障害種別の特徴

肢体不自由

腕、肘関節、股関節、脳性麻痺など。これらが複合している場合もあります、設備、器具等の補助により高い能力を発揮します。

職場内での移動通路の整備を行います。
必要に応じてスロープや手すりの整備、トイレの整備等の配慮が必要です。

内部障害

心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう・直腸、小腸機能の障害などがあります。

勤務時間などを配慮し、勤務体制は障がいの状況に応じて話し合いで決めていきます。
外見ではわかりにくい障害なので、周囲への配慮ある説明を行います。

視覚障害

全盲、弱視(補助機器で読み書き可能)音声ワープロ等補助器具により高い能力を発揮します。

安心して歩けるように配置を伝え、通路に物を置かないようにします。

聴覚障害

両耳全ろう、難聴、補聴器、口話、筆談、情報機器、手話等で情報伝達します。

手話、筆談、要約筆記、メールなどで情報伝達をします。

• 自分で判断して行動することが苦手です。
• 思っていることを、適切に表現できないことがあります。
• 仕事を覚えるのに時間はかかりますが、一度覚えた仕事はしっかりとこなします。
• コツコツとひとつの仕事を継続し、反復・単純作業などに耐えられます。
• 真面目さ、熱心さといい、他の従業員の見本となる人もたくさんいます。

• 職場の良い人間関係確立
• 敏感・繊細な心を持つ人が多いので、子ども扱いをされることや侮辱されるような言葉は特に嫌います。
• 一人の社会人として接することが大切です。
• 作業工程を細分化、単純化します。
• 仕事を教える場合には、手順や見本を示し、繰り返し練習してもらう工夫をします。

• 仕事熱心です。(まじめ、几帳面、堅実、綿密)
• 責任感が強いです。(誠実・律儀・凝り性・勤勉)
• よい性格です。(優しい・親切・善良・家族思い・人付き合いがよい)
• 疲れやすい。ストレスに対する耐性が弱いです。
• 長時間の集中ができず、周りに気を取られやすいです。
• 臨機応変に判断する事が苦手です。
• 新しいことに対する不安が強く、緊張しやすいです。

• 職場のよい人間関係の確立
• 相談員や担当者を配置し、時間をかけ、本人のプレッシャーとならない指導を行います。
• 短時間からの勤務を開始します。
• 作業工程の簡略化
• 日々の体調の把握
• 継続的な服薬と通院機会の確保
• 体調管理のための休日の取得