更新日:2025年1月21日
上阿多古(天竜地区)地域カルテ
上阿多古地区の概要
上阿多古地区は、天竜区の玄関口である二俣から北西方向へ約10kmに位置する山間部で、森林資源と阿多古川の水資源に恵まれた地域である。
上阿多古地区の特徴
- 浜松市中心部より国道152号線を北上し、鹿島橋手前から県道9号線を10km北上すると上阿多古地区に入る。公共交通機関では遠州鉄道西鹿島駅から天竜ふれあいバス「阿多古線」(予約制)を利用できる。
- 高齢化社会の進展と地域環境が変化する中にあっても、上阿多古にずっと住んでいたいと思う生活環境を守るため、行政に頼らず住民自ら創意工夫をして諸事業を推進し地域づくりを展開している。また、高齢者のサポート体制も地域一帯で推進しており、上阿多古地区の団結力を感じる。
- 古くから阿多古地方の地場産品として、地域経済の支えになっていた阿多古和紙の技術が受け継がれてきた。職人の高齢化により阿多古和紙の紙漉き技術を継承していけるか課題となっている。
- 懐山集落で継承されている民俗芸能「懐山おくない」は平成6年12月に国指定重要無形民俗文化財に指定されており、その年の安全、五穀豊穣、子孫繁栄等を祈る舞が上演されている。現在は清竜中学校で数年に1回、地域総合学習の一環として生徒が舞の指導を受けている。
地域カルテ全文
上阿多古(天竜地区)地域カルテ(PDF:2,490KB)