自分で守れる自分の命

【ご案内】このページでは、浜松市内の小学5年生の方から「いのちの大切さについて考える」をテーマに募集した作品のうち、公開に同意をいただいたすべての作品を掲載しています。ぜひ他の作品もご覧ください。また、無断転載は固くお断りします。

　私は、夏休みに沖縄のひめゆりの塔へ行きました。そこで私は、ひめゆり学徒隊の存在について知りました。私より少し年上のお姉さんたちが戦争に巻き込まれていたと知り、とてもショックを受けました。
　そこで、家に帰ってきてひめゆり学徒隊について調べてみました。その中で、一番衝撃的だったのは、「日本人として恥ずかしくない死を。」といって、手榴弾を渡されていたことです。捕まるぐらいなら自分で自分の命を絶つのが美徳だと教えられていたのです。そこで死にたくなくても死ななければならない人がいたのです。
　さて、9月1日は子どもの自殺率が1年で最も高い日です。新学期が始まるのでゆううつになる子が多いそうです。でも私は、自殺してしまう子に言ってあげたいです。「今は、みんな自分で自分の命を絶たなくてもいいんだよ。」と。