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マンドリルも人も同じいのち

No.7545
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ひと月に二回くらい、私は家族とのんほいパークに行っています。パーク内には何がどこにいるかも分かってしまうくらいに、はあくしています。その中でも私のお気に入りはマンドリルです。一匹一匹の名前も覚えていて、とくに私の好きなマンドリルはオヨメ(メス)です。
 オヨメは、その時お腹に赤ちゃんがいました。ひと月に二回のペースで会いに行くと、オヨメも私の顔を覚えてくれているようで、ガラスごしに近づいてくれます。体の小さいオヨメのお腹が会いに行く度にどんどん大きくなっていきました。その様子を見て私は、どんな赤ちゃんが生まれてくるのだろうと、わくわくしました。
 ある日、いつものようにオヨメに会いに行くといつもの場所に姿がありません。となりのエサを食べる時に入る部屋をのぞくと、なんと顔がまだ人の肌のように白い小さな赤ちゃんをオヨメが抱っこしていました。近くに飼育員さんがいたので、いつ生まれたのかと聞くと、「ちょうど昨日生まれたばかりだよ、生後2日だね。」と教えてもらいました。オヨメのお腹はふくらみがなくなり、その変わりに赤ちゃんを抱いています。あのお腹からいのちが生まれたんだ!っと実感できました。
 私のお母さんも私を産むためにお腹を大きくして、大変な思いをして私を産んでくれたんだと、いのちを守る大変さ、いのちが生まれてくるうれしさをオヨメを通して感じることができました。オヨメの赤ちゃんがこれからもずっと元気に育ってくれることを願っています。

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