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いのち

No.7027
小学校5年生

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

 ぼくは、10年前の9月に生まれました。母のおなかにいたころと合わせると、命をもらってから11年です。
 ぼくは、母のおなかに命が宿った時、無事に生まれてくるか分からないと、医者に言われたそうです。母は毎日のように病院に行き、おなかの中のぼくがちゃんと育っているかを確にんしました。
 2011年9月。ぼくは元気に生まれました。けれど、その3日後、救急車でNICUという所へ運ばれてしまいました。母はたくさん泣いたそうです。父も兄も、すごく悲しかったそうです。大変な事がいっぱいあったけれど、今ぼくは元気いっぱいに生きています。
 ぼくが生まれたその年は、東日本大しん災があり、多くの命がうばわれました。ぼくは記おくは無いけど、父母から命の大切さ、小さい兄とおなかにあるぼくの命を守るという強い気持ちだったと今でも聞きます。父母の体験や感じた事、思いを聞いてぼくは心がギュッとしめつけられるような不思議な気持ちになりました。
 3年前に亡くなったひいおばあさんとのお別れが、とても悲しかったことを思い出します。「命とは…。」大切な人との別れは、いつか必ず来ます。父母からもらったぼくの命。ぼくはその命を絶対に大切にしなければいけません。命は1人に1つしかありません。家族の命、友達の命、自分の命、生きているものの命。全てを大切にしていきます。

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