緊急情報
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更新日:2024年9月30日
<会議録署名人に加藤一正委員、河口光善委員を指名>
<西行政センター 渡辺 貴史 所長から説明>
<田澤 健司 会長から補足説明>
<西行政センター 渡辺 貴史 所長から説明>
(中村 重男 委員)
これまで、パブリック・コメントで意見を募集して、どれくらい意見が個々に寄せられているのでしょうか。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
パブリック・コメントに関しましては、多いもので2,000件以上というものがある一方、少ないものでは数十件というものもあります。なお、区協議会で説明した際にいただいたご意見などもパブリック・コメントの意見として扱っております。
(村上 ひろみ委員)
パブコメの運用として、「原則として、情報提供までとし、概要版の配付にとどめる」とあります。この「概要版」とは、どういったものなのか教えていただきたいと思います。
昨年度、パブコメに際して色々な情報をご提供いただいたことを記憶しておりますが、非常に詳しいもので、興味のある部分は良いのですが、興味が薄い部分は読みこなしていくだけでも大変でした。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
計画にもよりますけれども、「概要版」というのは冊子になるようなものではなく、A4・A3(用紙)の表裏くらいで「どこがどう変わった」であるとか、「今回のポイントはここですよ」というような計画の骨子となるような部分を示したようなものになろうかと思います。計画詳細については、別途、ご興味のある方に見ていただくということになります。
(村上 ひろみ 委員)
昨年頂戴したものは、「概要版」ではなく「詳細版」ですか。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
その通りでございます。
(村上 ひろみ 委員)
「概要版」ではなく、「詳細版」の資料を求めるといったそういった段階もあっても良いのではないかと思います。
(田澤 健司 会長)
去年(の11月の区協議会では)、資料が多くて、さすがにこれは(全て)読めないなと私も思いました。これからは、「概要版」を配付資料とし、興味があれば「詳細版」を見るといった形にならざるを得ないのではないかなと思います。
区協議会での説明も、おそらく、「概要版」(を用いて行うこと)になるのではないかなと思います。間違いないでしょうか。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
その通りでございます。
(浜井 卓男 委員)
「(区協議会での案件説明を)区協議会から求められた場合」というのは、代表会から求められたということになるのですか。代表会と地域分科会を含めて協議会になっているのですよね。この区協議会の意思というのはどこで決まるのでしょうか。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
それぞれの地域分科会からのご意見をふまえて代表会で決定するということになります。
(浜井 卓男 委員)
区協議会に地域分科会も含まれ、地域分科会が(地域分科会での説明を)求めれば説明に来る。そういうことですか。
(岡安 章宏 中央区区長)
地域分科会で「分科会での説明」を希望しても「代表会での説明」となってしまうケースはありえます。
「説明は代表会又は地域分科会どちらか一方ということになります」と資料に但し書きの記載があります。
たとえば、「分科会での説明」を希望するという合意形成を図り、代表会に臨んだとしても、ほかの3つの地域は「代表会での説明」を希望していたとします。この場合、「分科会での説明」か「代表会での説明」のどちらかしか選択できないので、代表会で合意形成を図ることになります。
(浜井 卓男 委員)
最終的には、区協議会の中の代表会の決定に従うということでいいわけですね。
(河瀬 俊夫 委員)
西地域にとっては必要なことだから詳しく知りたいということで「分科会での説明」を求めても、他の地域の意見により「代表会での説明」となってしまい、西地域分科会の希望が結果としては受け入れられないこともありえます。これは、大きな区に一つになったことによる弊害ですよ。
(村上 ひろみ 委員)
そのような弊害を解消するためにも、「分科会での説明」希望と「代表会での説明」希望が併存する場合に、まず地域分科会で説明し、その後、代表会で改めて説明するといった仕組みを作っていただいたらいいのかなと思います。
(鈴木 かおり 委員)
パブコメの運用区分については、今年度は決められたやり方でやってもらうとしても、この運用区分ではおかしいという意見が出てくれば、来年度の運用区分を変えることも考えていってほしいなと思います。
(河瀬 俊夫 委員)
年度末に、現行のやり方で本当に良いのか検証するために各地域の委員などから意見を集め、悪いところがあれば次年度は改善することを検討してください。必要であれば条例の変更も視野に入れるべきです。
(西行政センター 渡辺 貴史 所長)
貴重なご意見、ありがとうございました。(制度)所管課と情報共有して対応していきたいと思います。
(田澤 健司 会長)
議論の進め方についてです。まずはパブリック・コメントの取り扱いについての西地域分科会としての方針を決め、次に個別の案件について、合理的に説明のつくものはその基本的な考え方(方針)から外していく。以上の形で議論を進めていきたいと思います。
それでは、西地域分科会としての方針(基本的な考え方)について、皆さんにご意見をお伺いします。
(田澤 健司 会長)
ご意見がないようですので、私から提案させていただきたいと思います。
パブリック・コメントにかける、かけないは、事業担当課の判断です。計画案についてパブリック・コメントを求めるということは、その計画内容が重要であるとの担当課の認識の表れではないかと思います。
また、(計画(案)の説明を受けることは、)市民にとって、市の今後の方針を知るよいチャンスでもあります。
計画の重要性、市民と行政の橋渡しという地域分科会の役割を鑑み、基本的な方針としては、すべて(のパブリック・コメントの案件について)説明をしてもらいたいと考えます。
もっとも、西地域にとって重要性が低い計画もあります。そのような計画は、代表会での説明、あるいは資料配付ということになろうかと思います。その判断は、個別の案件について協議をするときに、行えばよいと思います。皆さんいかがでしょうか。
(河瀬 俊夫 委員)
全ての案件について西地域分科会での説明を求めたいというわけではありませんが、これまでは、パブリック・コメントを実施するにあたり(担当課が協議会の場で)詳細に説明してくれていたおかげで、市の動きを容易に把握することができていました。
(浜井 卓男 委員)
全ての(案件について地域分科会での)説明を求めるのではなく、地域に関係する案件について地域分科会として説明を求めるということでよいのではないでしょうか。
(田澤 健司 会長)
まずは地域分科会の方向性を決めた上で、個別の案件について説明を求めるかどうかを決めていきたいと考えています。基本的な方針が決まっていれば、あとは、それぞれの案件について重要な計画か、私たちの生活に深く関わってくる計画かという点だけを判断すれば良くなります。
(田澤 健司 会長)
皆さん、合意をいただけるようでしたら、西地域分科会にて説明を求めることを原則的な対応の考え方にしたいと思います。
(田澤 健司 会長)
それでは、個別のパブリック・コメント案件についてそれぞれ伺っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
自分が関心のある案件は説明してほしいとなると思いますが、個人の関心からではなく、西地域の代表として、西地域にとっての計画の重要性や関連性の観点から、西地域分科会としてどう考えるかを決めていった方がよいのではないかと思います。
【案件一つ一つについて協議し、取扱いを決定】
(田澤 健司 会長)
7月8日に開催される代表会にて、本日の協議結果について報告をします。
(河瀬 俊夫 委員)
地域分科会での説明を希望するパブリック・コメントの意見募集の期間が、11月ごろに集中してしまっています。委員の皆さんが自分の意見を言う時間を確保するためにも、(パブリック・コメントに係る)協議が一度の会議に集中しないよう、ぜひ検討していただきたいと思います。
(田澤 健司 会長)
説明者の説明や会議の進行を工夫する必要もありますが、地域分科会での説明を西地域分科会として求める以上、私たち(委員)も多少時間が延びてしまうことなどを許容する必要があると感じます。
(田澤 健司 会長)
河瀬俊夫委員から公立幼稚園の魅力PRということで提案をいただいております。はじめに河瀬委員から提案趣旨、地域課題とした理由などをお話ししたうえで、担当課から市の取り組みを説明するようお願いします。
(河瀬 俊夫 委員)
雄踏地区には(公立の施設としては)雄踏幼稚園と雄踏保育園があります。雄踏保育園は非常に園児が多いのですが、雄踏幼稚園は、園児が年々減少しており、いずれ閉園してしまうのではないかと危惧しております。
地域で人口減少が続く中、(園児数が)少なくなってきている公立の施設は統廃合をしていくと聞いております。私立の幼稚園にないような(公立幼稚園の)魅力についてPRできるものが多少でもあれば、少しは(状況が)変わるのではないかとも考えます。公立幼稚園ではなく私立幼稚園に園児が流れている理由をはっきりと把握しているわけではありませんので、そのような背景なども踏まえながら説明をお願いしたいと思います。
<幼保運営課 渡邊 仁 専門監から説明>
(河瀬 俊夫 委員)
浜松市の公立幼稚園で送迎をしているところはないと聞いています。金銭的な負担が変わらないのであれば、送迎してくれる幼稚園がいいということで、園児が(私立幼稚園に)流出したという話をよく耳にします。雄踏幼稚園は運行していた送迎バスを廃止しています。地域(の施策)としては良いものをやめてしまうのはいかがなものかとも思います。
また、雄踏保育園に入園できないから私立保育園に入ったという話も聞きますので、雄踏幼稚園と雄踏保育園を合併し一緒になれば多くの子供達を受け入れられるのではないかと思います。
ぜひ現場に足を運んでいただき、いろいろな面で地域が抱えている問題を先生たちからも聞きとって、施策に活かしてもらえればと思います。
(幼保運営課 渡邊 仁 専門監)
まず、通園バスの件ですが、市内でも中山間地域には、通園バスを運行している(公立)幼稚園があります。これは、統廃合により拡大した通園エリアに対応するために運行しているものです。通園バスについては、公共政策としてどこまでやるべきかという議論になろうかと思いますが、ご意見として賜りたいと思います。
2点目です。雄踏幼稚園と雄踏保育園の合併についてお話をいただいたかと思います。幼児教育と保育を一体的に行う施設が「こども園」です。雄踏地域では、雄踏幼稚園、雄踏保育園の両方を拠点園に設定しており、その理由は、どちらも園児数が比較的多く、単独での施設維持を図ることが望ましいのではないかという考えによるものです。今後、少子化の進行など社会動態も踏まえながら検討していきたいと思いますが、現段階では、別々の施設として継続する計画です。
(中村 重男 委員)
少子化は止まりません。だから、少子化の中でどうやって私立幼稚園と公立幼稚園が生き残っていくかということを考えた方が良いのかなと思います。
(袴田 多惠子 委員)
園児数が少ない幼稚園を廃園にすれば市の財政的負担は減るかもしれません。しかし、幼稚園や小学校は、できる限り家の近く(の施設)に通えるということは非常に大切だと思います。庄内地区のような中央区の中でも端に位置している(半島という地理的な制約もある)地域では、他地域の施設に通うとなると時間もかかるので、尚更です。
浜松市は、市立幼稚園が多く、とてもありがたいと思います。市立幼稚園をうまく活かして、地域の子どもの居場所を確保していただきたいなと思います。
(吉山 真知子 委員)
神久呂幼稚園は、園児数が少なく、廃園にしたらどうかという声も耳にしたことがあります。そのような現状の幼稚園がある地区は、神久呂地区だけではないようです。
園児数の少ない幼稚園について、統廃合ではなく、認定こども園化するという考えは市にありますか。
(幼保運営課 渡邊 仁 専門監)
基本方針では、「多様な市民ニーズや地域の実情などを踏まえ、『認定こども園』の設置を検討する」としています。とはいえ、あくまで、検討という段階です。社会動態や市民のニーズ等に基づいて検討していく考えです。
ただ、前提となるお話として、「質の高い幼児教育・保育を、官民が連携し、地域の実情に合わせ、持続的に提供する」ということを基本理念に掲げています。何が何でも公立で全て(課題を解決する)という形ではなく、私立も含めて官民が連携をして、子どもたちにとってより良い環境を作っていくということが大切だと考えています。
このような考えに基づき、様々な施策を考えていきたいと思っています。
(田澤 健司 会長)
ぜひ、ただ今出された意見を踏まえて(幼児教育・保育施策を)進めていただきたいと思います。
(田澤 健司 会長)
次回の地域課題は、まず、「どうする佐鳴湖」を課題とします。
また、今年度の地域課題を新たに提出するようお願いしたいと思います。できましたら個人的な案件ではなく地域の課題として皆さんで議論ができるような課題でお願いします。「私の地域はこういう形で対応しています」とか、「他の地域でどんなふうに対応していますか」というような意見交換ができるようなものをぜひお願いしたいと思います。
提出された地域課題は、取りまとめし、9月18日の地域分科会で一覧表にしてお示ししたいと思います。
(浜井 卓男 委員)
一ついいですか。消防団については大きな課題として反響を呼びましたけど、(消防団について課題提起した)鈴木千丸さんから小中学校に対する支援についても課題として提示されていましたよね。こちらも(課題として)ぜひ取り上げてもらいたいなと思います。
(田澤 健司 会長)
議論をしていく中で消防団に少し特化してしまい、(課題としては)積み残しがあると考えておりますので、また改めて地域課題として出していただければと思います。
個々の支援の是非ではなくて、地域としてどういう支援ができるかとか、少子化の中で学校をどう維持していったらいいかという問題は非常に大きな地域課題なので、そういう観点から皆さんで意見交換できたらと考えています。
<西行政センター 田力 友実 主任から説明>
(浜井 卓男 委員)
訪問型得意支援(の実施場所)は、集団に馴染めない子どもが希望する場所ありますが、これは自宅も想定しているのですか。
(西行政センター 田力 友実 主任)
(支援対象者の)自宅、協働センターといった(公共)施設、または提案団体の事務所など、支援対象者が希望する場所で(訪問型得意支援を)行います。
(浜井 卓男 委員)
協働センターを利用する場合、使用料はかかりますか。使用料がかかる場合、減免となるのでしょうか。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長)
(事業実施団体の)浜松NPOネットワークセンターが地域活動団体として認定されていれば、減免の対象になるかとは思います。確認させてください。
(浜井 卓男 委員)
「居場所」とは、自宅や学校などといった物理的な場所なのか、「磨くべきものとして見つけ出す自分の才能」というような観念的な言葉なのかを教えていただきたいです。
(西行政センター 田力 友実 主任)
大人たちが見守る安心した環境で、子供たちが打ち込むべき得意なことを見つけるといったこと(自体)も「居場所」となると聞いております。
(浜井 卓男 委員)
7月から事業実施となると、事業実施期間は9か月間しかありません。その9か月の中でマンツーマンにより才能を見出して磨き上げていくことができるかどうか。最後に(事業を)評価するのは、なかなか難しい問題になると思いますよ。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長)
ご意見ありがとうございます。確かに浜井委員のおっしゃるとおり、数か月という短い期間で結果を出すというのは厳しい面もあるかとは思います。まずは種まき事業として西地域から事業を始めて、「居場所」に悩む子供を1人でも多く救っていきたいという話を提案団体からは聞いております。事後評価は難しいものになるかもしれませんが、事務局としてサポートしながら提案団体と一緒に事業を進めていきたいと思います。
(浜井 卓男 委員)
住みよい地域づくり助成事業ですから、(今年度50%、)来年度40%、再来年度25%の補助金で助成は終了ですよね。あと2年間続けられる自己負担力があるかなと。この事業は、少なくとも3年間やってはじめてちょっとした芽が見つかるような事業かと思うのでね。採択して構わないとは思いますけど、行政側として(事業実施団体と)よく打ち合わせをしてやってください。
(中野 幸枝 副会長)
私も興味があったものですから、じっくりと(資料を)読ませていただきました。とても意識の高いことをおやりになるなと思いました。
幅広い年代層を狙って(使用して)いるのかなと思いますけど、「こども若者」という言葉をお使いになられた意味合いをお聞きしたいです。
(西行政センター 田力 友実 主任)
いろいろな支援から取りこぼされている小学生から高校生を救うことが今回の事業の目的でもあると聞いております。
(河瀬 俊夫 委員)
収支予算書で「報償費」と「賃金」に分けて計上していますが、それぞれの支出科目に分けて計上している理由を教えてください。
また、「賃金」は最低賃金を想定しているのでしょうか。
(西行政センター 小泉 貴浩 地域基盤グループ長)
「報償費」は「得意支援」などで派遣する講師への謝金を想定しています。「賃金」は提案団体のスタッフなどが事業を実施するにあたって運営補助を行う際の賃金が想定されます。
この地域力向上事業の補助金交付につきましては、要綱に対象経費の決まりがあります。その要綱において、賃金を支払う場合は「静岡県の最低賃金を原則とする」となっておりますので、静岡県の最低賃金を計上しているものとなります。
(鈴木 幸子 委員)
浜松市全体で必要な事業であるにもかかわらず、西地域を(事業実施地域として)選んだ理由について、分かれば、教えてください。
(西行政センター 田力 友実 主任)
今回の「居場所づくり」(という課題)は、市全体の課題ではありますが、西地域には、雄踏地区にU-ToC(浜松市外国人学習支援センター)があり、ジャボラNPOといった日本語教育のボランティア団体もございます。また、定時制を併設する浜松大平台高校などもあります。多様な声を拾えることが見込める地域ということで、西地域にて試験的に事業を実施するというものです。
(田澤 健司 会長)
ただ今出た意見を踏まえて事業を進めてください。
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