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No.7179
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
小学2年生の秋、私は入院することになりました。とつぜん大きな病気がみつかったからです。
入院生活は、ご飯が3食出ました。好きな物が食べられず、薬の副作用ですぐにはきけがして、ごはんがあまり食べられなくなり、やせてしまいました。なので病院の栄養士さんと相談して、やきおにぎりやカレーやコーンフレークに変更したりしましたが、すぐに味がしなくなってやめてしまいました。病院のごはんは、はきけが感じられるようになり、あまり食べられなくなってしまいました。なので、退院してから食べたい物リストを書いていつもながめていました。そのころの私は一時退院して好きな物を食べるのが楽しみでした。
入院中は体に管がたくさんはいっていました。おふろにはいるとき、管は水にぬれてはいけないしすこしあたるとぬけそうでびくびくしながら入りました。夜、点滴のコードが足やうでにからんでぬけそうであまり寝返りをうてませんでした。この2つが特にきらいでした。なので100回ぐらい寝返りしてもぬけないでほしいと思いました。
大きな手術がありました。手術のあとは水しかのめませんでした。おきあがってトイレにいくだけでも、だれかのささえが必要でした。泣きながら歩きました。10年の人生で一番いたかった出来事でした。
今私は、元気で学校に通うことができています。先生や家族や病院の人たちに、ありがとうとあらためて思いました。今の私があるのもたくさんの人のささえがあるからです。このことは一生わすれないと思います。今私がいることをほこりに思って生きていきます。
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