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更新日:2025年1月24日
<会議録署名人に中村重男委員、中山清春委員を指名>
<田澤 健司 会長から答申事項について結論を適切とする旨を説明>
(田澤 健司 会長)
地域分科会として、賛否を皆さんに伺ったうえで答申することにします。この答申(案)に賛成の方は挙手をお願いします。
≪委員・挙手多数≫
(田澤 健司 会長)
挙手多数ですので、原案の通り、西地域分科会として答申します。
<土地政策課 大石 圭介 副技監から説明>
(中村 重男 委員)
規制法ができることはいいですが、罰則規定をしっかり設けてほしいです。盛土の申請者は地主、施工者のどちらが申請するのですか。
(土地政策課 大石 圭介 副技監)
申請者は工事主になります。擁壁を設けるなどの目的で自ら所有する土地に盛土をする場合は土地の所有者、借りている他人の土地に盛土をする場合はその土地の借主である行為者となります。
(中村 重男 委員)
下請け先がある場合は、下請けが勝手にやったということになりかねないため、元請けが申請者になるべきではないかと思います。今、東京近郊では、建築ラッシュで出る大量の残土が県外へどんどん運ばれ、問題となっているようです。元請けが知らないということではなく、地主と双方で責任を持ってほしいと思います。
そして、罰則規定もしっかり設けてほしいと思います。
(土地政策課 大石 圭介 副技監)
補足させていただきます。
工事主というのは、工事の発注者や自分で工事をする者ということになります。
また、今回の法律では、盛土する土地の所有者全員の同意が必要になります。それから、工事主(発注者)が工事を適切に行うための資力があるかといったことも審査対象になっています。
そして、不法行為があった場合の罰則は、法律で定めています。従来より強化した内容が法に定められ、より抑止力のあるものとなっております。
(中村 重男 委員)
建築が最終的に仕上がった段階で、竣工検査があると思いますが、盛土の検査、盛土の「管理」の検査はあるのですか。
(土地政策課 大石 圭介 副技監)
まず、施工の途中で中間検査をするということがあり得ます。そして、最終完成の時に、完了検査ということで工事が許可どおり行われているか、適正な技術基準に当てはまっているかについて、市が立ち会い、確認します。
(河瀬 俊夫 委員)
盛土のことで事件が起きたときに、報道からは、盛土の工事の「やった者勝ち」、工事をしてあとは災害が起きても知らないということが多いような印象を受けます。誰の責任なのか明確になっていないということも結構多いと思います。ですから、きちんと災害弱者を守るための法律を作ることで対応してほしいと思います。
それから、令和4年の天竜区の緑恵台の件についても報告がほしいと私は思います。ホームページに載っているかもしれませんし、現在の状況など地域では分かっているのかもしれませんが、私はあまり分かっていません。
(田澤 健司 会長)
今回は、規制を強化するための条例を新たに作るにあたってのパブコメですが、今お話のあった緑恵台や現状について、市の方で何かコメントがありましたらお願いします。
(土地政策課 大石 圭介 副技監)
盛土規制法についてですが、天竜区の緑恵台、熱海市でありましたように、様々な法令が横並びにありますが、そこに抜け穴があり、関係機関の連携が取れないことがありました。そのような事態を回避、改善するために包括的に規制するということで、盛土規制法ができました。この法律ですが、農地法や森林法など関連法と併せて運用していくことになります。
緑恵台の件につきましては、現在は復旧工事が完了し、行為者に対して求償していると認識しております。
(田澤 健司 会長)
ただ今の意見、要望も含めて対応をお願いしたいと思います。
<道路企画課 五十嵐 康介 技監から説明>
(中村 重男 委員)
15年連続交通事故件数ワースト1は解消しなければいけません。浜松市の交通事故が減らないというのは、どうしても乗り越えられない壁があると思います。
私も事故を身近な人で経験しています。私の義母が横断歩道を渡っていたときに酔っ払い運転の車にはねられて、それから反対側から来たトラックにもはねられまして、即死でした。本当に優しい母でした。その人にもう会えないのです。ですから、交通事故はやってもいけないし、事故の被害者にもなってはいけません。
交差点の事故が一番多いです。調べてみたのですが、市内で事故が一番多いところは、中沢町の交差点です。私もよく通行しますが、矢印信号が出て右に曲がろうという時に対向車がまだ走ってきます。赤になってもまだ対向車が走ってきます。私も含めて浜松市はせっかちな人が多いですから、せっかちな人に合わせた交差点改良をよくご検討いただきたいと思います。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
やはり交通事故の原因として、運転される方の意識というのも非常に大きな要因であると我々も痛感しています。道路の改良を行い、一時的な効果は上がっても、改良された交差点に慣れ、油断が生じるというようなことも多いかと思います。
ですから、道路を改良するといったハード面の対策だけでなく、皆さんの意識を変えていくといったソフト面での対策も考慮し、今回のみちづくり計画を進めていきたいと考えています。
(袴田 多惠子 委員)
基本方針の中に自転車関係の対策・制度があります。自転車に乗っている人は、歩行者の意識で乗っているのか、車の意識で乗っているのか、非常に(意識が)曖昧だと感じています。浜松市では自転車を利用する学生が多いと思います。大人たちに加え、そのような子供たちへの教育や啓発にもぜひ力を入れていただきたいと思います。
それから、少しずつなされていると思いますが、どこを走ったらいいか分かるように自転車の通行(帯)表示についても力を入れていただきたいと思います。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
交通事故防止の観点から見て、自転車の乗り方についても、非常に大きな課題であると認識しています。自転車運転者のヘルメット着用の努力義務化は、自転車に乗る方がどのようなものに乗っているかという意識付けにもつながると考えております。
そのような自転車の乗り方の啓発に併せて、自転車通行区間の整備にも努めていきます。路面に書いてある「矢羽根(青い矢印)」について、どういう意味を持っているのか周知が行き届いていないと認識しておりますので、皆さんに知っていただくように広報活動を行っていきたいと思います。
(浜井 卓男 委員)
この「みちづくり計画」は令和16年までが対象となっていますが、野球場建設に関する記載がないように見受けられます。浜松市の交通特性を見ると、平日における移動手段は自動車の割合が全国平均よりも高く、72パーセントもあります。野球場の規模を考えると、それなりの交通インフラを確保しなければいけません。また、浜松駅から篠原地区にある野球場までのアクセスについても考える必要があります。そのあたりは、どうですか。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
野球場については、まだ具体的なことが決定しておりませんので、計画には記載しておりません。野球場ができた場合に現在ある道路にどのように負担がかかるのか、また、例えば、新しい道路が必要なのかどうかといった議論については、しっかりとした計画が出てきてから検討していくべきと考えております。また、電車を利用される方のアクセスにつきましては、公共交通についても考慮する必要があるかと思います。
(浜井 卓男 委員)
野球場建設がまだ確定していない計画ですが、決まってから考えようということですと、どうしても一歩遅れてしまうと思います。作りたいという熱意が浜松市にないのではないかと捉えられると思います。本当に野球場を考えているのであれば、計画に盛り込むべきだと私は思います。検討してみてください。
(森下 晃司 委員)
先日、篠原地区の新幹線の側道で事故が起こっています。8月死亡事故が起き、9月に浜松西警察署の交通課が来て関係者が集められ、実況見分を行いました。
篠原地区にはJR東海道本線と新幹線が東西に走っており、両線路沿いに細い側道があります。南北に走っている道にセンターラインが付いていれば、東西に走る側道が一旦停止ですが、南北に走っている道にセンターラインがなければ、側道が優先になっています。
南北の広い道路から新幹線側道は全く見えません。浜松西警察署の方に何とかならないかとお願いしました。
また、先週日曜日、うちの近所に救急車がきましたが、道が細く、119番したお宅からかなり離れて停まったという場面を目撃しました
以上のような地域の道路事情について、市として、どうお考えですか。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
本日は、浜松市のみちづくり計画ということで、市域全体の話をさせていただきましたが、皆様方が地域の中で課題に思っていることは、我々としても重要な課題として受け止め、道路事業を進めていこうと考えております。
(中村 重男 委員)
車道上を通行する自転車を自動車が追い越す際、別の車線にはみ出し、逆に事故が増えてしまう恐れがあります。私が一番心配なのはイオン志都呂店の北の通りの自転車通行の矢羽根表示です。矢羽根型路面表示にて自転車通行場所を表示するにあたり、自動車の追い越しのことも考え、矢羽根の位置の検討をお願いします。
(河瀬 俊夫 委員)
現行のみちづくり計画の目標年次が令和8年度までとなっている中で、計画において基本方針1の進捗状況が、令和6年度末想定で、11件44%となっていますが、残り2年間で14件の整備はできるのでしょうか。また、何が原因で進捗に遅れが出ているのか、教えてください。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
基本方針1は、都市計画道路など大きな道路の拡幅や新設等の整備となります。用地取得など地権者との合意形成が必要となることから、計画に遅れがでています。
現行計画を新計画に引き継ぎ、整備を進めていきます。
(寺田 佐千代 委員)
街路樹などの緑あふれる街となるよう道づくりをしてほしいと思います。
(中野 幸枝 委員)
基本方針1のハード対策として「中央分離帯開口部の閉鎖」が挙げられています。環状線の中央分離帯開口部の一部が閉鎖されました。何が原因で、閉鎖したのか教えていただきたいです。
(道路企画課 五十嵐 康介 技監)
中央分離帯につきましては、市内に100箇所ほどあります。市としては、中央分離帯を可能な限り閉鎖するという方針で進めております。中央分離帯の開口部が原因となって発生している事故の件数を調べて、事故件数が多いところから閉めていきます。とはいえ、地域のご事情もあるかと思いますので、地域の皆さんと相談をしながら、対応していきます。
(田澤 健司 会長)
計画の基本方針についての意見はなかったかと思いますが、方針を具体化するための個別の取り組みについては多数の意見が出ました。交通安全は大きな課題で、これまでの地域分科会で地域課題としても取り扱っております。本日出された意見を踏まえて進めていくようにお願いします。
<豊田 周一 中央区副区長から説明>
≪質問・意見なし≫
<西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長から説明>
≪質問・意見なし≫
<中央健康づくりセンター(西) 鈴木 香賀 専門監から説明>
(鈴木 かおり 委員)
市民税非課税世帯の人は申請をしなくてはいけないということですが、これは事務的負担が理由でしょうか。市民税非課税世帯の人の所に、最初から自己負担なしの接種券を送付することはできないのでしょうか。
(中央健康づくりセンター(西) 鈴木 香賀 専門監)
世帯の課税状況は毎年変わることから、申請をお願いしています。
(田澤 健司 会長)
医療機関でコロナとインフルエンザのワクチンを同日に接種することは医療的に可能でしょうか。
(中央健康づくりセンター(西) 鈴木 香賀 専門監)
はい。同じ日の接種も可能となっております。
<西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長から説明>
<河瀬 俊夫 委員から事業内容の詳細を説明>
(河瀬 俊夫 委員)
同報無線の課題は、令和5年度、令和6年度の地域課題として提出しています。この内容は令和3年度も出させていただきました。
旧雄踏町時代には、同報無線の設備が多くあり、災害や火災、誰かが行方不明になったとき、あるいはイベント、資源物回収など、コミュニティのツールとして同報無線を活用していました。その後、合併を経て、雄踏地区で29か所あった無線が9か所になって20か所も減りました。そのことによって、非常に聞き取りにくいという状況が生じています。
災害が多くなっている中で、住民に対する情報伝達手段として、同報無線を多くの方に聞こえるものにしてほしいということが私の想いです。同報無線の内容が聞こえないのであれば、何のために付けているのか分かりません。意見交換を踏まえて、対策をしていってほしいと思います。
(田澤 健司 会長)
会議時間が延びてしまっておりますので、地域課題としての意見交換は次回にしたいと思います。
雄踏地区以外の地域で、同報無線や情報ツールについて同じような悩みがありましたら、伺いたいと思います。加えて、同報無線についてどう位置付け、どう考えているのかを市に改めてお伺いできる機会になればと思います。
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