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ペットとおわかれした日

No.7316
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、ペットの犬と家族で生活をしていました。名前はココアで、お母さんがまだ社会人で仕事をしていた時に飼っていた犬でした。色がココアの色だったのでそう名付けたそうです。
 ぼくが生まれたときから、ぼくはココアといっしょに生活してきました。けれど、そんなココアとおわかれする日が来てしまいました。
 もうかなり年寄りで弱ったココアは、動物のお医者さんによると、今死んでもおかしくないと言われたそうです。ある朝、起きるとお父さんが寝室にいて、お母さんに何か伝えていました。ぼくがなんだろうと思っているとお母さんが「ココアが死んじゃったよ。」と言いました。
 ぼくは、一瞬、呆然としました。理解するとすぐにお母さんと一緒に寝室を出てリビングに行きました。そこには、大きいダンボールに毛布で包まれたココアがいました。
 ココアは死んでしまったのです。目の奥から生温かいものが出てきました。それはお母さんもお父さんもでした。弟も起きて死んだココアを見ていましたが泣きはしませんでした。
 その日は学校を休んで家族でココアのお葬式をしました。お母さんの家族が来て、ココアに送る手紙やドッグ用のおかしを一緒にあの世に送りました。どの生物にも寿命というものがあるので、ペットを飼っている人にはペットといる時間を大切にしてほしいです。

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