緊急情報
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更新日:2025年9月3日
令和6年(2024年)における全国の自殺者数は前年に比べ1,517人減少しました。ほとんどの年齢階級で減少しましたが、19歳以下の女性のみ51人の増加となりました。その中でも、小中高生の自殺者数は統計のある昭和55年(1980年)以降最多の529人でした。また、原因・動機別に見ると、学校問題は増加し、それ以外(家庭・健康・生活問題等)は減少しました。
現在の小中高生世代は幼い時期にコロナ禍を経験しており、人と関わることが制限され、関わってもらう経験が少なかった世代です。人と関わる経験の少なさから、誰かに相談することや自らSOSを発信することを難しく感じる児童生徒が多いことも、増加の一因であると考えられます。
また、コロナ禍の影響を受けたのは他の世代でも同じであり、1つの自殺には10倍の未遂があるといわれています。小さな変化を見逃さず、その都度適切に関わることが必要です。
浜松市では、国の指針や社会情勢、自殺者の現状を踏まえ、令和5年度に第四次浜松市自殺対策推進計画を策定しています。引き続き「孤立を防ぐ~ひとりじゃないよ、大丈夫。~」の基本理念のもと、若年層や働き盛り世代への対策の充実、多職種の連携によるセーフティネットの強化等、孤立を防ぐための施策を展開し、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指します。
自殺予防週間に関するポスター・チラシを作成しました。当ページで公開する他、市役所本館1階市民ロビー(中央区元城町)でパネル展示します。
この機会に「いのち」の大切さについて考えてみませんか?
また、浜松市の自殺対策啓発事業のひとつである「いのちをつなぐ手紙」の専用便箋を展示会場に置いています。
「いのちをつなぐ手紙」は、平成21年9月10日の「世界自殺予防デー」の日から始まった、全国的にも珍しい手紙による相談事業です。そのほか、「いのち」についてのメッセージやポスターを小学生から募集し、子どもたちに「いのち」の大切さについて考えていただく機会を提供しています。
会場には、子供たちのメッセージを掲載した冊子や、こころの相談に関するリーフレットなども置いてありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
注)市内の一部の図書館でも、自殺対策関連のポスター展示やリーフレットの配架があります。ぜひご利用ください。
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会場 | 開催期間 |
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市役所本館2階西側入口付近(浜松城公園側の入り口を入ってすぐ) |
令和7年9月1日(月曜日)~令和7年9月11日(木曜日)午前12時まで |
浜松市精神保健福祉センター
〒430-0929浜松市中央区中央一丁目12-1県浜松総合庁舎
電話番号053-457-2709
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