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大切な人

No.7336
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 一昨年の7月13日に、大好きな祖母が亡くなりました。祖母が入院中、学校が休みの日は、毎日病院に行きました。1日目、2日目、3日目は、祖母もとても元気でした。しかし、1週間ぶりに病室に入ったら、祖母は話せなくなっていました。涙があふれそうだったけれど、祖母は体がつらいのに、私が泣いたらだめだと思ってがまんしました。
 それから、しばらく経って、私が学校から帰ってきた時、母から祖母が亡くなったと伝えられました。初めは、うそだと思っていましたが、母の目は悲しそうで、真剣でした。私の目からは、大つぶの涙がたくさん出ました。姉と私で大きな声で泣きました。
 しばらくは、悲しい日々が続きました。何をしていても笑えず、涙があふれる毎日でした。母は、毎週のようにいとこの家に連れていってくれました。そうすることで、大きな悲しみが少しずつ小さくなっていきました。
 あれから2年たった今、祖母のことを思い出しながら、姉と祖母のことを話したりおはか参りに行ったりしながら、私の心は、だんだんと元気になりました。
 私の心の中で祖母は生きています。命はずっとつながっていると感じます。

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