日本のようにじゃぐちから出る水を安心してそのまま飲める国は、世界中でなんと約やく5％。日本の水道水は水道法ほうという法律ほうりつで51項目こうもくもの水質すいしつ基準きじゅんが決められています。

私わたしたちが1年間でわかすお風呂ふろのお湯の量りょうは、約やく73,000Lにものぼります。残のこったお湯を洗せんたくに使うなど、いろんな工夫くふうが節水せっすいにつながります。

台所や洗面せんめん台の水だけではなく、トイレの水も同じ水道水。消毒しょうどくされたきれいな水なので、清潔せいけつに暮くらすことができます。ちなみに、トイレで流してよい紙は、水にとけやすいトイレットペーパーのみ。ティッシュペーパーは水にとけにくいので下水道管かん（汚水管おすいかん）をつまらせる原因げんいんになります。

水道水は10Lあたり約やく1円。みんなの家の外にある青いボックス中の「水道メーター」という機械きかいで、使った水道水の量りょうを測はかっています。検針員けんしんいんさんが2ヶ月に1度みんなの家に足を運んで、この水道メーターを確認かくにんし、水道料金りょうきんが決められています。

屋根に降ふった雨は、雨どいなどを通って下水道管かん（雨水管かん）に流れこみます。下水道管かん（雨水管かん）は、雨が降ふっても町が水につからないように守ってくれています。