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No.7557
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
ぼくは、今年の夏休みに家族と長崎原ばく資料館に行きました。昔の日本に起こったことを見ておいたほうがいいと、お父さんが言ったからです。ぼくは長崎に行ったのが初めてだったけど、とてもきれいな街だと思いました。でも原ばく資料館で見た長崎の街は、全然ちがう別の場所みたいでした。
まずはじめに見たのは、原ばく資料館入口にある柱時計でした。街が一しゅんにしてはかいされた11時2分を指したまま、こわれて止まっている時計です。これを見たときぼくはこわいと思いました。でも、わすれてはいけない時こくだとお父さんが言って説明してくれたので、しっかり見ようと思いました。また、原ばくでこわれたブロックや給水タンク、溶けたビンやボロボロになった服、かべに残ったハシゴと人のかげや真っ黒になって死んでしまった人の写真などを見て、どれもこわくて悲しい気持ちになりました。なぜかというと、人がつくった兵器でたくさんの人の命と思い出をうばってしまったからです。死んでしまった人たちは、もっと生きていたかったはずです。大切に守っていきたいものがあったはずです。その気持ちをうばっていい人なんていません。
家族や友達と笑い合って泣いたりおこったりできることが当たり前な今を、とても大切で幸せな時間なんだとぼくは思いました。ぼくは、ぼくの人生を一生けん命生きたいです。
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