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ぴょんちゃん

No.7072
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 まだわたしが、3才ごろの時のことです。わたしは、自分のわがままでお父さんに、うさぎが飼いたいと言って、家で1匹のうさぎを飼っていたことがあります。
 名前は「ぴょんきち」。いつもぴょんちゃんとよんでいました。小さくてコロンと丸くて毛がやわらかかったのを覚えています。でもぴょんちゃんは、たった2年くらいしか生きられませんでした。おなかの中に悪いきんがふえたことによる病気だったと知ったのは、ぴょんちゃんがいなくなったずっと後のことでした。小さかったわたしは、ぴょんちゃんがいなくなった時、「かなしいね。さみしいね。」と言っていたと聞いたけど、小さいわたしに1つの命が終わる意味は全く分かっていなかったと思います。今、この年令になって、この手紙を書くことになって、心にモヤモヤを感じています。なぜかというと、うさぎはかんきょうの変化やストレス、愛情不足などで弱ってしまうこともあると、本で見たからです。もしかしたら、ぴょんちゃんはさみしかったのかなとかストレスがあったのかなと、思ったからです。
 人の命も動物の命も、大切な命だと今なら分かります。大切な人がいなくなるって本当に悲しいことです。自分から死を選ぶ人が多いことも知り、悲しい気持ちになりました。
 小さかったころの自分は、何も分からず何もできなかったけど、これからは、何かできると思います。なやんでる人がいたら、一緒に考えてあげることができます。話を聞いてあげることができます。全然すごいことはできないけど、少しずつでも、だれかの力になれるように心がけたいと思います。

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