緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

いのちをつなぐ手紙

No.7384
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、「死ね」という言葉が大きらいだ。友達が毎日のあいさつと同じようによく使う言葉だ。そして、その大きらいな言葉をぼくも使ってしまう時がある。悪口を言われた時、ぼう力をふるわれた時、イライラしてつい言ってしまうことがある。とてもいけない事だとわかっている。言った後も言われた後もすごく苦しい気持ちになるからだ。
 でも、その言葉を絶対に言えない相手がいる。家族だ。大切な家族にだけは絶対に言いたくない。家族がある日とつ然死んでしまったら、ぼくはさみしさにたえられなくなって、神様に「ぼくもつれていって」とお願いするかもしれない。ぼくに「死ね」と言う友達にも家族や大切な人はいるはずだ。一つの命は何人ものその命を大切に思う気持ちで支えられていると思う。だから「死ね」なんてかんたんに言ってはいけないと思った。
 この手紙を書きながら、ぼくはたくさん想像した。想像したら友達を思いやる大切さに気づいた。ぼくは、友達みんなが相手の立ち場を想像して、悪口ではなくやさしい言葉をかけ合えたらいいのにと思った。どうかそんな日がきますように。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?