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死ぬことを考えることは生きること

No.7550
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、少し前まで「死ぬとはどういうことなのだろう」とばかり考えていました。
 こんなことを考えるようになったのは、家で飼っている大好きな犬がぼくより先に死んでしまうかもしれないと思ったからです。犬は今年6歳でぼくより年下だと思っていたのですが、人間だともう40歳くらいだということでした。大好きな犬が死んだらどんなに悲しいだろうと考えていたら、そもそも「死ぬ」とはどういうことなのかと思い始めたのです。
 ぼくはしばらく「死にたくないな」「死んだらどうなるのかな」とばかり考えていました。でも、いくら考えても答えは出ませんでした。
 だから、死ぬことを考えるのは少しおいておくことにしました。死ぬことを考えているときぼくの心はざわざわしていて、楽しくありませんでした。
 そこでみんなそうだけれど、ぼくもいつ死ぬか分からないので、楽しいことや好きなことを考えていた方がいいと思うようにしました。そうしたら心が少し軽くなりました。
 けれども死は誰にでも必ず訪れます。だから死ぬということをたまには考えることも大切だとも思いました。そうすれば限りある命を大切にして生きていくことに繋がると思うからです。

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