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おじいちゃんの命から学んだこと

No.7103
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 今年の3月に、私のおじいちゃんが亡くなりました。コロナで何年も会えていませんでした。ビデオ通話で会ったおじいちゃんは、元気だったころのおじいちゃんに比べるとやせ細って会話もできないぐらい元気がなくなっていました。お母さんは、
「もしかしたら、おじいちゃんの命は、もうそんなに長くないかもしれないね。1回ぐらい会えるといいね。」
とさみしそうに言いました。私は、その話を聞いて、そんなに早く亡くなってほしくない、もっとおじいちゃんと話をしたいと思いました。
 しかし、その願いは叶いませんでした。おそう式で会ったおじいちゃんは、冷たくて細くて固かったです。生きていた時のおじいちゃんは、笑顔であたたかく、もちもちしていて亡くなったおじいちゃんとは正反対でした。命は1つしかなくて、もうおじいちゃんには会えないけど、もう1度おじいちゃんに会いたかったです。
 おじいちゃんは、最期までがんばって生きぬくことを教えてくれました。だから私は、自殺したりせず最後まで命を大切にしながら生きていきたいです。そして、ワガママを言わずに優しく、今私の周りで生きている人と一緒の時間を大切に過ごしていきたいです。
 おはかまいりで、天国にいるおじいちゃんに、私達はおじいちゃんの分までいっしょうけんめい生きるから見守っていてね、と伝えました。おじいちゃんが笑っている気がしました。

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