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No.7558
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
ぼくの兄は病気でした。ぼくが、3才の時初めて兄の発作を見て、兄が死んでしまうのか?と怖かったのを今でも覚えています。兄がねたらすぐに発作がでることがあるので、お父さん、お母さんは毎日ねないで兄のようすを見ていました。発作がでると救急車が家にきて、兄とお母さんを病院につれていきます。そうするとしばらく入院になり、家に帰ってこなくなります。お父さんは消防士なので家にいない日もあり、兄が入院になると、ぼくは一人でお母さんの実家にあずけられて、家族がはなればなれになる日がありました。兄の病気が悪くなり遠くの病院に入院し、何ヶ月も会えない日もありました。ぼくはさみしくてごはんが食べられなくなった時もあり、おじいちゃんとおばあちゃんは心配していました。お父さんが休みの日はどこかにつれていってくれたりしたけど、やっぱりさみしくて泣ける日もありました。時々、兄が外泊して会いにきてくれたけど、病院にもどる日はなみだが止まらなくてお父さんを困らせていました。そんな生活も何年か続いたけど、今では兄に合う薬が見つかり入院することもほとんどなくなり、家族みんなで楽しく暮らせています。
兄が病気で、つらい時やさみしい時もあったけど、家族みんなで助け合い、兄の命を守ることができてほんとうにうれしいです。
命は一つしかないので大切に、みんなで守っていけることを願います。
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