緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

いのちをつなぐ手紙

No.7074
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくには弟と妹がいます。弟は4才、妹は1才になりました。ぼくが4年生になった4月に生まれた妹はあっというまに大きくなって、もう自分で歩けるようにもなりました。
 妹は〇〇〇という名前で、ぼくもみんなも「〇〇ちゃん」と呼んでいます。〇〇ちゃんが生まれた時、コロナのせいで病院に行くことができませんでした。ママと〇〇ちゃんが家に帰ってくるまで、ずっとドキドキしてました。退院してきて、初めて〇〇ちゃんをさわった時やわらかくて、あたたかくて、お人形のようでした。ママが「あなたもこんなに小さかったんだよ。」と教えてくれたけど、信じられませんでした。
 〇〇ちゃんが1才になった時、アパートからいっけん家にひっこして来ました。「新しいお家には階だんがあるから、みんな気を付けてね。」とママとパパが言っていました。階だんの上にも下にもゲートを付けて、みんな気を付けてすごしてました。ある日ぼくは、2階から降りてくる時、上のゲートをしめ忘れてしまいました。ぼくについてきた妹がヨチヨチと階だんを降りて、階だんから落ちてしまったのです。ぼくはふるえました。涙も止まりませんでした。
 「〇〇ちゃん死んじゃったらどうしよう…」本当にこわかったです。ママとパパに怒られたけど、その後ママが泣きながら言いました。「人間なんて簡単に死んじゃうんだよ。あなたも〇〇〇も〇〇〇も、誰も死んでほしくないからね。」と。
 命を大切にしないと、人は簡単に死んでしまう。今回はけがも無くて良かったけど、あらためて自分を、弟や妹を大事にしようと思いました。ぼくはお兄ちゃんだから、2人を守れるようになりたいです。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?