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ぼくの弟から学んだ命の大切さ

No.7374
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 7月の終わりごろ、ぼくの弟が生まれました。ぼくには、7才と、生後間もない弟がいます。ぼくは、三男が無事に生まれてきてくれて、本当によかったと思いました。
 秋の夜、ぼくは弟(次男)と一緒に、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいることを聞き、弟と泣いて喜びました。その後一時低置胎盤になってしまい、お母さんからもらった栄養を赤ちゃんに届ける器官の位置が下がり、帝王切開になるかもしれないと聞いて、とても心配しました。少しでも安静になるようにお手伝いをして正常に戻ってくれました。しかし予定日を一日…二日…三日過ぎても生まれず七日目の朝、やっと無事に生まれてきてくれて安心しました。お母さんは、産後吐き気や頭痛があったようです。とても大変でしたが、今では五人家族として暮らしています。
 誕生日というのは、お母さんが頭痛やめまいがあっても、命懸けで一生懸命生んでくれた日ということを、忘れないでほしいです。
 今、自分の命を自分で落としてしまう人、自分の手で他人の命をうばってしまうということがあります。しかし考えてみてください。自分がどれだけ多くの人に支えられて、今、ここまで生きてこられたか。お母さんが命懸けで生んでくれた自分を、自ら殺めてしまうのは間違っているのではないかとぼくは思います。だから、自分で自分を傷つけたり、他人を傷つけるのも、だめです。自分の行動や言動一つで、人の心や体は傷ついてしまいます。
 命というのは、親からもらった大切なものです。命は、大切にしましょう。

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