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更新日:2025年11月19日

第3章 2050年カーボンニュートラルの実現

1 2050年カーボンニュートラル実現に向けたチャレンジ

2015年の「パリ協定」合意や、2018年のIPCC「1.5℃特別報告書」において2050年前後のCO2排出量の正味ゼロの必要性が示されたことなどを踏まえ、本市は、国に先駆け、2020年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

その後、国においても、「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指すことを宣言しています。

国や県、周辺自治体などとも連携・協力をし、2050年度にカーボンニュートラル・脱炭素社会を実現するため、たゆまぬ取組を進めていきます。

3_1図表3_1温室効果ガス排出実質ゼロの実現

図表3.1 温室効果ガス排出実質ゼロの実現

2 浜松市域“RE100”

2011年3月に発生した東日本大震災は、国のエネルギー政策の転換を迫るものとなりました。本市においても、2013年3月に「浜松市エネルギービジョン」を策定し、“エネルギーに対する不安のない強靭で低炭素な社会”の実現を目指すこととしました。

その後、2020年3月に、2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロに向けた「浜松市域“RE100”」を宣言しました。

「浜松市域“RE100”」とは、市内の総消費電力に相当する電気を、市内の再生可能エネルギー施設で生み出すことができる状態のことを言います。RE100の考え方を参考に、本市が独自に定義したものになります。

松市内の再エネ発電量 ≧ 浜松市内の総電力使用量

【参考】RE100とは ※RE(Renewable Energy)☞再生可能エネルギー

事業活動に用いる電力の100%を再生可能エネルギーで調達することを目指す企業が加盟している国際

的な企業連合。2025年10月現在、世界で446社(日本では94社)が加盟している。 

★浜松市域“RE100”へのチャレンジ目標

  2013年度(実績) 2030年度(目標) 2050年度(目標)

再生可能エネルギー

発電量(MWh)

太陽光発電 154,886 1,117,000 2,005,000
風力発電 51,724 52,000 387,000
バイオマス発電 66,472 169,000 204,000
小規模水力発電

0

16,000 25,000
計(A) 273,082 1,354,000 2,621,000
大・中規模水力発電 2,196,759※1 2,240,000※2 2,787,000※2
計(B) 2,469,841 3,594,000 5,408,000
市内総電力量(MWh)   (C) 5,119,965 4,941,000 5,152,000
再エネ電力自給率 大・中規模水力除くA/C 5.3% 27.4% 50.9%
大・中規模水力含むB/C 48.2% 72.7% 105.0%

※1 市内の大・中規模水力発電(佐久間発電所、佐久間第二発電所、秋葉第一発電所、秋葉第二発電所、秋葉第三発電所、船明発電所、水窪発電所、気田発電所、西渡発電所、豊岡発電所)の2013年の発電量(出典 「図表で見るしずおかエネルギーデータ」(静岡県(令和5年3月))

※2 市内の大・中規模水力発電の2016年の発電量(出典 「図表で見るしずおかエネルギーデータ」(静岡県(令和5年3月)を2030年度の発電量として掲載


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浜松市役所産業部カーボンニュートラル推進課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2503

ファクス番号:050-3730-8104

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