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No.7537
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
僕の家の庭にハナミズキの木があります。4年前の夏の日、その木にひんぱんに出入りする鳥の姿を見かけました。気になり木をのぞきこむと鳥の巣があり、その中に卵がありました。鳥のお母さんは卵を温め続け、やがて無事にひながかえりました。
鳥のお母さんは、毎日虫などのエサを取ってきては、ひなたちに与えていました。ひなは6羽いたので、お母さんはとてもいそがしそうでした。
数日後、浜松市に台風が直撃しました。お母さんが必死にひな達を守るように巣にすわっていましたが、心配になって見に行くと、巣がこわれていてひな達が地面に落ちてしまっていました。このままでは、死んでしまうと思い、麦わら帽子を巣の代わりにしてひな達を拾い入れました。ひなは、とても軽く温かかったです。
その後、無事に大きくなったひな達は、だんだんと飛べるようになり、巣立っていきました。ですが、1匹だけうまく飛べない鳥がいました。お母さんは、一生けん命飛び方をおしえていましたが、なかなか飛べません。少しずつ巣からはなれた所に移動しているようでしたが、しばらくして様子を見に行くと、ひかれてしまっていたひなの姿がありました。僕は、悲しくて悲しくて泣いてしまいました。ですが、鳥のお母さんは、僕以上に悲しかったと思います。虫や動物、魚、人間も命をつないで生きています。なのでもっと命を大切にしていきたいと思いました。
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