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更新日:2025年3月25日

令和6年度第8回中央区協議会西地域分科会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

<朝月副市長の出席を田澤健司会長から紹介>

3 区長あいさつ

4 議事など

<会議録署名人に村上ひろみ委員、油井五郎委員を指名>

( 1 )諮問事項 第3号 浜松市立和地幼稚園の閉園について

<幼保運営課 大橋 泰仁 課長から説明>

(袴田 多惠子 委員)
和地幼稚園PTA及び和地地区自治会連合会の連名で提出された「要望書」における要望内容について市が対応をしたものがあれば教えていただきたいと思います。

(幼保運営課 大橋 泰仁 課長)
要望内容の2件目「園児同士の交流の機会」については、年度内に6回ほど交流する機会を設けるよう日程調整しているところです。

(袴田 多惠子 委員)
以前、幼稚園の児童数が減少しつつあった時期に、公立幼稚園で「預かり保育」をやってほしいという保護者などから要望があったにもかかわらず、「預かり保育」が実施されませんでした。その結果、公立幼稚園の入園をやむなく諦めたお宅もありしました。今更ですが、公立幼稚園での「預かり保育」を考えていただきたかったという気持ちがあり、「要望書」に「『預かり保育』の実施」とありましたので、お伺いしました。

(田澤 健司 会長)
そのほか答申内容について特にご意見等ないようであれば、「やむを得ない」という方向性で答申書(案)を作成し、次回の分科会にて皆さんの賛意を得たいと思います。

( 2 )答申事項 第2号 浜松市舞阪水産物荷捌き所の譲渡について

<田澤 健司 会長が答申書(案)のとおり答申する旨を説明>

( 3 )協議事項 第15号 浜松市農業振興ビジョン(案)のパブリック・コメントの実施について

<農業振興課 森 隆仁 課長から説明及び事前質問への回答>

(河瀬 俊夫 委員)
生産した農作物がJAの規格と合わないため出荷できず、廃棄されてしまうという話を耳にします。規格外品であっても安い価格で提供されれば、消費者としてはメリットがありますし、おそらく生産者にもメリットがあるのではないかと思います。市がどこまで関与できるかは分かりませんが、アドバイスするなどの市からの働きかけがあればよいのではないかと思います。

(農業水産課 森 隆仁 課長)
「規格外品のため出荷できない」という話や「規格外品などをファーマーズマーケットや無人販売所等で販売している」という話は聞いております。規格外品の販売促進については今後の参考とさせていただきたいと考えております。

(中村 久実 委員)
「浜松市農業振興ビジョン(案)」では「担い手の確保」を基本施策の一つとし、「新規就農者の育成・支援を行う」としていますが、既に就農している方への支援について記載がありません。災害があり農作物や農業施設に被害が出た場合、農業従事者への支援は、どのようになっているのでしょうか。

(農業水産課 森 隆仁 課長)
過去に災害により大きな被害が出た際に国の支援を活用した事例があります。被害規模に応じては、国・県・市での対応も考えられますが、基本的には個人加入の保険での対応をお願いしております。ビニール・ハウスなどの農業施設につきましては被害を受けた場合に補償される共済保険があります。また、台風などの災害によって作物が取れず、収入が激減した場合に備える収入保険という保険制度があります。

(中村 重男 委員)
農業従事者が安定した収入を得られる体制を整えていただければと思います。安定的な収入を得られるようになれば、農業を継続される方が増えるのではないかと思います。

( 4 )協議事項 第16号 第3次浜松市中山間地域振興計画(案)のパブリック・コメントの実施について

<市民協働・地域政策課 真田 憲克 中山間地域振興担当課長から説明>

(河瀬 俊夫 委員)
主要施策15「儲かる林業への進化」に関する質問です。林業従事者の高齢化が進む中、伐採の機械化を進めることで林業を維持しているという報道もなされています。市として、森林管理の機械化についてどのように考えているのか教えてください。

(市民協働・地域政策課 真田 憲克 中山間地域振興担当課長)
今回は、計画の概要を説明させていただきました。具体的な内容は、計画本編の事業一覧や「浜松市森林・林業ビジョン」をご覧いただけると大変助かります。河瀬委員のご意見は、パブリック・コメントの意見として承ります。

(河口 光善 委員)
「儲かる」が一つのキーワードですよね。これは、先ほど取り扱った「浜松市農業振興ビジョン(案)」にも当てはまりますが、産業を成り立たせるには「儲かる」ことが前提となります。「儲かる」ことが人材確保につながりますし、ブランド化は「儲かる」ことを目的としたものです。「儲かる」という観点からの施策をお願いします。
また、働き方改革が第一次産業だけ進んでいない状況にありますので、第一次産業の働き方改革が進展するような施策も考えていただきたいと思います。

( 5 )協議事項 第17号 浜松市公共施設等総合管理計画(案)のパブリック・コメントの実施について

<アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長から説明>

(浜井 卓男 委員)
中山間地域には、小川に架かる橋梁や隧道(トンネル)などが無数と言っていいほどあります。数多くある中山間地域のインフラを維持するための整備は費用対効果が小さいとも言えます。費用対効果の小ささを理由として中山間地域の橋梁や隧道の更新・改修を控えるという考えはありますか。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
橋梁や隧道などは「インフラ資産」に該当します。「インフラ資産」の維持整備は、先ほどの説明で使用した資料(「浜松市公共施設等総合計画 概要版(案)」第6章)の「インフラ資産に関する具体的な取り組み」でお示ししている「リスクベースメンテナンス」の考え方に基づき対応していきます。耐用年数が来たから速やかに更新するのではなく、「損傷などが生じた場合どういった影響を及ぼすのか」といったリスクを考慮し、優先順位をつけて、更新・改修をしていきます。なお、使用頻度が少ないから更新・改修はしないといった意味ではございません。

(浜井 卓男 委員)
インフラを維持するために、中山間地域振興担当と連携し、移住振興も含めて対応してもらいたいと思います。
それともう一つ。今、静岡県立図書館の建設工事が入札不調となっています。労働時間の制限もあり、人手不足で、中小の建設業者が複数倒産するなど建設業が大変な時代に入っています。そのような状況で、「タテモノ資産」の「投資充足率」90%という目標は、果たして可能なのかという気がします。どうでしょうか。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
確かに90%は高い目標です。統廃合複合化により機能は残しつつ延べ面積を減らすことで将来維持にかかる費用を抑えたり、大規模改修時において必要最低限の改修に留めるなどの工夫をしたりして、90%を目指します。

(浜井 卓男 委員)
現在の「投資充足率」の状況はどうなっていますか。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
現在の物価上昇を加味して計算しますと、「タテモノ資産」が62.5%、「インフラ資産」が87.4%となります。

(油井 五郎 委員)
庄内地区にあるような老朽化した施設を今後どうするのか計画では分かるのですか。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
具体的な施設の今後の方針については、本日説明で使用した「概要版」に記載はありませんが、計画本編に添付されている「対象施設一覧表」をご覧いただくと分かるようになっております。

(田澤 健司 会長)
計画の目標指標としている「投資充足率」は、一般的な目標指標なのか教えてください。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
「投資充足率」という目標指標を設けている自治体は全国的には少ないと認識しております。「公共施設の面積を何%減らす」といったような施設を削減する目標指標を掲げている自治体が多いように理解しております。しかし、浜松市におきましては、「今ある施設を維持していくためにどれほどのお金が必要か」、「施設に対して必要な投資がされているか」ということを判断するために「投資充足率」を目標として掲げております。

(田澤 健司 会長)
(「投資充足率」の分母である)「将来試算値」の予測による算出は非常に難しいのではないかと思います。「将来試算値」についての考え方について教えてください。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
「将来試算値」は、今ある資産を存続するために今後50年間必要となる改修更新経費を全て積み上げた数値を50で割って一年あたりの必要な数値を算出しております。

(田澤 健司 会長)
「投資充足率」は、「資産の整備を計画から前倒しすれば上昇する」、「計画より節約したら減少する」という考え方でよろしいですか。

(アセットマネジメント推進課 岡本 祐一郎 課長)
間違いありません。したがって、(「投資充足率」の分子である)「投資実績値」は短期的な投資に左右されないよう、5年間の平均値で算出しております。

(田澤 健司 会長)
「将来試算値」を本当に正確に見通せるかどうかということがこの計画の目標指標の肝であると思います。

( 6 )協議事項 第18号 第4次浜松市犯罪のない安全で安心なまちづくり基本計画(案)のパブリック・コメント実施について

<市民生活課 大城 秀寛 課長から説明及び事前質問への回答>

(河瀬 俊夫 委員)
「部活動をして帰りが遅くなったときに、暗い場所がある」という話を子供達から聞きました。学校からの要望に基づき防犯灯を設置することは可能ですか。

(市民生活課 大城 秀寛 課長)
防犯灯は、現在、自治会様が設置し、その経費につき市が補助をするという制度になっております。おっしゃる通り、学校からの要望もあろうかと思いますので、学校との連携も図っていきます。

(中村 重男 委員)
基本方針1「市民自ら防犯意識を高める」の取組として「防犯力を高める情報発信」、「防犯力を高める教育」とありますが、「こうすればよい」という具体的な防犯対策を市民に周知してほしいと思います。
それから、小学校・中学校に通う子供たちには、防犯対策として防犯ブザーをぜひ持たせてほしいと思います。

(市民生活課 大城 秀寛 課長)
「闇バイトによる強盗」など新たな犯罪の手口が色々発生しておりまして、そのような新たな犯罪について市民の皆様から心配する声が寄せられております。その度に、新たな犯罪の手口やその犯罪に対する対応策を周知する必要があると実感しております。警察や防犯協会が防犯講座や啓発チラシなどを通じて犯罪の特徴や有効な対策などの周知を図っておりますので、市も連携して対応していきます。

(浜井 卓男 委員)
浜松市の防犯カメラ設置補助の対象となる防犯カメラは固定式に限られますよね。不審者が特定の場所に常に出没するわけではないので、同じ場所に固定して防犯カメラを設置しても効果が小さいですよ。だからといって、全ての場所に防犯カメラを設置するわけにもいきません。以前にもお願いしましたが、移動式の防犯カメラも対象とするよう補助金要綱の改正を検討してください。

(市民生活課 大城 秀寛 課長)
個人のプライバシーに配慮する必要があることから、対応は難しいと考えておりますが、ご意見としてお預かりし、検討してまいりたいと思います。

(浜井 卓男 委員)
「DV(配偶者からの暴力)の防止の啓発」が、基本方針4の取組(4)として記載があります。しかし、基本方針3「子どもの安全の確保」に「親から子供に対する暴力」についての取組の記載がありませんよね。また、刑事罰を科せられる可能性のある「陰湿なイジメ」についての取組もありません。基本方針3の取組として「親から子供に対する暴力」や「陰湿なイジメ」についての取組を追記したほうが私は良いと思います。

(市民生活課 大城 秀寛 課長)
子供に対するDVの取組は、基本方針4(4)「DV(配偶者からの暴力)防止の啓発」に含まれております。

(鈴木 幸子 委員)
「犯罪のない安全で安心なまちづくり」には、そのための環境整備が非常に重要ではないかと思います。荒れている畑や堤防に木や草などが生い茂り、少し危険だなと思う場所があります。また、今後どんどん増えていくと思いますが、人が住んだり使用したりしていない空き家が結構あります。そのような見通しの悪い場所や不審者が入り込む余地があるような場所についての取組を計画に入れていただけると嬉しいなと思います。

(市民生活課 大城 秀寛 課長)
環境整備については、基本方針4「犯罪の起きにくい地域環境をつくる」に定めています。おっしゃられた内容については、関係課と情報共有を行い、対応を検討してまいります。

( 7 )協議事項 第19号 第4次浜松市男女共同参画基本計画(案)のパブリック・コメントの実施について

<UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監から説明>

(河瀬 俊夫 委員)
この男女共同参画基本計画は誰に対してのものでしょうか。市民だけでなく、企業なども巻き込まないと施策の実効性確保は難しい状況だと思います。昨今、男性が育児休業を取得するための環境整備がなされはしましたが、実態が伴っておりません。男性は育児休業を取りづらいという話を耳にします。企業のトップが男女共同参画についてしっかり意識していないと、絵に描いた餅になってしまいます。

(UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監)
委員が今おっしゃったように、この計画は市民だけに対するものではありません。事業者の皆様にも、自治会の皆様にもご協力をいただかないと男女共同参画の目標は達成できないと考えています。個々の事業につきましては配付した資料には記載しておりませんが、企業向けの男女共同参画に対する啓発事業や小学校や中学校という教育の場における啓発活動を実施することで、男女共同参画の考え方を広げていきたいと考えています。

(河瀬 俊夫 委員)
市役所職員(男性)の育児休業取得率は何%くらいあるのですか。

(UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監)
令和4年度において、子供が生まれ育児休業を取得できる男性職員のうち育児休業を取得した割合は37.5%となっています。

(村上 ひろみ 委員)
昨今、男性同士のカップルや女性同士のカップルといった生活様式もあると思います。そのような方々の「安全安心な暮らしの実現」という観点は、この基本計画の中に入っているのかということをお伺いしたいです。

(UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監)
基本計画の体系図の中では、基本目標3「安全安心なくらしの実現」の基本的施策(18)「性の多様性の理解促進」に基づき、LGBTQに関する偏見をなくすための啓発活動を行っております。また、本市では県下で初めて「パートナーシップ宣誓制度」を実施しております。

(村上 ひろみ 委員)
浜松市男女共同参画基本計画(案)をしっかり読み込めば、浜松市が実施する「パートナーシップ宣誓制度」の詳細が載っているということでしょうか。

(UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監)
主な取組として記載はしておりますが、制度の詳細までは記載しておりません。市のホームページにて制度概要をご覧いただくことができます。

(中村 重男 委員)
現在、浜松市の自治会長さんの女性の割合は何%ですか。

(UD・男女共同参画課 平澤 啓樹 専門監)
およそ0.7%になります。

(中村 重男 委員)
1%いないということですね。
自治会長の半数くらいが女性となって初めて男女共同参画と言えるのではないかと思います。

(河口 光善 委員)
男女共同参画の問題に、ジェンダー問題や夫婦別姓問題など様々な問題が絡まりややこしくなっています。特にジェンダー問題に関しては、国の方針に合わせて市が考えていく形にならざるをえないと思います。
女性の自治会長さんの問題は、門戸は開いていているものの、自治会長をなかなか受けていただけないといった現実もあります。
男女共同参画は、単に数字だけの問題ではなく、相応しい人に相応しいことをやっていただくことが一番だと思います。男性には男性の良さ、女性には女性の良さがあります。計画でも加味していただきたいと思います。

(中野 幸枝 副会長)
私は男女共同参画の研修にいろいろと参加しておりますが、男女を問わず参加できる研修にもかかわらず、男性の参加者はほとんどいません。男女共同参画に関する法律や公的施策はありますが、実態としては男女共同参画がまだまだなされていないと思います。男女共同参画の施策に男性がもっと関わるようになってもらいたいと思っております。もっとも、学校での教育内容も変わってきておりますので、今の子供たちが活躍する時代になれば男女共同参画の状況も目に見えて変わっているかもしれません。

( 8 )協議事項 第20号 浜松市スポーツ推進ビジョン(第3期浜松市スポーツ振興計画)(案)のパブリック・コメントの実施について

<スポーツ推進課 松本 淳一 課長補佐から説明>

(中村 久実 委員)
スケートボードができる施設は浜松市にありますか。先日、テレビで「浜松駅前広場のスケートボード利用が、トラブルを引き起こし、条例で規制されている」という問題が取り上げられていました。4「推進体制」に「社会課題の解決を目指します」との記載があるので、質問しました。

(スポーツ推進課 松本 淳一 課長補佐)
スケートボードができる施設は、公園管理事務所が所管しております公園の中に4か所あります。この近くでは、志都呂の公園に1か所あります。今後、市としては、公園課が整備するよう計画しております。

(中村 久実 委員)
スケートボードは、オリンピック競技にもなっており、スポーツ競技に当たると思います。スケートボードができる施設があれば、今後、競技として取り組みたいという子供たちが出てくると思いますし、学校の部活で取り組みたいという子どもたちも出てくると思います。スケートボード場はそのようなスポーツ競技のための施設であるにもかかわらず、スポーツ振興課が整備するのではなく、公園課が整備するのですか。

(スポーツ推進課 松本 淳一 課長補佐)
公園の中には、公園課が管理する施設があれば、体育館などスポーツ振興課が管理する施設もあり、所管課が分かり辛い部分もあります。スケートボード場の整備については、公園課や公園管理事務所と連携を図るとともに、管理体制の検討も必要と考えております。

(袴田 多惠子 委員)
これまでは、小・中学校の部活動やクラブが、スポーツの入り口として非常に機能していたと思います。部活動の地域移行に伴い、金銭的な負担や送迎の負担が増すことで、子供たちからスポーツする機会が奪われることがないよう市として支援していただきたいと思います。

(スポーツ推進課 松本 淳一 課長補佐)
部活動の地域移行は、教育委員会が主体となり検討を進めております。スポーツ振興課としても、地域の皆様や民間企業などにご協力いただきながら、なるべく現状と変わらずスポーツ機会が維持できるよう検討してまいりたいと思っています。

(河瀬 俊夫 委員)
プールなど学校の運動施設老朽化に伴い、外部施設の活用が始まっていると思います。外部の施設を利用するとなると、費用面での負担、そして授業時間が減ってしまうなど移動時間に伴う負担もかかります。子供たちの負担が増加する点についてどのように考えているのでしょうか。

(スポーツ推進課 松本 淳一 課長補佐)
公営プールの活用をはじめ、負担軽減の方法について、只今、検討しているところです。

(河瀬 俊夫 委員)
保護者の負担軽減も含めて、子供たちが健やかに育つためのスポーツ教育をぜひ考えていただきたいと思います。

(中村 重男 委員)
浜松市として子供たちに普及させるための核となるスポーツを見つけられると良いのではないかと思います。

(中村 久実 委員)
たとえば閉園した和地幼稚園に通園していた園児に和地小学校の水深の浅いプールを利用してもらうなど、市全体で横の連携を取りながら施策を進めてほしいと思います。

( 9 )協議事項 第21号 第3次浜松市環境基本計画(案)のパブリック・コメントの実施について

<環境政策課 上野 浩史 専門監から説明>

(浜井 卓男 委員)
浜松市内には、太陽光パネルが多く設置されています。耐用年数を過ぎた太陽光パネルが放置されると、生物多様性や森林・農地の保全を脅かす危険性があります。太陽光パネルが、いずれ産業廃棄物となり、処分が必要になることをしっかりと課題として捉えておく必要があると思います。浜松市はソーラーパネルの設置を先進的に進めてきた地域ですから、その処理についでも先進的に取り組んでほしいと私は思います。

(中村 重男 委員)
河瀬委員の事前質問に対して「PFASについて必要な対応を実施する」と回答していますが、「必要な対応」とは何ですか。

(環境政策課 上野 浩史 専門監)
「浜松市環境基本計画(案)」では具体的な方策までは明記しておりません。水質保全の担当課が、「水環境の保全対策」の中で具体的な方向性を示し、実施計画にて対策を実施していきます。

(田澤 健司 会長)
このPFASの問題は、地域性もあり、以前から西地域分科会(西区協議会)の関心事となっています。西地域分科会から出た意見として受け止めていただければと思います。

( 10 )協議事項 第22号 浜松市上下水道基本計画(案)【骨子】のパブリック・コメントの実施について

<上下水道総務課 袴田 敦 経営企画担当課長から説明>

(中村 久実 委員)
電気のように水道においても自動検針の導入を考えているのでしょうか。

(上下水道総務課 袴田 敦 経営企画担当課長)
昨年度から今年度にかけて中山間地域でスマートメーターを活用した実証実験を行いました。正確性や効果を見極め、今後の導入について検討していきます。

( 11 )協議事項 第23号 令和6年度地域力向上事業(助成事業)の提案について

<西行政センター 田力 友実 主任から説明>

(河瀬 俊夫 委員)
いろいろな地域でコミュニティが活性化するということは非常に良いことだと思います。
資料の中で「ヘチマ」についてカタカナ表記と平仮名表記がありますが、何か意図があって書き分けているのでしょうか。

(西行政センター 田力 友実 主任)
特別な意図をもって書き分けているわけではありません。

(河瀬 俊夫 委員)
採択条件に「『庄内へちま』という表現について誤解のないよう補足すること」とありますが、どのような意味か教えてください。

(西行政センター 田力 友実 主任)
提案書には「庄内へちま」とカッコ書きで記されていたことから、庄内ならではの特徴を持ったヘチマであると誤解を受けないよう留意してもらうための条件です。なお、提案団体に確認したところ、「庄内へちま」は、これから庄内地区で栽培・生産するヘチマのことを指すということでした。

(浜井 卓男 委員)
ヘチマは元々笠井・豊西地区などで盛んに栽培されていて、市販されていたということを私は承知しています。「これから『庄内へちま』という言い方を定着させていく」という意味であれば、問題はないと思います。

(中村 重男 委員)
「庄内へちま×和紙」という記載がありますが、この「和紙」とはどのようなものでしょうか。

(西行政センター 田力 友実 主任)
「阿多古和紙」から着想を得たと聞いていおります。

(田澤 健司 会長)
「事業の目的」として「『庄内へちま×和紙』のブランド化」と記載がありますが、和紙の方は何か取って付けたような感じがします。ブランド化は、ある物が生産されるだけでは不十分で、さらに消費者がその物に特別な価値を見出す必要があります。そのような非常に壮大な目標に到達するまでには相当時間がかかるのではないかと思います。将来を見据えて、計画を立て、しっかり進めていただきたいと思います。

5 お知らせ

パブリック・コメントに関する資料配付について

<田澤 健司 会長から第3次浜松市国際戦略プラン(案)、第3次浜松市人権施策推進計画(案)の資料配付について説明>

6 閉会

<田澤 健司 会長から河口光善委員の退任と後任委員の推薦について説明>

<河口 光善 委員から退任挨拶>

 


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