いつでも取り出して自由に配布できたり、紹介できたりするようなものがないかと思い、お聞きしました。
「ウェルカムパック」のように、二次元コードを読み込めば、すぐに情報を読めるということは良いと思います。今までは外国語版について自治会にあまり伝わっていなかったのかもしれません。
外国人の方は回覧物などの外国語版を自治会に求めることを躊躇しているのかもしれません。これからも外国語版をお配りするということを少しずつやっていけたらと思っています。
(村上 ひろみ 委員)
外国人が気軽に日本語学習できる場所を増やしていく必要があるのかなと思います。
(西行政センター 鈴木 三男 所長)
浜松市外国人学習支援センター(U-ToC)は、初歩レベルの日本語学習支援から行っております。また、地域のNPO団体がそれぞれのコミュニティで日本語学習支援を行っている場合もあります。日本語学習支援に関しては、浜松市でも力を入れておりますので、ぜひご案内いただきたいと思います。
(村上 ひろみ 委員)
私は税理士をやっていますが、ここ数年、申告期限まで時間がない時期に、確定申告をしてほしいという依頼をする外国人の方が数人いらっしゃいます。短期間での対応は難しいので、税理士会を紹介していますが、その結果どうなったのかは分かりません。確定申告のためにもっと早くから準備しなければいけないことすら分からなかったのかもしれません。
(西行政センター 鈴木 三男 所長)
HICEが税務署と連携をして、税の申告のサポートデスクのようなものを持っていたと思いますので、HICEをご案内いただければと思います。
(田澤 健司 会長)
鈴木委員から今回の地域課題を出していただいたおかげで、各委員さんの所属する団体や各自治会さんが、外国人や障がいをお持ちの方と地域で共生するために、様々な取り組みをされていることが分かり、とてもよかったと思います。また、市も丁寧な対応をしていることが改めてよくわかりました。
皆さん、ぜひ、今回出た話を活かしていていただければと思います。
<河瀬 俊夫 委員から会議資料57ページについて説明>
<西行政センター 小泉 貴浩 地域自治・防災グループ長から会議資料59ページ及び105ページ~109ページについて説明>
<片山 幸一 委員から会議資料60ページについて説明>
<田澤 健司 会長から会議資料61ページ~62ページ、別紙資料「わが家の防災(風水害・土砂災害編)各戸配布・保存版」「浜松市防災マップ(志都呂町)」「風水害から身を守るための『マイ・タイムライン(自分の命は自分で守る)』」について説明>
(井嶋 誠 委員)
皆さんのお話を聞いて、各地域、それぞれ一生懸命に防災活動に取り組まれていることが分かりました。
神原町では、昨年12月に、説明のあった「災害図上訓練(DIG)」を行いました。有志を募集し、40人ぐらい集まったと思います。私は大変有意義な訓練であったと思います。
(中村 久実 委員)
津波の危険があるなど地域特性による危機意識の差もあると思いますが、自分の住んでいる地域の防災活動について非常に危機感を持っています。
(田澤 健司 会長)
防災は、本当に自分事だと思うかどうかだと思います。災害は自分の身に降り掛かることなので、防災を人任せにすることはできません。自治会や自主防災隊などの既存の組織の活動として防災活動を行うことは、大変大事です。しかし、まずは、同じような考えを持つ身の回りの人から始めてはどうかと思います。
家庭によって、災害時の想定は全く異なったものとなると思います。家族構成や家庭の事情も異なれば、自宅(建物・土地)の状況も異なります。その結果、備蓄をすべきものは各家庭で異なりますし、避難所に避難することが適切なのかどうかも異なります。特に地震の場合はむやみに動かず、自宅にとどまる方が安全というお宅もあります。
また、地域によって、災害の種類や危機感の持ち方も異なります。
共助がなくて良いということではありません。「となり近所の助け合い」も重要です。しかし、やはり最終的には、「自分の身は自分で守る」「自分の家族は自分で守る」ことにならざるをえないと思います。
(村上 ひろみ 委員)
会議資料の60ページの「弁天島地区の津波避難計画」の津波緊急避難場所6に「弁天島ビル(旧中部電力保養所)」とあります。ここは指定の緊急避難場所になっていたと思いますが、自治会からは、「所有者の方からの要望で地震が起きても建物に入れなくなっている」という説明を受けております。
弁天島ビルが使用できないとなると、(第2弁天島の)千鳥園の緊急避難場所は、津波避難タワーしかありません。それだけでは、やはり不安です。橋はおそらく渡ることができない状況になると思います。高さのある避難施設を作っていただけないかと思います。
(田澤 健司 会長)
避難計画は、随時更新していくことが必要だと思います。特に自治会や自主防災隊が危険箇所や避難場所を設定してしまうと、逆に住民の皆さんがそれに頼りすぎてしまうこともあると思います。それが正しいかどうか、この避難経路しかないと思い込んでしまった場合、本当に安全が守れるかどうか、注意が必要という感想を持ちました。
(河瀬 俊夫 委員)
様々な情報をご提供いただき、また、いろいろなことを教えていただき、ありがとうございました。
やはり、防災は、それぞれの置かれている立場や地域によって全く違う内容になります。お聞きした話を参考に、自分たちの地域に置き換えたら、何がどうできるかということを考えていきたいと思います。
(田澤 健司 委員)
防災は、地域課題として何度も取り上げておりますが、おそらく地域課題でなくなることはないと思われますので、今後も協議対象としていきたいと思います。
<大澤 建雄 委員の退任を報告>
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