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心と心のつながり

No.7173
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 私が小さかったころ、大きいおじいちゃんが亡くなりました。火葬の前、棺おけにお花をそえるとき、周りのみんなは泣いていました。けれど私は悲しくなかったし、泣いてもいませんでした。きっとそれは人が亡くなって、いなくなってしまうことを小さいときはあまり考えなかったからだと思います。
 そして、大きくなったころに大きいおばあちゃんが亡くなりました。大きいおじいちゃんよりもたくさん話をしたし、思い出も鮮明に覚えている。そんな人が亡くなって、最初は理解が追いつきませんでした。そして、「もっとこうすればよかった」そんな気持ちが込み上げてきて、すごく悲しくなりました。いつもやさしく笑いかけてくれた人が、話しかけてくれた人が、目をとじてぴくりとも動かない。そんな状況を目の当たりにするのは正直、すごくつらかったです。
 でもその後、ある会話の中に出てきた言葉にむねを打たれました。それはおばあちゃんに「大きいおばあちゃんが亡くなってかなしくないの?」と聞いたときです。おばあちゃんは「心の中にいるから悲しくないよ。」と言っていました。その言葉で私は、人と人は心でつながっているのではないのかと、考えました。この文でしょうかいしたように、身近な人が亡くなってしまうことはすごくつらいことです。私は、もっとこうすれば・・・という後悔が多かったです。なのでみなさんには、身近な人たちを大切に、そしてたくさん話してほしいです。

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