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No.7366
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
ぼくの父は、今年4月に亡くなってしまいました。父は、4年半前、重い病気にかかってしまいました。それは、がんという病気で、肺の周りに水がたまってしまって、歩くだけですぐに息が切れてしまいました。階だんを上る時や下りる時も、息が切れてしまって苦しそうでした。その苦しそうな体でも、ぼくや兄弟や母のために、入院する直前まで働いてくれました。そんな父から、病気に負けないで生きのびてやろう、という強い気持ちが伝わってきました。
父が薬を飲みたそうな時は、ぼくがお水を持っていきました。あと、父が少しでも楽になるように、父の荷物を運んだり、つえを渡してあげたりしました。でも父は人に助けを借りることが好きではなかったので、体がつらくても、何でも自分でやろうとしました。そんな父は強い人だと思いました。病気で体がつらいのに、一生けん命に生きようとする姿が、今でも目に焼きついています。父のように、生きたくても生きられなかった人もいます。だから命をそまつにしては、いけないと思います。
ぼくには、命があります。今、命があって健康に生かしてもらっているのは、当たり前のようで当たり前ではないということを母から聞かされました。命があって、毎日元気に過ごせることに感しゃしなければならないと思いました。これからも父の気持ちや姿をわすれずに、ぼくも一生けん命に勉強や運動をがんばって、毎日を生きたいと思います。
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