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更新日:2024年6月20日

令和5年度第1回中央区協議会西地域分科会 議事要点

1 開会

2 会長あいさつ

3 西行政センター所長あいさつ

4 議事

(1)中央区協議会西地域分科会に関する要綱について

(正副会長が決定するまで、鈴木克尚所長が議事進行を行う。)

<鈴木克尚所長から、西地域分科会について説明>

(西行政センター 鈴木 克尚 所長)
本要綱の施行について、賛成の方は挙手をお願いします。

【全員挙手】

(西行政センター 鈴木 克尚 所長)
挙手多数のため、中央区協議会西地域分科会運営要綱及び中央区協議会西地域分科会の会議の公開等に関する要綱を本日より施行します。

( 2 )会長及び副会長の選任について

<鈴木克尚所長から代表の選任に関する説明>

(西行政センター 鈴木 克尚 所長)
西区協議会から引き続き、会長は田澤健司委員、副会長は中野幸枝委員にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

【委員から異議なし】

(西行政センター 鈴木 克尚 所長)
会長は田澤健司委員に、副会長は中野幸枝委員に決定します。それでは、会長に議長を交代します。

<会長、副会長のあいさつ>

<会長が議長となり、議事進行を行う>

<会議録署名委員の指名>

◎議長が、宮本一彦委員と村上ひろみ委員を会議録署名委員に指名。

( 3 )代表会委員の選任について

(田澤 健司 会長)
代表会委員は会長と副会長で務めようと思いますが、いかがですか。

【挙手多数】

(田澤 健司 会長)
挙手多数という事で、会長と副会長で代表会委員を務めさせていただきます。

5 その他

( 1 )審議 

和地協働センター付設体育館壁面収納折り畳みステージの設置について

(田澤 健司 会長)
和地コミュニティ協議会が地区コミュニティ協議会として認定されました。条例によりますと、地域分科会は地区コミュニティ協議会からの要望を審議し、必要があると認める時は市長その他市の機関に要望をし、並びに意見を述べることができると規定されています。和地コミュニティ協議会から要望が出されておりますので審議を行います。まずは、和地コミュニティ協議会会長の浜井卓男委員から内容等を説明していただきます。

<浜井卓男委員から要望について説明>

(鈴木 千丸 委員)
地区コミュニティ協議会が設立される前は、地域からどのように要望を出していましたか。

(浜井 卓男 委員)
体育館の壁面収納折り畳みステージの設置については、従来から和地地区自治会連合会として担当部署に要望を出していました。ただ、今年1月から地区コミュニティ協議会の制度ができたので、地域の課題として改めて要望を出しました。

(鈴木 千丸 委員)
地区コミュニティ協議会の設立により、地域から要望を出す手段が増えた事で地域同士の予算取り合い合戦になるのではないかと懸念しています。まだ地区コミュニティについて理解が不十分な中で、いきなり和地地区から新しい手法で要望が出されて困惑しています。何か新しいことを行う時は、公平であるか、公正であるか、効率的であるか、専門的な知見はあるか、が必要になりますが、地区コミュニティ協議会が要望を出す事が適切なのかまだよく分かっていません。

(田澤 健司 会長)
地区コミュニティ協議会がどのように位置づけられているか、どのような役割があるのか、市の方から説明をいただければと思います。

(西行政センター 小泉 貴浩 副主幹)
まず地区コミュニティ協議会とは、地域住民による地域振興、地域課題の解決を目的として組織されるものです。地域の要望は、従来の手法で市に提出することもできますが、地区コミュニティ協議会から要望を上げると条例に基づき市からの回答が義務付けられるため、要望の重みが増すという形になっています。

(浜井 卓男 委員)
鈴木千丸委員から公平性についてご指摘がありましたが、庄内や伊佐見にも壁面収納折り畳みステージは設置されており、公平性に欠けるという指摘は当たらないと考えています。

(鈴木 千丸 委員)
公正・公平・効率というのは、社会一般で求められるものです。特定の地区だけ要望を出す手段が増え、従来よりも要望の重みが増しているとなれば、他地区からの要望の優先度が相対的に下がってしまうのではないかと懸念しています。また、壁面収納ステージに限らず、本当に必要かどうかは専門家が判断すべきものであり「他地区にあるから」という理由だけでは不十分だと考えています。

(田澤 健司 会長)
要望を上げるルートは多ければ多いほど良いと考えています。特に、地区コミュニティ協議会は設立にあたって連合自治会の承認が必要で、各地域団体を包括していますので、地域の要望として従来よりも要望の重みが増しているのだと思われます。また、各自治会や各団体が要望を出すのを制限しているわけでもないので、公平性も保たれていると思います。

(中野 幸枝 副会長)
地域をより良くするには、地域課題を地域全体で共有しなければなりません。地域の各種団体をまとめ、地域課題を取り上げて協議する場所が地区コミュニティ協議会だと捉えています。今後、より多くの地区でコミュニティ協議会が発足することを期待しています。

(河口 光善 委員)
入野地区も、地区コミュニティ協議会の設立を検討しています。他地区でも、和地地区と同じような問題を抱えていると思われますので、和地地区に加えて一緒に要望を出していただきたいと思います。

(今田 雅史 委員)
庄内協働センター体育館の収納式ステージを実際に使ってみたところ、非常に便利でした。便利なものを導入して負担を減らすことは、自治会の担い手確保にも繋がります。和地地区の要望に賛成します。

(藤田 年春 委員)
篠原地区です。篠原協働センター体育館の収納式ステージにより、地域内の各種イベントの運営がかなり楽になりました。和地地区の要望に賛成します。

(宮本 一彦 委員)
伊佐見協働センター体育館にも収納式ステージがあり、実際に使ってみて非常に便利だと感じました。ただ、このような設備投資には多額の費用がかかりますが、予算は大丈夫ですか。予算が確保できたから要望しているのでしょうか。

(西行政センター 仲井 英之 参与)
予算ありきの要望ではなく、必要だから要望が出されたものと認識しています。和地地区のニーズ、中学校部活動の地域移行、音楽文化の振興などの観点で、財政当局が政策的な判断をし、予算が付くかどうかが決まります。

(田澤 健司 会長)
それでは、本要望を西地域分科会として市当局に上げることに賛成の方は挙手をお願いします。

<全員挙手>

(田澤 健司 会長)
全員賛成ということで、要望の必要性を認め西地域分科会として要望を提出します。審議の過程で他地区でも同じような課題を抱えていることが分かりました。ここで提案ですが、和地地区だけでなく他地区でも体育館収納ステージの設置を検討するよう付帯決議を出したいと思うのですが、可能でしょうか。

(西行政センター 仲井 英之 参与)
条例上、付帯決議を付けることはできませんので、今回は和地コミュニティ協議会単独の要望として提出します。ただ、この会議は公開で行われており会議録も公開されますので、今回の審議で上がった意見や要望は広く共有されます。

( 2 )西行政センター職員報告 被災地派遣について

(西行政センター 山崎 将明)【報告要約】
・1月17日(水曜日)から23日(火曜日)まで石川県珠洲市で被災地支援。
・避難所運営、物資の管理、被災者の健康確認などに携わる。
・予想に反し、多くの被災者が前を向いて生活していた。
・避難所は珠洲市内に点在していて、1つの避難所に20~100人程度が生活している。避難所は自治会の集会所を使用。
・ビニールハウスを避難所として使用する所もあったが、火災の心配や栄養面、生活衛生面での心配あり。
・水道は市内全域で使用不可。風呂は使えないが、仮設シャワーや自衛隊の入浴支援を利用する被災者が多い。
・仮設トイレを使用。定期的に汲み取りが来て不便はしていない。
・道路は概ね復旧したがひび割れ、段差が多数。一部孤立地域もある。
・大変な状況ではあるが、生活再建に向けて前向きに取り組んでいる。

(田澤 健司 会長)
大変貴重なお話を伺うことができました。お疲れのところ恐縮ですが、委員の皆さんから質問があれば、答えられる範囲でお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。

(片山 幸一 委員)
自治会の集会所やビニールハウスを避難所にしていると伺いましたが、避難所はどのような判断で決められるのでしょうか。浜松市は市が指定した避難所が多いですが、それだけでは対応しきれないことも考えられます。地域住民が自力で避難所の開設・運営をすることもあるのでしょうか。

(西行政センター 山崎 将明)
人が生活している所を避難所として見なしており、一部では車内で避難生活を送っていた人もいました。避難所運営は地域主体で行っており、行政の補助を必要とせず避難所運営を行なえている地域もありました。

(河口 光善 委員)
災害に備えて自治会でも備蓄品を用意していますが、実際の災害で一番求められるものは何か教えてください。

(西行政センター 山崎 将明)
被災者の多くが「トイレが一番困った」と言っていました。水や食料は2~3日で来たとの事です。また、季節にもよりますが寒さ対策として灯油の備蓄も必要になります。

(藤田 年春 委員)
災害に備えて薪を準備している自治会もあります。実際の災害時に薪は役に立ちますか。備蓄しておくべきでしょうか。

(西行政センター 山崎 将明)
珠洲市の避難所には薪が用意されており、薪を利用して寒さを凌いでいました。季節や環境にもよりますが、備蓄しておけば役に立つと思います。

(中村 久実 委員)
北陸沿岸部に住む知人から「津波警報の情報が全く入らなかった」という話を聞きました。珠洲市も同じような状況でしたか。

(西行政センター 山崎 将明)
そこまでは把握していません。ただ、防災無線からは「テレビやラジオを確認してください」としか流れず、地震や津波の詳細な情報は流れなかったという話を聞いたことがあります。

(中村 久実 委員)
防災無線は実際に災害が起こらなければ鳴るかどうか分かりません。地震の大きさによっては機能しない可能性もあるという事を認識すべきです。もう1つ、安否確認がどのように行われていたか教えてください。

(西行政センター 山崎 将明)
初期段階では、避難所で生活している人の人数、物資を受け取りに来た人の人数を把握するので手一杯でした。詳細な氏名・戸籍の確認はこれから行われると思います。また、二次避難で市外に避難した人もいて、全員の安否を完全に把握するのは難しいと思います。

( 3 )地域課題の意見交換 

(田澤 健司 会長)
今回は、ごみの出し方とごみ集積所の管理について意見交換を行います。議論は次回に回しますので、今回は提案者である中野副会長と片山委員から提案の趣旨を説明していただきます。

(中野 幸枝 副会長)
現在、浜松市ではごみ減量の運動が行われています。ごみを減量するには、ごみの出し方を工夫する必要があります。特に可燃ごみには、資源になるはずの雑がみが多く含まれていますが、そもそも雑がみとは何か、どこで雑がみを回収しているのか知らないという人が多いのが現状です。雑がみ回収について行政や自治会が広くPRし、各個人が正しいごみの出し方を知るようにする必要があります。また、ごみ出しを自力でできない弱者の方もいるので、自治会が把握し地域で支援する体制を作るべきです。

(片山 幸一 委員)
高齢者のごみ出し、ごみ集積所の美化、カラス対策、他地区からのごみ持ち込みについて提案します。まず高齢者のごみ出しについては、社会福祉協議会による家事支援事業を活用する事、地域内で助け合う事を呼び掛けています。次に集積所の美化については、自治会による周知活動の成果もあって、ルールに反するごみの量は減ってきました。ただ、そもそもごみの分別は各家庭が責任を持ってやることです。他地区からのごみ持ち込みについては、ポスターやのぼり旗など視覚に訴えるもので対策したいと考えています。

(廃棄物処理課 佐藤 悠樹 副主幹)
ごみ出しについて、「市全体で戸別収集を行うべき」という提案がありました。戸別収集は、ごみの排出者が明確になるので責任を持って分別するようになる、ごみ出しの負担が減るというメリットもありますが、浜松市は人口密度が高くないためごみ収集の効率性が低下する、ごみ収集体制の大幅な転換が求められる、野生動物にごみを荒らされるといった理由から、市全体でごみの戸別収集を実施するのは難しいと考えます。
雑がみ回収については、学校や店舗における雑がみ回収方法の周知、雑がみ回収袋の配布、雑がみ回収ボックスの設置を通し、多くの市民が雑がみ分別に取り組めるよう努めています。また、自治会への雑がみに関する資源物集団回収協力金を高く設定し、自治会等が意欲的に雑がみ回収を行うようにしています。また、環境美化推進委員研修の一環として事例集を作成し、美化活動の優良事例を紹介していますが、今後一層広く周知していきたいと考えています。
ごみ集積所の設置・管理については自治会等が行っており、利用者の範囲や利用条件、利用方法などは自治会等が決定しています。市は、多くの人が共通して利用できるネットや看板の配布などで自治会等の支援をしていますが、ごみ集積所の状況は地域によって多種多様なので、個々の要望に応じるのは厳しいというのが現状です。今回の地域分科会で出た要望については、今後の配付物の参考にさせていただきます。
最後にごみ排出量についてですが、ごみ減量推進課では地域ごとの一人1日当たりの家庭系ごみ排出量をホームページ上で毎月公開しています。浜松市全体でごみ減量は進んでおり、ごみ減量率は全国平均を上回っています。今後もごみ減量に協力していただきたいと考えています。

(浜井 卓男 委員)
ごみ減量目標を達成できなかった場合、有料化に踏み切るというのは本当ですか。

(廃棄物処理課 佐藤 悠樹 副主幹)
市長の定例会見で出たとおり、ごみ減量の進展具合や社会情勢を踏まえて決定するものと考えています。

(浜井 卓男 委員)
正しいごみ出しを促進するには、ごみ集積所にチラシやポスターを掲示すべきだと考えていますが、どこにもありません。チラシやポスターを市で用意していただきたいと思います。また、指定日以外にごみを出す事が廃棄物の処理及び清掃に関する法律16条に抵触するかどうか、確認をお願いします。

(田澤 健司 会長)
浜井委員の要望については次回継続して議論を行いたいと思います。

6 閉会

 


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浜松市役所中央区西行政センター (地域振興担当)

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電話番号:053-597-1112

ファクス番号:050-3385-8176

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