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更新日:2024年5月15日

第3章 計画の基本理念等2

2.基本目標

基本目標1 地域で安心して暮らすための地域社会への理解促進

“誰もが住み慣れた地域で支え合い、希望を持って安心して暮らすことができるまち”を目指すにあたり、同じ地域で生活する人同士の相互理解が大切です。

地域社会への理解促進を進めるには、啓発・広報活動を行うだけでなく、障がいのある人が地域活動へ参加しやすい環境を整えるなど、様々な人たちと交流し、関係をつくることにより、地域とのつながりを持つことが重要です。

障がいの有無にかかわらず、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会、生涯を通して地域の一員として暮らしていくことができる地域づくりを目指します。

基本目標2 自己決定と自己選択の尊重

障がいの有無にかかわらず、誰もが平等に人権を持つかけがえのない個人として尊重されなければなりません。

障がいのある人一人ひとりの自己決定と自己選択を尊重し、必要とする障害福祉サービス等をはじめとした各種支援を受けつつ、自立と社会参加の実現を図っていくことを基本とします。

また、障がいの特性に応じ、情報を入手しやすい環境整備を進めるとともに、権利の主張が困難な判断能力の不十分な人に対しては、個人の尊厳を尊重したうえで、適切な意思決定の支援を行い、権利・利益の保護を図ります。

基本目標3 地域生活を支えるためのサービス提供基盤の更なる充実

自己決定と自己選択を尊重するとともに、それらを実現できる環境を整えていかなければなりません。自立支援の観点から、入所施設等からの地域生活への移行や就労支援に対応したサービス提供基盤の計画的な整備を行います。

そして、障がいのある人一人ひとりの状況に応じた支援を身近な地域で受けられるよう、サービス提供の拠点づくりを行い、社会福祉法人浜松市社会福祉協議会をはじめとした地域の社会資源を最大限に活用したサービスの提供体制の整備を進めます。

また、障がいがあることに加えて、女性やこども、高齢者であることなど複合的に困難な状況に置かれている場合は、多機関が連携することにより包括的な支援を行うなど、それぞれの状況に配慮したきめ細かな支援を行います。

基本目標4 ともに支え、ともに暮らす地域でつながる“輪”づくり

障がいのある人が住み慣れた地域や家庭でいきいきと暮らすことができるよう、一人ひとりの希望に丁寧に向き合い、心身の状況に応じて適切なサービスや支援を組み合わせる包括的な相談支援により、障がいのある人とその家族を包む“輪”をつくります。

また、個別支援会議で解決できない課題は、障がい者自立支援協議会で地域全体の課題として共有し、解決に向けて取り組みます。

さらに、共生社会の理念に基づき、制度や分野の枠を超えて、地域住民と資源がつながり、障がいのある人とその家族を包む“地域の輪”をつくり、地域の支え合いによる重層的支援の下で、全ての住民がともに暮らすことができる社会の実現を目指します。

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浜松市役所健康福祉部障害保健福祉課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

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