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No.7026
小学校5年生
【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。
命って何だと思いますか。人の体は、水やタンパク質、脂質から出来ています。けれど、それらの物質を集めても、決して人間にはなりません。命は工場などで人間が作るものではないと思います。考えてみると、私の命は母と父がいなければ生まれなかったはずです。だとしたら、命は自分から作るのではなく、与えられたものだと分かります。
私は自分の名前が気に入っています。私のこの名前は両親からもらった、最初で最高のプレゼントだと思っていました。しかし、考えてみれば命こそ、親からもらった最初のプレゼントだと思うようになりました。命も名前も、自分で作りだしたものではありません。与えられたものだと分かりました。
命は物質を集めても生まれないと書いたけれど、人の命には、心が宿っていると思います。心がなければ、命ではないのかもしれません。では、心はどうやって育つのでしょうか。私は、小説を読んだり映画を見たりすると、とても感動します。先生にほめられたり、友達にはげまされたりすると心が動きます。本や映画や人の言葉で、心がゆさぶられます。心は言葉によって育つのでしょうか。しかし、生まれたばかりの私は、言葉を知らなかったはずです。そんな私に、両親はいっしょに笑ったりいっしょに泣いたり、本を読んでくれたりしました。いっしょに過ごしたことで私の心が成長したのだと思います。私の命や名前を与えてくれ、心を育ててくれた両親に感謝しています。
命は親から与えられたもので自分で生みだしたものではないけれど、その命を輝かせるのは自分しだいだと思っています。自分の命や名前をより素晴らしいものにするために、親への感謝を忘れずに、精いっぱい生きていきましょう。
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