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一つだけの命

No.7098
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、家族の命をなくしました。それはおばあちゃんです。ぼくが6才のときにおばあちゃんが亡くなってしまいました。そのときは、死んでしまうとどうなるのかそんなに分かりませんでした。しかし悲しいことは確かでした。
 おそう式に行くのはおばあちゃんのおそう式が初めてなので、何をするのかよく分かりませんでした。ただ覚えていたのは、おばあちゃんがほねになってしまったことだけでした。
 この作文を書くにあたって、母からおそう式のことを改めて聞きました。お別れの前にひつぎにお花を入れるんだよと聞いて、そのことを想像したら悲しい気持ちになりました。
 おぼんやおひ岸には、家族でおはか参りに行きます。この夏休みにもみんなでおはか参りに行きました。お花がきれいにおそなえしてあって何だかうれしかったです。おはかにお水をかけて、「いつも元気にしているよ。」と、おはかに声をかけるようにしています。目をつぶって手を合わせると、おばあちゃんがぼくを見守ってくれているようで心が温かくなりました。おひ岸には、おばあちゃんの大好きなおはぎを持って、またおはか参りに行くのが楽しみです。
 おばあちゃんが亡くなってしまったのは悲しいけれど、おばあちゃんがいたからぼくの命があると思うので、この「一つだけの命」を大切に、一日一日を楽しく生きていきたいと思います。

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