更新日:2021年8月30日
第3章 第2章に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要4
4 地域別の措置
(1)浜松都心地域
<地域の形成イメージ>
中心市街地活性化基本計画の計画区域を中心とした商業系用途地域の部分です。
JR浜松駅を中心に商業、業務、文化、行政、文教等の高次の都市機能が集積し、またそれと調和する形で都市型の生活が楽しめる(歩いて暮らせる)居住空間も確保します。
浜松市の顔となる「賑わいと風格」を持つ地域で、市内外の人々の交流の拠点となる場の機能も集積します。市外からの人に好印象をもって来てもらうためにも、都市景観の向上に努めます。
こうした機能集積を土地利用面で担保するため、法制度の適切な運用により土地の高度利用、立体的利用、容積率の有効活用を進めます。ただし、安全性、快適性を確保するため、道路等の基盤を十分に確保し、公園等のオープンスペースも形成します。
<措置の概要>
- 「浜松市中心市街地活性化基本計画」に位置づけられた事業との連携を図りながら、核となる大型集客施設、業務施設の立地を誘導します。
- 単身世帯から家族世帯、高齢者世帯まで多様な生活者が住むことができる、利便性の高い中高層を基本とした都市型居住空間を誘導します。
- 都市計画道路浜北米津線及び竜禅寺雄踏線の未整備区間の整備により都心環状線の形成を図り、周辺からの交通アクセスを円滑に処理するとともに、自動車及び歩行者と区分された安全な自転車走行空間を確保します。
- 地域内に歩道や公園、街路樹を整備し、人々の憩える場を創出します。
- 浜松城公園は、市の歴史文化を伝え、新たな交流を創出するため再整備するとともに、広域防災拠点公園として防災関連施設の充実を図ります。
- 馬込川公園は、都心に潤いをもたらす親水・散策空間として整備します。
- アクトシティ浜松等、数多く存在する多様な音楽文化活動施設や生涯学習施設を充実し、本市の魅力を広く国内外に伝える出会いと交流の場を創出します。
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