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更新日:2023年3月24日
平成23年度ユニバーサルデザイン市民意識調査報告/3. 回収結果/3-4設問別集計/問1
以降に設問別の集計結果を示す。各設問ごとの単純集計のほか、回答者の属性別のクロス集計、UDの理解度・認知度別(問1)、支援活動への参加有無別(問7)のクロス集計も行い属性や知識・意識、行動別の傾向の違いの確認を試みた。
また、本調査は平成15年度より実施されている調査であるため、継続して設定している設問については、経年変化を踏まえて検討を行った。
なお、年齢の高い層からの回答が多い点、女性からの回答が多い点等、留意が必要であるが、過去の調査と比較しても大きな傾向の相違はないことから、回答者の属性の偏りについては、実際の人口比、男女比等による比例配分は行わず、そのまま集計分析を行った。
この設問については、「詳しく知っている」「知っている」を合わせた割合を、市民のUDに対する「理解度」とし、それに「言葉だけは聞いたことがある」を含めた割合を「認知度」と定義し、集計分析を行った。
経年変化の推移を見てみると、前回調査に対し、理解度が3.8%、認知度は1.7%向上しているが、平成15年度の数値と比較すると大きな変化はなかった。
UD理解度・認知度を年齢層別にみると、10代での理解度・認知度が高く、回答者数は10人と少ないが、その7割がUDを理解しており、残り3割についてもUDを認知しているという結果となっている。これは、10年が経過するUD教育による成果であると推測される。一方、60代、70代の理解度・認知度が比較的低いことから、その年齢層を対象とした啓発を行うことが、認知度を上げていくうえで必要であることが示された。支援活動への参加の有無別では、支援活動に参加している人ほど、理解度・認知度が高くなっている。
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